パワハラ上司によるありがたいお言葉
※ここからは、パワハラ上司が語ります
……随分と楽しそうに喋っているじゃないか?
頭が高いぞ貴様ら。控えろ、頭を垂れて這いつくばれ。平伏せよ。
(下っ端はトマトみたいに潰れました)
さて下っ端、お前は得意げになろうチアーズプログラムを利用するとよいと熱弁するが、なぜ金の話しかしない?
わざわざ連載作家を増やすために近くにいたお前を向かわせたのに……
……お前、何か思い違いをしているようだな。
連載作家を増やすためにはもっと別の話があったのではないか?
……金、金、金。浅ましい。実に見苦しい。
お前は、金のために小説を書いているのか?
小説家になろうのヘルプセンターには、こう記してある。
『なろうリワードの獲得だけを目的に投稿・更新するような行為は運営側で推奨しておりません。
該当する行為によってなろうリワードを多く獲得することがないよう設計を行っています。』
なろうチアーズプログラムについて
https://syosetu.com/helpcenter/helppage/helppageid/201
さらに規約にはこう記してある。
『(中略)参加ユーザが前項各号に違反したとき、又はそのおそれがあると当グループが合理的に判断したときは、当グループは、本プログラムへの参加及びその利用の全部又は一部を無効とし、又はこれを取り消すことができるものとします。この場合、当該参加ユーザが付与されたチアスコア、なろうリワード、及び実施した交換申請はすべて無効となるものとします。』
なろうチアーズプログラム利用規約
https://syosetu.com/site/cheersprogramrule/
この意味が分かるか? 小賢しい小細工で、システムを欺き、不当にスコアを稼ごうとする輩には、ペナルティという死を与えると言っているのだ。
中身のない文字数稼ぎ、意味のない分割投稿、自作自演……。全てお見通しだ。運営の目は誤魔化せない。AIに書かせた小説を無限に連載する? 馬鹿が。そんなんで稼げるとでも本当に思っているのか?
それに、短編を投稿することを否定したな?
短編とは、限られた文字数の中で世界を構築し、感情を揺さぶる、極めて高度な芸術だ。ダラダラと惰性で続く駄文の連載より、一瞬の閃光のような短編にこそ、魂が宿ることもある。
それを金にならないからと切り捨てるか。お前の創作に対する覚悟はその程度か?
稼げないから書くのを辞めるのか? お前は何のために書いている?
何のために書くのを始めたのだ?
なろうチアーズプログラムは、継続的な創作活動の支援を目的としている。あくまで支援(チア)だ。給与ではない。チアスコアは読者が、面白い、続きが読みたい、と思った熱量が、結果として数値化されたものに過ぎない。
順序を履き違えるな。『稼ぐために書く』のではない。
『面白いものを書いた結果、稼げる』のだ。
その原点を忘れた作品など、誰も読みはしない。読者は敏感だ。作者の邪念など、文章の端々から腐臭のように漂い、すぐに察知される。それがわからぬか?
おい、そこの書き手。お前はどうだ?
初心に帰れ。お前が初めて小説を書いた時のことを思い出せ。誰かに読んでほしかったのではないか? 自分の空想を、誰かと共有したかったのではないか? その純粋な欲求こそが、最も強い原動力だ。
金は後からついてくる。まずは書け。短編でもいい、連載でもいい。お前の魂が書きたいと叫ぶものを書け。その熱量だけが、読者の心を動かし、ひいてはスコアという果実をもたらすのだ。
手段と目的をはき違えるな。なろうリワードは手段であって目的ではない。本末転倒になるのではない。それを肝に銘じろ。
分かったらさっさと行け。
……まだいたのか。こんなバカなエッセイを読んでいる暇があったら、一行でも多く書け。お前の作品を待っている読者がいるのだろう?
……お前が成功することを期待しているぞ。
結論:チアーズプログラムなんか気にせず好きに書けばいいよ。




