試設定 聖女「魔王城で働けるようになって良かったです」
ブラック企業で働いていてぶっ倒れた主人公は、生まれ変わってもまたブラックな所で働いていた。
孤児として転生しいた主人公ノウナは、聖女として聖女教会で働いていたのだが、とにかく毎日忙しかった。
その忙しさが不自然なものだと、気づかないまま五年が経過。
たまりにたまった疲れで、ノウナは仕事場で倒れてしまった。
しかし、そんなノウナを助ける者がいた。
それはなんと多くの者たちが恐れる魔王だった。
魔王であれども、恩を受けたらかえすのが当たり前。
長年都合よく人に使われてきたノウナは、そのルールを魔王にもあてはめる。
そのため、それから毎日魔王城で働くことになったノウナだが……。
「あれ? 私のいた職場って実はおかしかったのでは?」
自分のいた労働環境がかなりブラックだという事を知ったのだった。
休憩時間もあり、残業はなし。前世でいうボーナスまである。
そんな魔王軍の労働環境の中で、長らく聞いていなかった感謝の言葉を耳にしたノウナは、同じようにしばらく感じていなかった幸せというものを感じていた。
ノウナは、前世の子供の頃に、抱いていた夢を思い出す。
人から感謝されるカッコイイ大人の姿を見て、自分もあんな風になりたいと思ったことを。
「いいなぁ、大人になってあんな風に仕事ができたら幸せだろうなぁ」
――章構成
01 その仕事量が当たり前だから
転生したノウナは聖女になり、仕事をする。
とてもたくさんの仕事を毎日こなしていた。
02 ブラックな組織だとはきづかない
前世と同じ仕事量だった。
周囲に指摘してくれる人はいないので、気づかなかった。
そして、ぶっ倒れた。
03 魔王に拾われたけど、やさしい
気まぐれな魔王に拾われた。
イメージと違って優しい。
04 使用人ニコール
魔王城の人たち紹介タイム。
05 これ、怠けじゃないんですか?
魔王城で働き始めるノウナ。
休みが、ーーたくさんある!
06 正当な評価をもらってみたら
滅茶苦茶有能だけど無茶する聖女という評価をもらった。
褒められた事なんてなかったので、びっくり。
07 感謝の言葉と助かった者達
人から感謝されえると嬉しい。
もっと頑張りたいと思った。
――人物
〇聖女ノウナ
二連続でブラックな労働環境に身を置く。おそらく出会いの運が悪い。
好きなものは砂糖の入った飲み物。お菓子。
〇魔王アデス
各地を自分の足で見て回ることにこだわりがある。ノウナを見つけて、なんとなく気分で連れて帰った。
〇使用人ニコール
魔王の下で働く使用人。ノウナの世話をする。
〇魔族の子供テポ
ノウナに助けてもらった子供。淡い恋心を抱いている。




