あとがき
どうも皆様こんにちは、矢代と申します。
このたびは、拙作「魔剣の騎士と白竜姫」をお読みいただき、誠にありがとうございました。そして同時に、本作を応援してくださっていた読者様諸氏に対して、このような形の幕切れを提供することになったことを、深くお詫び申し上げさせていただきます。
最終回のあとがきではなく、こうして一記事を丸々使ったあとがきとさせていただいたのは、本作を中途完結させることに対する理由(と言い訳)を、この場を借りてご説明させていただこうと思ったからというのが理由となります。
やや長くなることが予想されるため、読んでやるよ! という寛大なお心をお持ちの読者様は、何卒ご注意の上読み進めて頂ければと思います。
さて、結論から申し上げさせていただきますと、本作を中途完結とさせていただいたのは「完結に向けての展望が思いつかなくなったから」ということ、そして「超長期間執筆によって作者のモチベーションが維持できなくなった」というのが主な理由となります。
本作は、さかのぼること四年前に執筆を開始した「落ちこぼれの冒険者だけど、地上最強の生き物と共に最強を目指すことになりました。」を原型に、いくつかの部分を新規に改稿したリブート作品として執筆した作品でした。
当時、某まとめサイトにて本作を公開させていただいたところ、良くも悪くも忌憚のない意見を多くいただいたことで、より良い作品へと昇華させよう、と一念発起したことで、「落ちこぼれ」という作品は現在の「白竜姫」へと変化を遂げることになったのです。
しかし裏を返せば、その決断はすなわち「既に書いた物語をもう一度一から書き直さなければならない」ということ。加えて、頂いた感想を基により良い作品となるよう改良を重ねるにあたり、一話丸々書き直すような作業となったり、下手をすれば何話にも跨って新規のお話を書き起こさなければならないというのも珍しくありませんでした。
そして、改稿作業にエネルギーを使っている間は、他の小説の執筆を進めることは当然のこと、本作の続きに対する構想を練ることもできなくなる始末。気づけば、本作の改稿作業は作者にとって大変に重労働な代物となってしまい、手を付けようにも身体が拒否するせいで遅々として作業も進まず。そうこうしているうちに、本作にかけていた情熱もまた、急速にしぼんでいきました。
もう一つの理由として、「矢代本人が本作に面白みを感じることが出来なくなってしまった」というのもあります。
むろん、作品や本作のキャラクターに対する愛着は微塵も衰えていないのですが、作者の都合で物語を改変していくうち、前述した先行きの不透明さも合わさって、「これ以上このお話を続けたところで、自分にとって面白い物語にはならないのではないか」という悩みが付いて回るようになり、「それならばいっそ、キリのいいところで打ち切るのが正解なのではないか」という結論を出すに至ったのです。
矢代本人といたしましても、ここまで長きに渡って続けてきた物語にこのような形の終わりをもたらすことは心苦しいのですが、これ以上継続しても状況が好転するとは思えず、今後の執筆活動にも関わってくる以上、ここで打ち切ることが矢代にとっての最良の選択と考えております。
長きに渡って応援していただいた読者様の期待を裏切る結果となることは、重々承知しております。たくさんの声援を頂載した上でこうした結論を出すに至ったことに、改めて謝罪の意を表明させていただきます。
と、さんざっぱら言い訳を重ね参りましたが、それだけでは読者様に申し訳が立たないのも事実。
そこで、「この後の物語がどうなるのか知りたかった!」と言ってくださる読者様に向けて、「その後の物語」に関するアイデア帳を読めるように纏め、一枚のプロット表を次話に投稿することで、「魔剣の騎士と白竜姫」の真の完結とさせて頂こうと思います。
ただ、最低限読める文章として整理は致しますが、乱雑に書き溜めたアイデアをそのまま出すことになるため、やや読みづらいものになることが予想されます。また、先述の通り今後の展望は一部を除いて固まりきっていない状態であるため、プロットも同様に歯抜けの状態で投下することをご了承ください。
さて、最後になりますが、改めて長きに渡って応援して頂いた読者様諸氏に、今一度深い感謝と謝罪を申し上げさせていただきます。
矢代本人としても本意ではない結果に終わってしまいましたが、皆様から頂いた数々の感想、ならびに更新停滞に対する寛大なお心は、矢代にとって非常に励みになるものばかりでした。千の感謝でも足りませんが、この気持ちが少しでも伝わってくれれば幸いです。
改稿前から数えて四年あまりという長い月日が経ってしまいましたが、ここに「魔剣の騎士と白竜姫」の完結を宣言し、筆をおかせていただこうと思います。
長らくの応援、誠にありがとうございました。
次回作でご縁がありましたら、またご愛顧いただけると嬉しいです。
それでは。
矢代大介より 感謝を込めて




