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プロローグ
初投稿です。
痛い いたい 痛い イタイ 熱いイタい 熱い 熱い あつい熱い――――
全身を襲う激しい痛み。日焼けした時の何十倍、何百倍にも感じる肌を焦がすような感覚。身体の内側からは融かされた鉄を飲んだような感覚。視覚や聴覚は既に無く、暗闇に一人、この身は現実から孤立していた。
あまりの激痛に、俺は悶えることさえできない。仮に自身の身体を動かせたとして、途端に肌を破いてマグマのような何かが零れてしまうのではないかと思うような、どうにもならない苦痛が延々と続く。いや、実際にはまだ数秒しか経っていないかもしれないが、それさえも永遠に感じてしまうような苦痛――――。
どうしてこんなことになったのか、こうなる前に自分は何をしていたのか、記憶はもう脳内には存在していなかった。しかし確実に俺の命が身体ごと燃え尽きることだけは異常なほどに冷静に理解できた。
――――ああ、せめて、
――――せめて、
――――〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇ればいいのに、
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、俺は緩ヤかに意しキをうシな