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破壊神、この世界を救う為に冒険者なう  作者: シベリアンハスキー(駄犬の翠月)
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前進

日向「なんか新シリーズ唐突に始まったね。」

燐「大丈夫だ!私達も出るから何も心配などない!」

日向「とはいえ…ここどこ?」

燐「おかしいな…森なんてないのに…」

日向「一直線だったじゃん!」

燐「あれ?あれ?」

日向「かなりかかりそうで怖い…」

綾「(´-ω-)スヤァ...」

_人人 人人_

> 寝てた <

 ̄Y^Y^Y^Y ̄

ラル「俺が力を貸そう。」

リヴ「ありがとう!仲間とはいえ、正式な身分証明が出来ないと完全にパーティメンバーとして入れることは許されていないの。」

ラル「そのままじゃダメなのか?」

リヴ「ええ。このメンバーリストに登録すれば完成よ。」

ラル「メンバーリスト?」

おそらく名前を書くだけの出席表のようなものだろう。

リヴ「うーん…簡単に言えばパーティメンバーの能力情報を見ることの出来る特殊な機械のようなものなんだけど…。」

レン「ところで、そのポケットの中にあるカードは違うのか?」

ラル「ポケット?…これか。」

ポケットの中には僕の名前と身分証明になる文(年齢は詐称だった)が書いてあるカードが入っていた。

こんなの持っていたっけ?と必死で思い出すが、全く見覚えのない物だ。何故こんなものを持っているのやら。

リヴ「なになに…レベルは10…

最大値10として

力10

魔法10

素早さ8

防御6

魔防6…あなたかなり強いじゃない!」

ラル「本当か!?」

よかった。これで活躍できる。

リヴ「あ、でも運が…1…。」

ラル「」

リヴ「う、運なんてこんなの迷信みたいな物だから信じる必要はないのよ!?」

うん。ありがとう、必死のフォローが痛いよ。

ラル「それはそうとして、これで俺はあんた達の役に立てるんだな?」

リヴ「ええ。」

レン「歓迎するぜ。」

U「…。」

ラル「今日からよろしく頼む!」


2人はそれを待っていましたと言わんばかりに色々装備を出してくれた。

リヴ「この道具の使い方はわかる?」

レン「モンスターについてわからないことがあったら言ってくれ。」

それに関しては嬉しいが、ただ1人、隊列の後方で震えながら付いて来ている少女だけは特に気になっていた。

ラル「こっちに来いよ。」

U「…。」

Uと言ったっけか?その少女は2人の制服らしき服とは違い、かなり寒そうな薄着だった。

ラル「なぁ、あのUって奴についてだが大丈夫なのか?」

僕は隊列の前の方にいるレンに小声で話しかける。

レン「うーん…実は何度か服をしっかり着るようには言ったんだけど、なかなか気に入った物が無いみたいで…。」

リヴ「知らない?Uは前に凶暴な龍を相手にしたギルドメンバーが彼女以外全滅しちゃったんだって。」


それはそれはとてつもなく恐ろしい光景で、血の海に沈む肉塊の山に1人座っていたみたい。何故彼女だけ生きていたのか、そして何より差が大きすぎるレベルの敵を相手にして、それに勝っていたという事に当時の人は驚きを隠せなかったみたいで、名前を聞いても「無い」と言うから【(アンノウン)】と名付けたみたい。


ラル「…。」

成程、どうりで距離感があると思ったらそういうことか。

でも、ずっとそのままだと絶対風邪引くよ…。

ラル「これ、着るか?」

僕はUに寄って自分の着ていたコートを脱ぎ、着せてあげた。

U「あった…かい。」

レン「どうやらそれが気に入った見たいだな!」

あたりを見張っていたレンがこちらに話しかけてくる。

U「…あり…とう…。」

Uが小さな声で話す。おそらく感謝しているのだろう。

リヴ「あの服嫌いな彼女がね…不思議ね。」

レン「ここのパーティはオレも含めてヘンなのばっかりだな!」

リヴ「ちょっと!私も入れるの!?」


それから5分程歩いていたら、かなり大きな街が見えてきた。

リヴ「あれが極東国第4王国、ローレンスよ。」

レン「…ッて言ってもわかりにくいな。スッゲェ簡単に言うとだな?」

レン「この世界は五つの大きな国があって、その中の一つとしてこの【極東国】って国があるんだ。極東国にもまたいくつかの国があってだな…このローレンスはその中でも最も大きな国なんだよ。」

ラル「成程な…。」

丘から見下ろすローレンスはとても広く、まるでそこだけ別の空間を切り取ったように不自然に見えた。

リヴ「私達はあそこを目指すの。」

レン「まだ少しかかるが、行こうか!」

3人「おーっ!」

U「ぉ〜…。」

綾「最近近くのスーパーで安売りの物を見てしまうとついつい買いたくなってしまう病気が治らなくてどうしようもない綾と!」

U「…ゅ…U…の…。」

綾「次回予告コーナー!」

U「れん…あの人…怖い…。」

綾「何と言ってもやはり卵の安売りがどうしようもなく買いたくなってしまうんです!1パック50円とか!ね!?わかりますか!?」

U「うん…。がんばる。」

綾「かぁーっ!それを手にした時の喜びと言ったら…もうたまりません!Uさん!この気持ちわかりますか!?」

U「…うっせぇ。」

綾「そうだ!今度一緒に買い物に行きましょうよ!」

U「…ぶっころすぞ。」

綾「そう仰らずに!きっといいm」

U「…じかい、【出会い】…楽しみに、してて。」

綾「あーちょっとまって!もう少し話さs」

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