『キミだケに』 あらすじ&キャラ設定
一応キャラが出そろいましたので、一度ゲーム説明を挟みます!
『キミだケに』
ただ流されるように生きてきた俺。
恋なんてしてこなかった。
自分をわかってくれる人がいなかったから。
そして気が付けばもう、高校二年の夏休みも今日で終わりだった。
「出会いも恋も何もない、誰かと関わることのほとんどない夏休みだったなぁ……まあ、学校が始まれば何かあるさ」
何気なく呟いた独り言。
その独り言を、父が聞いていた。
「お前が自分自身を他人にさらすことのない限り、それはこれからも変わらん」
父の諭すような一言に、俺は考えさせられた。
――自分自身を他人にさらす……。
……そうだよな。自分をわかってほしいなら、まず自分が心を開かなきゃダメなんだ。
高校生活も残り半分を切ってる……待ってるだけじゃ、恋なんかできない。
――何も変わらない。
もしも十月にある文化祭を一緒に回れるほど仲良くなれた女の子がいるなら……。
高校に入ってから疎遠になってしまった幼馴染だって。
これから出会うかもしれない人にだって。
言葉に想いをのせれば伝わるはずなんだ。
……俺自身を見てほしい――――『キミだケに』――――
春風美鈴 二年一組
主人公の幼馴染。
性格は明るく、男女問わずクラスの人気者。
小中と同じクラスだったが、高校一年の時に初めて別のクラスに。
二年に上がって同じクラスになったけれど、妙な距離感が出来てしまい、うまく話すことが出来ずにいた。
四葉阿澄 二年三組
主人公と同い年のお嬢様。
由緒ある家の箱入り娘で、持病があるわけではないが、体が弱く保健室登校が多い。
おっとりとした性格で、考え方はしっかりしているが、時折天然が入っているような場面も……?
桐野真帆 三年二組
主人公が通う高校の生徒会長。
学校が大好きで、校則を第一に考えている。
性格はキッチリしており、自分自身の恋愛ごとに対しては固い。
だが、他人の恋愛を応援することが多い。
奥仲流姫 二年二組
主人公と同学年のスポーツ少女。
陸上部に所属しており、ムードメーカであり期待のエース。
その幼く見える容姿と、人懐っこい性格で、周りからは妹のように扱われている。
スポーツばかり頑張りすぎたせいか、勉強が大の苦手という面も……。
瀬戸結衣 一年二組
主人公が通う高校の一年生。
大人しい性格で引っ込み思案。
実はひっそりファンクラブがあるほど人気があるが、何事においても自分を卑下しがちなので、そのことには気づいていない。
本が大好きで文芸部に入ろうと思っていたのだが、その文芸部は既に廃部になっていて。
???
主人公の事が大好きな彼女。
しかしそれは決して恋にはならない『好き』。
重なる偶然で主人公が知る事実。
その時彼女との関係の変化は。
続けて『キメわん』のゲーム説明です。




