表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

ヴェイパーコフィン(1)

レッズ・エララ神話体系エピソード蒐集タグブログから転載

https://redselrla.hatenadiary.jp/entry/2019/11/05/203642

原案:小西 裕

編集:8TR残響

ヴェイパーコフィン(VC)

Vapor Coffin(直訳:蒸気棺桶)


蒸気機関をエネルギー源とする、レッズ・エララの汎用人型機動兵器。

ハイパワー・ずんぐりむっくり。


コンセプトは

「重い物理で殴る」

「銃と剣と魔法、が同居する蒸気魔法科学世界観」



もくじ(各項目のタイトルは仮題)


(1)マナ論と火薬、暴走 (いまここ)

(2)ヴェイパーコフィン(誕生、基本仕様)

(3)蒸気騎士(ハイエンド機)

(4)電装系以降のヴェイパーコフィン、スチームオートマタの展開



●関連項目


カグツチエフェクト

アンチ蒸気としての内燃機関

魔法科学時代(現代マナバーン時代)

次元アセンション派 (アセンショニスト)



(1)マナ論、マナと火薬と爆発と

レッズ・エララ世界には「マナ(=魔素)」が存在している。マナは大気や水、あらゆるものに交じって存在している。

みなさんおなじみの「魔法(魔術)」は、マナを作用の源とする。


レッズ・エララの中世時代末期(近世前夜)……

常に争いあうサルのごとき人類であっても、科学が発達していき、ついには火薬が発明された。ま、待ってくれ、武装したサルとか言うのはちょっと待ってくれ


まず、最初に手榴弾のようなものが作られ(ま、待ってくれ…)、そして火薬の爆発力で鉄球を飛ばすことになる(原始銃)


しかしこの火薬、というか「密閉された空間で火薬を発火させる」という原理が、非常によろしくなかった。

なぜなら、マナはある一定の空間内で強い衝撃(あまりにも急激な体積の膨張による圧力)を受けると、連鎖暴走するという性質を持っていた、からだ。


……いわゆる「銃・鉄砲、大砲」と呼ばれる概念は生まれ得た。

しかし、これは常に「マナの暴走」を引き起こす危険性をはらんでいた。

マナは「どこにでもある」ため(マナ汎存在性)、完全に暴走の危険性を排除することは、出来ない。


したがって、銃・鉄砲(原始銃)は、原理的には誰にでも扱え、かつ一定以上の殺傷力を持つ武器ではあったが、これを使う奴は「死にたがり (スーサイダー)」「博打打ち (ギャンブラー、あるいはファンブラー)」の異名(悪名)を得ることになるのだった。

つづきます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ