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異世界戦隊セカレンジャー〜5人揃ってセカレンジャー、別に1人でもセカレンジャー〜

作者: bosch
掲載日:2026/10/11

喜劇的錬成術!

「……なんだ、ここは?」


「……ふぇ?今何時?」


「……あれ、何か別の場所に移動してる?」


周囲を木々に囲まれた草むらで目覚めた3人の成人男性。

突然ここに現れた様子です。


「え、あれ、腕と腰にデバイスが着いている」

「それに、初めて見るはずなのに、これのこと知ってるぞ」

「これって、頭の中に情報がインプットされているのかな?」


「俺がセカレッド……」

「俺はセカブルー……」

「僕はセカイエロー……」


「これって、あれか。あれなのか」

「やっぱり、そうなのか」

「やった!戦隊モノだ!」


「ていうか、ここ異世界……というやつなんだよな?何で戦隊モノなんだ?」

「異世界って言ったら、スキルとか魔法とかだよな、普通」

「異世界で戦隊モノ……熱すぎる……」


「お互い自己紹介がまだだったな。俺は、紅(くれない) 燈矢(とうや)だ。よろしく頼む!」

ツンツンとした赤色の髪が特徴的な、上下スポーツブランドで揃えたパーカーの男は、快活に自己紹介する。


「青山(あおやま) 駿(しゅん)。よろしく!」

サラサラ系の髪質をカッコよくセットした青色のヘアー、体型にピッタリのジャケットとチノパンスタイルの端正な顔つきの男による、手慣れた爽やかな感じの自己紹介。


「あ、黄耆(おうぎ) 知(しらず)です。初めまして」

髪全体は黄色でペッタリとした前髪、長袖チェック柄のシャツをジーンズにinしている男は、メガネを触りながら、控えめに挨拶する。


「とりあえず、みんなある程度情報は知っているってことでいいんだよな?」

「でも、ここがどこで、何をすればいいかまでは知らないけどな」

「じゃあ、まずはチュートリアルでも見てみよう」


ポチッ


黄耆(おうぎ)は、腕に取り付けられている時計のようなデバイスの、「?」アイコンボタンを押した。


「やあ、セカイエロー。異世界での目覚めはどうだい?まだ寝ぼけてるのだろうか、それともお腹が空いているのかな?まあ、どっちでも私には関係ないから、チュートリアルを始めるよ!」


「まず、君が来たこの世界は、イシュビルと呼ばれていて、君がいた世界とは全く別の中世ヨーロッパ風異世界だ。この世界では、魔法という概念があり、モンスターというものも存在している。これは、君の世界でもファンタジーの話の中で登場するものなので、何となく分かるはずだ」


「この世界自体も平和ではないのだが、この度!なんと!新たな脅威が差し迫って来ているというわけだ!(タララーン♪)お家に帰りたくなってきたかな?でも、今日からここが君たちのホームだ!」


「君たちは、5人揃ってセカレンジャー。セカレッド、セカブルー、セカイエロー、セカピンク、セカブラック。それぞれ、ユニークスキルを持っている。5人で力を合わせれば何とかなるかもしれないね。でも別に、1人で頑張っても構わないぞ。お勧めはしないけどね。私も応援しているよ、ソファでくつろぎながらTVを見ているくらいな感じで、ねっ!ハッハッハッハッハ……」


フェードアウトしながら音声が止まる。

これでチュートリアルは終わりらしい。


「ハキハキとした口調なのにメチャクチャ他人事って感じなの、何?」

「その分、ハッキリクッキリ、ムカつくな」

「これって録音?それとも、人工知能的なやつかな?」


「しかし、この異世界には、ちゃんと魔法もモンスターもあるんだな。それなら、そっちで何とかして欲しいんだけど」

「俺たちは、物理属性で対抗しなきゃいけないのか……。大丈夫なの?」

「厳密に言えば、魔法も物理と言えるかもしれないけど、原理が分からないことには何とも言えないなぁ……」


「……それじゃあまずは、セカピンクを探しにいきますか。……ゆるふわ系女子だったらいいなぁ」

「俺は、キレイなお姉さん系だと思うね」

「戦隊モノだったら、アイドル系もあるかも」


3人は、セカピンクを優先して探しに歩き出しました。


♢♢♢


3人がそれっぽい方向へ歩いていると、先ほどと同じような開けた場所に行き付きました。

それと同時に爽やかな風が吹き付けてきます。


「あれじゃないか?場所もそれっぽいし」

「お、後ろ姿かわいいじゃん!髪はピンク色のロングで毛先の方はカールっと。ミニスカートいいね」

「何か、良い匂いがする」


3人が、魅力的な後ろ姿と匂いに惹かれて女性に近づくと、彼女は振り返ります。


「えっ、ギャル!?びっくりした!」

「戦隊モノのピンクで、2000年代白ギャルってあるの?」

「はいはい、そっち系ですか。どうも、初めまして」


「ギャルで悪かったわね」


「いや、すまない。予想外過ぎて反応が過剰になってしまった。嫌な気持ちにさせてしまったのなら申し訳ない」

「ごめんね、俺も驚いちゃって」

「その食べ物はどうしたんですか?」


「ま、別にいいけど。慣れてるし……。これは、あたしのスキルで出したんだよ」

彼女は、果物を手に持っている。


「スキルか、その情報もあったな」

「ああ、でも、それは5人揃ってからでいいでしょ」

「お腹すいてるので、りんご一個だけもらってもいいですか?」


……


セカピンクのおかげで、小腹を満たした3人。


「残りはブラックか、キャラ的にクセ強そうだけど、モメたら嫌だな」

「俺とは相性悪そうだな、クール系だったらどうしよう」

「ブラックだったら、ポジションはイレギュラーっぽいよね」

「クール系イケメンだったらいいなぁ」


4人は、それぞれの思いを胸にセカブラックを探しに行きます。


♢♢♢


4人が、またそれっぽい方向へ歩いていると、またまた同じような開けた場所に行き付きました。


「あれじゃないか?あからさまにそれっぽいし」

「お、後ろ姿イケメンじゃなさそうじゃん。上下ダボダボの服装は、今時の若者って感じがするね」

「何か、暗い雰囲気を感じる」

「んー、違うなぁ、絶対違うよねぇ」


3人が、頼りなさそうな後ろ姿に近づくと、彼は振り返ります。


「え、君がブラックなの?ほんとに、ほんとうに?」

「クール系じゃないけど、俺とは相性悪そうだわ」

「なるほど、イレギュラーって感じだね」

「チッ、ガキか……」


「皆さんも、セカレンジャーですか?良かった、見つけてくれてありがとうございます……」

高校生にも大学生にも見える、柔らかな髪が目にまでかかった細身の色白男子は、涙目で弱々しく答えます。


「まさか、ブラックが子供とはね」

「君、まだお酒飲めないよね?」

「うーん、これどういう意味だろう?」

「ちょっと待って、あたしがママ役とか言わないよね?」


「……なんか、すみません」


「ひとまず、5人揃ったし自己紹介しようか」

「その後、もう一回チュートリアル見てみようぜ」

「そうしたら、スキル紹介って感じかな」

「みんなのスキル、超気になる〜」

「こういうの、苦手だな(ボソッ」


「それじゃあ改めて。俺は、紅(くれない) 燈矢(とうや)。セカレッドだから、リーダーになると思う」

「青山(あおやま) 駿(しゅん)。セカブルーだから、イケメンになると思う」

「どうも、黄耆(おうぎ) 知(しらず)です。多分カレー好きだから、セカイエローかな」

「あたしは、ももみ。モモって呼んで。超可愛いからセカピンクっしょ!」

「えっと、黒井カイトです。セカブラックだけど、絶対お荷物になると思います」


「よし、今度は俺のデバイスでチュートリアルを見てみよう」

紅燈矢は、腕のデバイスの「?」ボタンを押下した。


「やあ、セカレッド!早速リーダー風を吹かせているのかな?リーダーというのは、みんなを引っ張る役割だからね。そう簡単に考えてはいけないよ。でも、私は単なるデバイスだから、アドバイスくらいしか出来ないけどねっ!それはそうと、みんなスキルのことが超気になるタイミングだと思う。一番重要なことを最初に言うと、それぞれのユニークスキルはね、変身しないと使えないんだ。それに、ちゃんとスキル名を言う必要がある。いや、具体的には、65db以上でスキル名を発声する必要があるんだ。後は、ちゃんと口上を述べたり、ポーズを決めたりするというのも、とても重要だ。これがあるのとないのとでは、気分が3倍は違ってくるからねっ!気分というやつを蔑ろにしちゃあ、いけないよ。それじゃあ、一番どうでもいいことを最後に言うと、個性ってやつはみんながそれぞれ持っているものなの、さっ!ハッハッハッハッハ……」


「チュートリアルっぽい所、2箇所くらいしかなかったな」

「これ、絶対アドリブだろ」

「やっぱり、人工知能かなぁ」

「人間じゃね?キャスト的なのじゃないの?」

「これゲームだったら、複アカで運営に苦情出しまくるんだけど……」


「デバイスのやつはいいとして、こういうのは、試してみるしかないよな……。いかにもリーダーっぽく、最初にいくぜ。セカレッド、変身!」

「それじゃあ、2番手っぽくクールにいくか。セカブルー、変身!」

「イエローっぽくってなんだろう?セカイエロー、変身!」

「紅一点、罪な女って感じ?セカピンク、変身!」

「やっぱり、俺が一番お荷物だよな……。セカブラック、変身!」


5人それぞれタイミングをずらし、輪唱のように変身してゆく。

謎の光と効果音に包まれながら、各パーツに順々に焦点を当てつつ、全身にモダンなデザインの特殊なスーツを纏ってゆく。


5人による変身シーンの輪唱は……流石にウザい……


「おお、これが変身状態か!なんか、強くなった感じがするぞ!」

「これ、見た目は今風なんだよな?基準が分からないけど」

「あー、これはいいですね。実際変身するとこんな感じなのか、熱すぎる!」

「いや、コスプレにしか見えないんだけど。あー、ダイエットしとけば良かった……」

「もしかしたら、これならいけるかも……?」


「早速、スキルも使ってみるか!全てを焼き尽くす灼熱の炎、セカレッドフレイム!」


ゴオォォォォ!


セカレッドの両手のひらから、放射状に展開される炎。炎の規模は、長さ10m、最大横幅3m、高さ1mといった所。


「熱っ!近くで使われると、あちぃって!」

「なんか、格闘ゲームで見たことあるような光景」

「火力調整すれば、料理に使えそうじゃね?」

「普通に殺傷能力高そう……」


「次は、俺か。誰も捉えることは出来ない瞬足の貴公子、セカブルーダッシュ」


ズダダダダダッッッ!


セカブルーは、時速148km程の速度でみんなの周囲を走り回る。


「うん、結構速いんじゃない?」

「この世界だと、どのくらい速いんだろう?」

「だっさ」

「普通に役に立ちそう……」


「じゃあ、僕だね。あらゆる有形力を通さない拒絶の障壁、セカイエローバリア!」


ブンッ!


セカイエローの前面に展開された、縦横2m程の透明感のある黄色のシールド。


「全攻撃防げるなら、相当心強いな」

「地味に、一番役に立ちそうだな。地味だけど」

「あたし、ずっと後に隠れてるわ」

「一番性能高い……」


「次はあたしね。ハートはピンク、料理はハート、セカピンクッキング!」


テンテテテーーーンテンテン、テンテテテーーーンテンテン、テンテテテテテテテーーーンテンテン、テテテテテテトンテントン


突如、出現した調理器具と食材。突然始まる、セカピンクによる料理。

用意された食材は、にんじん、ジャガイモ、玉ねぎ、牛バラ肉。

手際よく捌かれてゆく食材たち。

そして、行儀良く順番に下味がつけられてゆく。

果たして、出来上がるのは、肉じゃがかカレーか……。


「やっぱり、普通に料理なのか」

「これだけ戦闘関係ないな」

「ここは、カレーでお願いします!!」

「一番役に立ちそう……」


……


ここで一旦、セカピンクお手製のカレーライスをみんなで頂く。

この料理は、セカレッドの協力なくしては、決して完成しなかった。

「調理器具は出せるけど火はないのかよ、そりゃそうかもしれないけどさぁ……」


……


「最後は、俺か……めちゃくちゃ緊張する……」


「そんなに恥ずかしがらなくて良いよ、俺らもクソ恥ずかしかったから」

「セカブラック君のちょっと良いとこ見てみたい!ほいっ!」

「スキルは見てみないと、具体が分からないから」

「最初だし、気楽に行こうよ」


「いやぁ、そうなんですけど……ちょっとやりずらいかなって。でも、やるしかないですよね……。うん、がんばります……」


「……やっぱり、恥ずかしいな……。セカブラックコール!出でよ、イセカイオー!」


ファー


「は?あれがそうなの?」

「おいおい、嘘だろ」

「はー、そうきましたか」

「やばっ」

「え、どこどこ?」


この音に著作権があるかは知らないが、天使などが登場するシーンのSEであるような、ファーという音と共に現れた。


セカブラックのコールと共に出現したそれは、紛れもない巨大ロボ、イセカイオー。


名前からして、彼らをこの世界へ呼び寄せた存在。


ポジションは月っぽい位置。


中空にうっすらと、映像のように表示されている。


「初めまして、セカレンジャーの皆さん。私がイセカイオーです」


「いやちょっと、巨大メカでそのポジションはないでしょ!」

「お前の強みはなんだ!?強みを生かせ!フィジカルで来いよ、フィジカルで!」

「喋れるタイプなんだね。ていうか、声女性なんだ」

「なんか、ママみ感じるんだけど」

「カアチャン……」


「皆さん、異世界に来たばかりで緊張しているでしょうか?私は、緊張しています……」


「何、その新人教師みたいな感じ。やめてもらっていいですか?」

「俺らここに呼んだのあんたでしょ?リハくらい、念入りにやってもらってきていいですか?」

「何から質問したらいいんだろう?色々と教えてもらっていいですか?」

「ママって呼んでもいいですか?」

「あの、今から、養子に入ってもいいですか?」


「色々と聞きたいことはあるでしょうが、端的に言うと、今この世界には脅威が訪れようとしています。その脅威から、この世界を守って欲しいのです」


「控えめに言って大雑把すぎるんですけど。もっと何か欲しいな、ヒント的なやつを」

「もっと具体的に説明してもらわないと、何やっていいか分からないじゃないですか。俺ら新人ですよ?」

「やっぱり、そういうパターンね。知らない世界で未知の敵を相手にしろって、難易度高くない?」

「え、あたしのスキル、料理系なんだけど。それで、あたしに何しろっていうの?」

「ひょっとして、俺の役割これだけ?イセカイオー呼び出し係?」


「皆さんの疑問はもっともです。しかし、実際問題、まだ脅威が訪れていないため、具体的なところが不明だったりするのです。ごめんなさい」


「あー、そうなんだ。でも、それだと俺たちもどう動けばいいか、困るんだけど」

「現場で何とかしろって話ね。……やっぱり、一度こっちに降りてきてもらえます?」

「事前準備期間は必要だよね。まずは、この世界の情報から集めないといけないなぁ」

「とりま、料理するわ。よく分かんないし」

「よく分からないから、とりあえずご飯食べますね」


「しかし、皆さんには色々と便利な、腕と腰のデバイスをお渡ししています。これがあればなんとかなるでしょう」


「なんとかならなかったら、どうするんです?」

「何を、どう、なんとかすれば良いのかすら分からないんだけど、これジャンルミステリーじゃないよね?」

「デバイスの機能もイマイチ分からないんだよね」

「はいはーい、これ無くしちゃったらどうするの?」

「電池切れたらどうするんだろう?」


「デバイスについては色々あるのですが、このデバイスは紛失してもいつの間にか枕元に戻ってくるため心配しなくて大丈夫です。それに、それは生体エネルギーで動作しているため、電池切れの心配もありません」


「いやいやいや、別の心配の方が大きいんですが?呪いのアイテム?」

「もしかしてこれ、爆発とかしないよね?遠くに移動したら警告音出始めるとかないよね?」

「機能性で考えると、便利だ。異星人の技術分からん」

「ひょっとして、これ着けてたら痩せれる?」

「なんか、疲れてきたかも」


「そのデバイスに爆弾などは埋め込まれていないので、そこは安心してください。万が一敵の手に渡っても使用は不可能な仕様となっていますので」


「そこは、ね。でも、取られたらピンチなのは変わらないな」

「爆発しないだけマシでしょ、みたいな感じにしか聞こえないって」

「デバイス取られたら、他の誰かが取り返すしかないよね?」

「寝てる時、やばくね?」

「こういうのって、お互いの位置とか分かる機能ありそうだけど……」


「ごめんなさい。お互いの位置とか分かる機能は間に合いませんでした」


「そこ重要なところなのになー。その機能、普通にプライオリティ高いでしょ?」

「俺たちをこの世界に呼ぶの、絶対もっと後でも良かったでしょ?」

「もしかしてデスマだったりして」

「なんか目の下にクマ出来てない?夜なべしてる?」

「カアチャン……」


「でも、その機能は拡張デバイスをつけてもらえれば実装可能です。今から落としますね、物理的に」


「え、落としますって、そこ物理なのおかしくない?」

「そういうのソフトウェアのバージョンアップで対応しないのかよ。スマホの方が便利じゃねえか、返信もできるし」

「異星人の技術ワカラン」

「あー、オチが読めたわ」

「とりあえず、安心した」


ボトボトボトッ


5人の目線の先にある山の頂上に、拡張デバイスと思しきアイテムが落とされた。


「ふぅ。皆さんの目の前に見える山の頂上に、拡張デバイスを落としました。ひとまず、この機能さえあればなんとかなるはずです。それでは、私はこれで失礼します。また何かあったら呼んでください。でも、そんなに頻繁には呼ばないでくださいね。色々と忙しいので……」


スゥー……


拡張デバイスを落としたイセカイオーは、どこかスッキリした顔つきでフェードアウトしていった。


「あーあれは無理だわ。俺には無理だわー」

「ちょっと待って、俺に行ってこいってこと?まさか、そのためのスキルとか言わないよね?」

「残念だけど、他に足がないよね」

「がんばっ!」

「あ、お願いします」


「ああ、くそっ……!セカブルーダッシュ!!!」


スタート地点Pから、点ブルーが平均時速163kmで現地へ向い、現場付近で30分ほど高速ウロウロした挙句、なんとか人数分の拡張デバイスを見つけ、待ちくたびれて若干移動した点Pの元へ戻って来るまでに2.5~3.5時間ほどかかりましたとさ。


♢♢♢


突如、異世界に転移されたセカレンジャーの面々。


まだ、バトルも始まらぬまま、物語は始まってしまった。


異世界転移✖️戦隊モノです。


これも、長編化可能なものとなっています。




「キャラクター紹介」


紅燈矢(くれない とうや)

セカレッド:社会人男性、熱血系?リーダー気質?

赤髪、ツンツンヘアー、明朗快活、上下スポーツブランドで揃えたパーカー

ユニークスキル:セカレッドフレイム

攻撃スキル、業火で敵を焼き尽くす、料理をする時にも必須なスキルだ

「調理器具は出せるけど火はないのかよ、そりゃそうかもしれないけどさぁ」



青山駿(あおやま しゅん)

セカブルー:社会人男性、自称クールなイケメン、3枚目

サラサラ系の髪質をカッコよくセットした青色ヘアー、体型にピッタリのジャケットとチノパンスタイル

ユニークスキル:セカブルーダッシュ

移動スキル:高速で移動可能、時速数百キロくらい、いつもパシらされる

「んも〜、またかよ」


黄耆(おうぎ)知(しらず)

セカレイエロー:社会人男性、カレー好き、メカや戦隊モノに詳しい

髪全体は黄色でペッタリとした前髪、長袖チェック柄のシャツをジーンズにinしている

ユニークスキル:セカイエローバリア

防御スキル:あらゆる有形力を防ぐことが可能、スキル発動後は位置固定

「バリア張ってる時は動けないんだし、おやつくらい食べていいでしょ?」


ももみ:通称モモ

セカピンク:社会人女性、ギャル、料理が得意(特に和食)、ばあちゃんっ子

白ギャル、髪はピンク色のロングで毛先の方はカール、ミニスカート、上にはセーターを着ている

ユニークスキル:セカピンクッキング

料理系召喚スキル:あらゆる食材や調味料、その他調理器具を召喚可能、召喚した後に調理した以外のアイテムを消せる

「とりま、料理するわ。よく分かんないし」


黒井カイト

セカブラック:男子学生、精神年齢低い、高2病とも大2病とも言えるお年頃。陰キャ寄り

黒髪、髪質はサラサラ系、前髪が目にかかっておりいつも頭を振っている、上下ダボダボの服装、細身の色白男子

ユニークスキル:セカブラックコール

召喚スキル:イセカイオーを呼び出せる

「カアチャン......」


解説デバイス:ハキハキとした男性ボイス、全部他人事、紛失してもいつの間にか枕元に戻ってくるらしい

「私には関係ないけど、ねっ!」


イセカイオー:女性ボイス、ママ

セカレンジャーを異世界へ転移させた本人。出現する相対距離不明。色々と準備不足なので、追加で情報や拡張デバイスをくれたりする。役に立つ拡張デバイスを落としてくれたりするが、場所がそれなりに遠いため、毎回ブルーがダッシュで取りにいく

「皆さん、異世界での生活は大変でしょうけど、頑張ってください。影ながら応援しています」


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