「雨、上がる」 第五部―完結― ~質問集~
1.この長編を完結させるにあたり、一番大変だった点は何か?
紗:どうだろう。 とにかく時間が無かった事じゃないか?
他にも色々やってるから。
2.最後まで書ききったとき、達成感はあったか?
それともほっとした感じか?
紗:今回は難産だったなー。 作品自体が複雑だって事もあったし、
一日で使える時間が少なかったってのもあった感じだね。
3.完結にあたり、当初の構想から変更した点はあるか?
紗:あると言えばあるし、無いと言えば無い。 どうかね。
4.完結を迎えたことで、自身の作家としての成長を感じるか?
紗:まー ある程度意識してやってるから。
かなり成長したとは思うよ。
5.長い物語を最後まで書き切る秘訣は何か?
紗:根性、気合、知性だね。
6.終盤で最も苦労したシーンはどこか?
紗:どうだろうなー。 ある程度軽い作品だと思ってるから。
あまり強いメッセージ性がなかったりするんだわな。 この作品は。
薄く、汎用的と言うか。
7.完結後、この作品に対する評価や見方は変わったか?
紗:あまり変わった所はないかな。
あまり驚きが無い作品だと思ってるから。 個人的には。
8.これまでの作品と比べて、完結させることの難しさはどう感じたか?
紗:いや、実は一番難しかったな。 他にもネットで
公開してない作品がいくつかあるが。
基本簡単には書く様にはしてるんだが、話が重なって来たせいか
相当難しかったわ。 特に外語とかも異常にあるし、
人物も相当変わった人間が多いから。
9.終部で描いた結末は、最初から決めていたか?
紗:どうだろうね。
10.完結まで書き上げたことで、自分自身にとっての「納得感」は得たか?
紗:いや、ある一定の達成感はあるよ。 ただ他の作品と比べると、
やや考える所はあるかも知れない。
11.完結を決めた後、物語を書くモチベーションはどう維持したか?
紗:維持と言うか・・・ 完結が決まってるなら、
反対に動機付けは出てくる物だと思うが。
12.終盤のシーンで、最も思い入れのある描写はどこか?
私:どうだろうな。 少し不謹慎だが、確か征四郎の
「さ、 さァ....!」
みたいな台詞じゃないか?
この台詞が五部で一番気に入ってるかも知れない。
13.完結した今、もし追加で書き足すとしたら何を書きたいか?
紗:無いね。 '終わり'は'終り'だから。
14.この作品を完結させたことで、読者にどんな印象を残したいか?
紗:どうだろうなー 実はけっこう色々あるよ。
宗教観だとか、倫理観だとか.... あとは単純にコメディ的な
要素とかになるかもね。
15.完結作として、全体を振り返って最も満足している点はどこか?
紗:相当忙しい中、きっちり仕事を終えた、ってとこかね。
(完結するまで誤字とか多かったが)
16.全体を通して、最も印象的だった場面はどこか?
紗:どうだろう。 一話目とかかな。
17.この物語のラストシーンは意外性があるか、それとも予想通りか?
紗:やや意外性がある感じじゃないか?
あまり派手な展開を避けてる作品だからなー。
18.文字数が23万字ということだが、
一部としては長すぎるか?それとも適切か?
紗:あまり関係無いんじゃないか?
出版的な印刷の目安が10万字程度なだけで。
さすがに一部みたいに100万字程度になると難しいとは思うが。
(ただ100万字書きたかっただけ、と言う。)
19.この作品を一言で表すとしたら、どんな言葉になるか?
紗:「雨」だね
20.読み終えた後に、最も記憶に残るキャラクターは誰か?
紗:どうだろうなー。 個人的にはアノンとかが気に入ってるが。
21.次の部があるとしたら、どんな展開が考えられるか?
紗:おそらく、「島の夢の話」とかになるだろうね。
少し情景が変わる感じもあるが。
22.終部で描かれた事件や出来事は、物語全体のテーマを
どのように補強しているか?
「人間観を描く」
「ある程度の倫理的な意味合いが込められている」
って所だろうか。
23.長い物語を通して、読者に意図的にじっくり考えさせる場面はあるか?
紗:あまり無いんじゃないか? 基本軽い作品だと思ってるから。
そう言うのは後で書くつもりだから。
24.「この世界では、“夢”が現実を侵食しているのか、
それとも現実が夢を模倣しているのか?」
紗:どうだろう。 分からない。 あまり深く考えて無いのかも知れない。
25.「宮は、宇宙の構造か、
それとも人間の心の層なのか?」
紗:宇宙では無いと思うよ。 人の心かどうかも、少し難しい所だね。
26.「星図が描くのは、神々の記憶か、人間の過去か?」
紗:・・・六部に期待、だね。
27.「夢と死の境界は、どの瞬間に消えたのか?」
紗:別に消えて無いよ。
もしかしたら「すでに死んでる」のかも知れないね。
28.「『雨』とは何を象徴しているのか
――浄化か、喪失か、それとも記憶の降下か?」
紗:どうだろうなー。 作品の主題ではあるが。
最後まで読んでみて、って所かね。
29.「征四郎は、戦士なのか、それとも言葉を操る預言者なのか?」
紗:「天使」じゃないか? 現世に舞い降りた。
30.「圭介が戦い続ける理由は、誰かを守るためか、
それとも自分を確認するためか?」
紗:「自分の弱さと向き合うため」だね。 おそらく彼のしてる事は。
31.「ウバイは死者なのに、なぜ言葉を持って再び現れたのか?」
紗:「夢だから」、かな。
32.「すべての存在が“言葉”によって造られているとしたら、
“沈黙”は何を意味するのか?」
紗:「ディステニー」だね。 あとワイン。 ハムやチーズ等、もかな。
33.「“真実”という言葉は、何度再定義されるのだろう?」
紗:人類の歴史が続くたび、だね。
34.「なぜ複数の言語が混じり合っているのか
――世界の混沌を写すためか、詩としての実験か?」
紗:まあ、色々理由はあるよ。
35.「夢の中の会話が多言語で進むのは、
互いの理解を超える“魂の翻訳”なのか?」
紗:「感念で喋ってる」って事かも知れない。
36.「文字の形や間の取り方が、
まるで楽譜のように感じられるのは偶然か?」
紗:いや、偶然でしょう。 ある程度近い所はあるかも知れないが。
37.「作品の全体構造は、三位一体(序・中・終)として
“聖典”の形を意図しているのか?」
紗:多少そう言う所もあるが、その辺りは些末かも知れない。
38.「この作品を読む行為自体が、
“雫沫言葉”を発する儀式ではないか?」
紗:そうかも知れない。 歌えや そして、踊れや。
39.「“雅”という存在に、自分の記憶の一部を感じたことはないか?」
紗:「今も感じてる」、基本恋愛小説だから。
40.「夢の続きを見たとき、それは物語の続きか、
それともあなたの記憶の続きか?」
紗:病気じゃないか? 混同してるかどうか確認すべきかも知れない。
41.『雨、上がる』というタイトルは、
本当に“終わり”を意味しているのか?」
紗:これから次第、って事かも知れない。




