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不可思議少年和田智玄  作者: おこめi)
44/55

44.袋小路に追い詰めろ

鬼ごっこ終了です。

二人ふたりともあんとかある?」


 とりあえず二人ふたり意見いけんいてなおそう。


「こんだけ目立めだってるんだ、袋小路ふくろこうじ正当防衛せいとうぼうえいりしておどす。ただしおまえさんが6たい1にてるかだ。」

かこまれるとおれすこあやしいかな。実際じっさいにやってみないとわからないがからだつきは一般人以上いっぱんじんいじょうだろう、あとは戦闘経験せんとうけいけんがどのくらいかだな。」

「サングラスはあきらめて警察けいさつってあと事情じじょういたら駄目だめかしら。」

「サングラスが解析かいせきできないのももったいないしやつらが正直しょうじきくちるとはおもえないし、第一だいいち情報じょうほうっているのか。安全性あんぜんせいたかいが情報収集じょうほうしゅうしゅうけるな。」


 交番こうばんとおぎながらかんがえをまとめようとする。


「ああ、駄目だめだ。あのサングラスの性能せいのうがわからないからまとまらん。」


 そういえば、なんであいつらまとまっておれいかけるんだろうか。探索たんさくをしているときは各自かくじばらばらで行動こうどうしてたよな。俺達おれたちつけてから集団しゅうだんでまとまって行動こうどうはじめた。反応はんのうをキャッチするタイプならかべ貫通かんつうしてとらえるとおもっていたがそうでもないのかもしれない。おれおなじようなかたなのか。そうだ、あの

おじさん。あのおじさんは俺達おれたちがりかどでばったりあっておどろいていた。かり幽霊ゆうれい反応はんのうがあってちかづいたら人間にんげんがいたというおどろきもかんがえられないことではないが、その行動こうどうると壁越かべごしの幽霊ゆうれい個人こじんるのはかんがづらい、つまり壁越かべごしはえない。


貞時さだとき、この()()ってべたりするか?」

「いや無理むりだろうな。なぜかは説明せつめいづらいが無理むりだ。おまえさんのしろならいけるんだろうがな。」

「わかった。かべとかはえられるのか。」

おれらでも時間じかんはかかるしかなり疲労ひろうる。このにやらせるのはリスクがでかすぎる。現実的げんじつてきじゃない。」

「そうか。」

智玄とものり速度(そくど)()げて距離きょり10」

「わかった。」


 かんがごとをするとあしあたままわらないな。でもなんとなくえた。


貞時さだとき先行せんこうしてまどとびらいた建物たてものとなりにある袋小路ふくろこうじさがしてくれ。まずは人通ひとどおりのすくない場所ばしょる。」

注文ちゅうもんおおいぞ限定的げんていてきだな。」


 文句もんくいながらまえ先行せんこうした。


作戦さくせんまったおじょうちゃんちょっと手伝てつだってくれるかい。」


 紅姉べにねえさんと少女しょうじょ作戦さくせんつたえ、貞時さだときにもつたえてあとてきした場所ばしょさがす。


つけたぞ距離きょり200とびらだ、けっぱなしのタイプの雑貨屋ざっかやだ。」


 周囲しゅういにはひとがいなくなり俺達おれたちいかけっこはつづいていた。

 作戦さくせんポイントにかっておれ袋小路ふくろこうじ路地ろじはいった。

 おれはその霊体れいたいかかえながら、絶望ぜつぼう疲労ひろうによってたおれたようによこになった。


「やっといついたな。」

「ハァハァ。」

いきがってこえないか。」

何故なぜ幽霊ゆうれいねらう。」


 にらみつけるように集団しゅうだん見上みあげる。全員ぜんいんなかはいってきている。


俺達おれたちやとわれバイトみたいなものでな。くわしいことまではらん。ほか二体にたいけるみたいだしんでげたか。まあいい、まずはそのいただくよ。」


 リーダーかくのようなすこおおきいおとこくび合図あいず一人ひとりおとこまえる。リーダーかくともう一人ひとりがその様子ようすて、二人ふたり上空じょうくうにいないかと見渡みわたしていて後方こうほう一人ひとり周囲しゅうい様子ようすている。


「おとなしくしてなおまえには危害きがいくわえんよ。」

「うわっやめろるな。」


 ばしてきたおとこはらうように反応はんのうして、裏拳うらけんおとこあごとららえた。ばしたまますーっとおれよこたおれていった。


「やろう。」


 その様子ようす男達おとこたち意識いしきをこちらにかまえた。警戒心けいかいしんむきしの男達おとこたちがこちらをている。


「え、なに?あたった?あれ、んだ?え、うそうそんでいよね。」


 フルスロットルでとぼける。脳震盪のうしんとうによる気絶きぜつだ、んだわけではないが長時間ちょうじかん放置ほうちするといつきるかわからないのではやつぎうごきたいが、相手あいてうごかないとやりづらい、1たい5はわるいしなるべくおお確保かくほしたい入口いりぐちからちかいのでげられないようにちかづいてきてもらうしかない。

 霊体れいたい背中せなかうしろにかくおどろいて上体じょうたいこしている状態じょうたいになっているおれ一人ひとりあわててさえようとおそかってくる。


ちからずくでも大人おとなしててもらうぞ。」

「え、うわぁ。」


 おれかたさえながらよこたおさえこんできた。おれ相手あいてかたくびちかいところにをかけ、かえすようなかたちになる。

 人差ひとさゆび相手あいてくびよこにあて、圧迫あっぱくする。

 スッとちからたおれこむそっとよこながしてがり4にんる。

 もうすっとぼけもかないのでとぼけたおどおどしたかお態度たいどはやめている。相手おいてもただらなる事態じたい把握はあく緊張きんちょうはしっていた。


「・・・。」

「おとなしく情報じょうほう提供ていきょうするか。抵抗ていこうして情報をくか。げるか。三択さんたくかな?」


 親指おやゆび人差ひとさゆび中指なかゆび順番じゅんばんげながらはなしかける。


「いや、4たくだ。」

「あとなんかありました?」

「おまえをぼこぼこにして仲間なかまごと回収かいしゅうするんだよ。」


 リーダーかくおとここぶしげてかってきた。


ってリーダー。」


 うしろをていたおとこめる。


幽霊ゆうれいはどこにっちまったんだい。」

「は?」


 さっきまであったれい反応はんのうおれ両足りょうあしだ、だからつかれたフリをしてよこになった。三人さんにんがるときに建物たてものなかはいった。そしてかべえなくなっているうちによこたわりあしのみを離脱りだつさせかかえるようにった。あたかも子供こどもれいきかかえているようにせた。幽霊ゆうれい識別しきべつ出来できていればまもっているものがあしだということがすぐにわかるが、連中れんちゅうはその判別はんべつ出来できない。


「どこへかくした。」

「さあ、この路地ろじはいったのはおれだけだよ。」

「さっきまで幽霊ゆうれい一緒いっしょにいただろう。」

「いや、あんた(たち)以外(いがい)おれしかいなかったぞ。」


 リーダーかくすこかんがえる。


「あ、あとおれまだつかれていからいかけっこならうよ今度こんどおれおにかな。それと、俺達おれたちのことだいぶひろまってるらしいよ、サングラスの集団しゅうだん一人ひとりおとこいかけていたって。」


 笑顔えがおかたりかけておどしてみる。


「よし。」


 どうやらこたえがまったようだ。


「どうやったらがしてくれますか。」


 綺麗きれいれいをしてたすけをもとめられた。


全員ぜんいんのサングラスとグローブ、それと依頼主いらいぬし情報じょうほうってる(ぶん)全部(ぜんぶ)()いてね。せるぶんじゃないよってるぶん。」

「わかった。一番(いちばん)(くわ)しいのはおれだ。」

「それは間違まちがいない?」


 ほか三人さんにんいかけると全員ぜんいんうなずいた。


おれがサングラスを仕事しごと説明せつめいけた。こいつらはむしろ組織そしきことすららない。」


 その言葉ことば全員ぜんいんうなずいた。おれたおれている二人ふたりおとこをはたきながらこした。事情じじょうをリーダーかく説明せつめいしおとなしくなった。組織そしきとはまた物騒ぶっそうはなしになってきたな。


「それじゃあ全員(ぜんいん)(おれ)にサングラスとグローブをわたしてリーダーかくのぞいて撤収てっしゅう下手へたなことするなよ外傷がいしょうがほぼいんだから警察けいさつっても正当防衛せいとうぼうえいがたまたま上手うまくはいってしたといって有利(ゆうり)()るから。」

俺達おれたちけだ。おまえらおとなしくしてろよ、わったらおれもすぐくから。」


 うなずきながら五人ごにんっていった。


「さて、それじゃあ早速(さっそく)()いていくよ。」

「ああ、まずおれっていることをはなそう。俺達おれたちはもともと面識めんしきはなく、ある一通いっつう封筒ふうとうから俺達おれたちった。封筒ふうとうには現金げんきん10万円まんえん手紙てがみはいっていた。

 内容ないよう集合時間しゅうごうじかん場所ばしょ、10万円まんえん前金まえきんだということと仕事しごとたのみたいといった内容ないようだ。これはあいつらにも確認かくにんしてあるから間違まちがい。

 そこでリーダーを一人(ひとり)()めろといわれおれがリーダーになった。そこからおれだけがばれサングラスと仕事内容しごとないよういた。全身ぜんしんにローブのようなものをまといボイスチェンジャーも使つかっていたからおとこおんなすらわからなかった。」

成程なるほど目的もくてき名前なまえは。」

名前なまえ名乗なのらなかった目的もくてきはこのエネルギーを使つかためだ。だからなるべくきずはつけるなとわれ、経費込けいひこみで100万円まんえんった報酬ほうしゅう歩合制ぶあいせい支払しはらうとわれた。」

「エネルギー。」

「どうやってとかどこに本社ほんしゃがあるとかはらない。すまん。情報じょうほうはここまでだ。」


 胡散臭うさんくさいがそもそものものが胡散臭うさんくさいのでそれをしんじるしかないか。まあものはいったしとりあえず報告ほうこくしてみてだな。


「とりあえずはわかった。あとはなししてないことはいな。」

「ああい。そもそもの情報量じょうほうりょうすくないんだ。バイトみたいなものだからな。たいそうな情報じょうほうっているようにってしまってわるかったな。」

「いや、いよりマシだ。」

「あれぇ?しゃべるなってわなかったけか。」


 突然(とつぜん)(まえ)からへんこえがした。仮面かめんとコートで全身ぜんしんかくし、ボイスチェンジャーでこえすらかくしていた。

 リーダーもきすぐに距離きょりをとった。


まず始めに大変申し訳ありませんでした。38話のあとがきで書きました通り、リアルの方がかなり忙しくなってしまい二日も更新が止まってしまいました。一通り落ち着きましたのでまた更新していけると思います。これからもご愛読の方よろしくお願いいたします。

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