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第6話

「お待たせしております」

一緒に必要な書類も持ってきたようで、上杉課長は部下を椅子の後ろに立たせて、一人ずつ中家らに紹介しては座らせていった。

「一番端からこちらに向かって紹介をさせていただきます。樫村(かしむら)沢田(さわた)岩山(いわやま)新沢(にいさわ)です」

名前を呼ばれるたび、頭を下げてそのまま椅子へと座っていく。

ちなみに、沢田、岩山、新沢が女性だ。

「大公殿下がこちらに来られるという計画をしているという話を聞いて以来、特に我々5人で内々で話を進めてまいりました。しかしながら、この度、予定外の状況により、何らかの支障が生じた際、我々だけでは対応しきれない場合、という危機を回避するため、警護のエキスパートを要請しましたところ、あなた方が来てくださいました」

「今回は、個人警備を行うということで話を聞いておりましたので、その通りでありましょう」

中家がうなづきながら上杉課長の話を聞いていた。

「それで、大公ご一家のどなたをご案内するので」

中家が上杉課長へと尋ねる。

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