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序章プラス第一話

作品を書くのは初めてですが、どうか暖かい目で見守っていてください。

 空から大きな光の柱が九つ、国を囲む用に降り注いでいた。その光は徐々に徐々に自分と兄のいる場所にちかずいてくる。

 

 「計画は実行に入った今から本計画の最終フェイズ『星の意思』の抹殺を開始する」

 

 「何を言ってるの兄さん?」

 

 右手に銃、左手に直剣を持って佇んでいる兄。


 「悪いがこの国とお前を消させてもらう」

 

 「どうして!?」


 右手に持っている銃を空に向ける兄。


 「央都で待つ」

 

 「えっ?」


 空にむけて銃声が鳴り響く。発射された銃弾が放たれた直後に弾丸が砕け散り青白く輝きながら兄の周りを覆っていく。

 突如ダンッ!という足音が聞こえ同時に光が強くなり兄の姿が消えていた。

 すぐ側まで来た光の柱に僕は呆然と立ち尽くしていた。




    

~第一章 精霊都市セルフィンドでの出会い~




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 大国セルフィンド正面門側の守りの森に、使い古したマントを羽織っている少年と妖精のような少女の姿があった。


「この森を抜ければ街に入れるらしい。」


「さっさと街に行って休憩したいわねっ!」

 

 今はじめに喋ったの

少年の次に喋った者は妖精のようで、背中から羽を生やし背丈は20センチほど。白いワンピースのような服を着て、体の線はとても細く、スレンダーである。


少年、つまり俺と妖精のルアは旅をしている。央都を目指す旅を。そして、その旅の


この守りの森は文字どうり王国セルフィンドを守るように囲んでいて、森の木々はこの世界全てを覆い尽くす砂の上にはえている。


砂の魔力を吸って成長し、より強固になる性質があり、その硬さを利用して国の周りにこれを植えて守りとしているのだが、この木々と砂の様々な効果により、砂の魔獣、砂獣(さじゅう)が大量発生しており。他国からの侵入を妨げている。




2人は森に住む魔獣を警戒しながらゆっくりと森を進む。

森の三分の一くらいを行くと、近くに




 


 「ああ、ルアやっと来たのか」

 

 「やっと来たのかじゃないわよ!何私を置いてってくれてるのよ!」

 

 癇癪を起こしている小さな女の子はルアと言う名前だ、ルアは光で出来た羽を出して空を飛んでいる。


 「何その子!精霊!?」

 

 「気になるかしら、フフフ、ならば教えてあげましょう。私は大妖精ルア様よ!!!」

 

 大妖精を名乗るルアは得意気に小さな胸を誇らしげに反らしている。


 「えっ!妖精ってあの妖精?実在してるなんて思ってなかったわ!」

 

 「どうよ!敬いなさい!」

 

 「すごい!妖精なんて!あなた本当にすごいわね!あっ!そういえばあなた名前は?」


 「えっ、ああそうだったな。俺の名前はステルだ」

 

 「そう、それがあなたの名前なのね」


 名前を聞いて少し笑みを浮かべた女。


 「あなた、何でこんな所にいるの?」

 

 「俺は、央都に向かってるんだ」

 

 「やっぱり」

 

 「やっぱりって?」

 

 「こんな砂漠を旅してる人なんてだいたい商人だけどあなたは商人ではなさそ」

 

 「ちょっと待ちなさいよ!」


 割り込んで来た謎の声は女の胸元から聞こえ来た。


 「ちょっとトア邪魔しないでよ」

 

 「何言ってるのよイレーネ!こんなわけのわからないやつ連れてっていいの!?」

 

 先ほど名前を聞いてきた女はイレーネと言うらしい。イレーネの胸元から聞こえる声はトアという名前のようだ。


 




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 


 一同は今、森の中を進んでいる。森の中には木々が生えているがそれ以外の植物らしき物は見当たらない。ここは森といっても砂漠の上にあるのでこの木々以外の植物はないのだ。しかし逆にこの木だけ生えているの理由がある、それは砂である。この世界の砂漠の砂は生活に置いて重要なエネルギー源なのである。この砂が結晶化した物を魔法結晶と言い高価取り扱われ、その魔法結晶を使いレプリカ魔法を使う事ができるようになるらしい。そんな砂の力で進化したのがこの砂漠の木である。この森の木はマジックウッドと言う名前でとても固いのが特徴だ。その木の根は15mもの長さらしい。木の枝を切り加工を加えると自分に合った魔法を使う事ができる。

 森を進む中ステルがイレーネに話しかける。

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