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大公殿下のお忍び訪問  作者: 尚文産商堂


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42/55

第42話

「お待たせしております」

僧衣を着た寺務の人が、中家らのところへとやってきた。

合掌、最敬礼で迎えてくれるのを、中家らも立ち上がって最敬礼で答える。

「すでに話の大要は伺っておりますが、大公殿下のご令嬢がこちらに来られたいと?」

「ええ、もともとはゲーム、セブンスワールドというVRMMORPGゲームで興味を持ったらしく、こちらへと伺いたいという話なのです。隣の砂賀城とともにこれたらな、と考えております。しかし、警備の都合がありますので、無理にとは申しませんが……」

「いえ、是非にどうぞ。ちなみに、どちらの大公で」

「ラングマン大公です」

「欧州の大公殿下ですね。確か、国王に一番近い大公であられるとか称されているのを聞いた記憶があります」

「ご存じでしたら話が早い。それで、もしもよろしければ、この寺の案内も併せてお願いしたいのです。ぶしつけなお願いだとは思いますが」

中家は立ったままで、ほかの4人は座って再び和菓子をついばんでいる。

そのなかで寺務の人がいいですよ、と快諾してくれた。

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