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第9話

共通の行きたいリストの次に、ご家族それぞれで行きたいところのリストが載せられていた。

一応はすべては関西圏で完結できるようになっていたが、ただ一人、娘さんだけが遠く離れた岡山県砂賀町という地名を上げていた。

「ここにはなにかあるのですか。山奥の何もないところだと記憶しておりますが」

中家が上杉課長へと尋ねる。

確かに、砂賀町があるのは美作市の隣、兵庫県との県境に接しており、西粟倉村とともに英田郡を構成していた。

名物といえば現存山城天守で有名な砂賀城や、城主つまり藩主の菩提寺になっている砂賀寺といった、若者には向いていなさそうなものばかりだ。

そこにどんな理由で行きたいのかというのが気になったらしい。

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