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春の縁結び相談所_2

ここは縁結び相談所。

世界のはざまに位置するところにある特殊な場所だ。

特殊な条件を満たすもののみが入ることが許される場所だ。


「なるほど、意志は固いようで・・・」店主は言った。

「はい」守護神である彼女は答える。

「今回の場合は特殊なので課題はあなたに集中しますがよろしいですか?」店主の目が光る。


「はい、大丈夫です。」彼女は答えた。

「畏まりました。では承りましょう。」店主がそれに答える。









ふわっ

彼女の周りに発光体が集まってくる。

儀式が始まるのだ。縁結びの。

ピカッ

一瞬強烈に光った。

これにて儀式は終了だ。


「ありがとうございました」丁重にお礼を述べる。

「いえいえこちらこそ」店主は答えた。


これから始まる人間との波乱万丈な人生を夢見て彼女は立ち去った。

店主は微笑ましく見送る。


「さて・・・」一仕事を終えた店主はコーヒーを入れて一服をした。

「今度はどうなるやら・・・」鏡を見た。店主の役割は依頼者の今後を見守ることにもある。

アフターケアというやつだ。


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