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人間は大きく二つに分けられる!



 あるいは以前にも同じ話しをしたかもしれないし、誰の言葉だったかも忘れてしまったが、

 ──人間は大きく二つに分けられる── という。

 実は今夜、会社の同僚のシニア女性2人から誘われて軽くお酒を飲みに行ったが ──やっと夜の21時過ぎに帰ってきた。シーは布団の上で熟睡していた── そのうちの1人のシニア女性がずっと自分の自慢話しをしていて早く帰りたくなった。話題を変えてもすぐにマウントをとりたいのか自慢話しに話しを戻す。しかもレベルの低い自慢話しだった。 ──普段から自慢話しが多い人だったが── 自分が若い頃はいかに男性にモテたか、たとえば医学部の学生をはじめ多くの学生から交際を申し込まれたがすべて断って、今のご主人と結婚した。さらに今でも若い男性社員からお世辞ではなく、〇〇さんはお綺麗ですねと声をかけられる、という。 ──おそらく本人の勘違い──


 その時、オレは今回のタイトルの言葉が頭に浮かんだ。


 ──人間は大きく二つに分けられる──


 ──『カラマーゾフの兄弟』を読んだことがある人間と読んだことのない人間とに──


 確認したわけではないが、この自慢話しを続けたシニア女性は『カラマーゾフの兄弟』そのものを知らないだろう。また会社の若い女性社員の1人は、 ──漫画は奥が深く人生のためになる── と豪語していたが、この若い女性社員も『カラマーゾフの兄弟』を知らないだろう。

 世界文学の最高峰に位置する『カラマーゾフの兄弟』と真摯に向かい合ったかどうか、というレベルにおいて、人間は大きく二つに分けられる。もちろん異論がある方もいるだろうが……



 YouTubeでYOASOBIの「アイドル」の動画を観る。愛犬シーズーのシーの写真や動画を投稿しているオレのInstagramのアカウントにシーのリール動画をアップした。もちろん音源はYOASOBIの「アイドル」!

 さあ、もうすぐ朝の散歩に出かけよう。薄明のなか宇宙の子シーとともに……




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