一話
召喚物を読んでいたら書きたくなっちゃいました。
(>_<)(>_<)
勢いで書いてますので途中で止まるかもしれません。(´・c_・`)(´・c_・`)○○
俺は、高校二年生の生須 環である。
俺は今、異世界テリークのネマーシ帝国という国に来ている。
なぜこんなことになったのかそれは、あまり好きではなかった三年生が卒業して明日には春休みを迎えることで弛んだ空気に包まれていた二年四組の教室で起きた出来事のせいである。
「皆席につけー。HR始めるぞー。」
その声とともに担任の藤森 秀明 が入ってきた。
俺は、仲の良かった内山 宏明と金武 春馬 そして、藤井 公 の四人で話していたので解散して席についた。
ちなみに、このクラスは40人で俺は、バスケ部 宏明がテニス部 春馬がブラス部 公が剣道部に所属している。
この時までまさかあんなことになるとは思っても見なかった。
「気をつけ。礼。」
「着席。」
「えー、それでは明日が三学期最後になるわけですが『ガガガ』(スピーカーからノイズが流れる。)
ん?」
先生がスピーカーの方を見ると...
『二年四組の皆さんこんにちは。私は、神様と言うものです。』
「誰のいたずらだ!皆は席について待ってるように。先生は放送室に行ってくる。」
先生がドアを開けようとするが開かない。
「なぜ開かないんだ!」
「窓も開かないぞ!」
「キャー!」
誰かが悲鳴を上げる。
『すみません。今あなた方からみると異世界にあたるテリークという星で魔王が産まれたんです。実は、貴女方にその魔王を倒して頂きたい。』
妙に女っぽい艶のある声で話す自称神様。
これにどよめく男子陣営(ここは、工業高校なので男子38人女子2人)側からクラスの不良グループのリーダー格である飯井 直樹 が答える。
「その、魔王とやらを倒したら何かご褒美がほしいぞー!」
下卑た笑みを浮かべているので大体何を想像しているのは予想できる。
「そーだそーだ!」
「やっぱり、何かないとね!」
それに乗る、不良グループの重松 弘重とビッチで有名の小村 舞 。
うわー、これは異世界行きは決定かな?まあ、ほどほどに頑張ればいいでしょ。魔王は皆に任せよっと。
『いいでしょう。美男女のハーレムやお金持ち何でも一人一つ願いを叶えてあげましょう。』
「「「「「おおー!」」」」」
クラス全体から歓声が上がる。
おいおい、先生は止めるべきだろ。まぁ、いっかここでボーッと勉強してどっかの会社に入るよりも異世界にいった方が楽しそうだし。
ちなみに、俺の親は両方とも交通事故で死んでおり、今は親戚の家に居候させて貰っている。
『では、早速 異世界テリークにいってもらいたいと思います。それに辺り皆さんのステータスを作らせて頂きました。』
いきなり、半透明のボードが目の前に現れた。
『これは、ステータスボードと呼ばれるものです。これは、持ち主が見せてもよいと思ったものにしか見えませんので個人情報は漏れません。』
ふーん。なるほど。
俺のステータスボードにはこう書いてあった。
ネーム 生須 環
種族 人間
称号 なし
状態 元気
スキル
魔導機器作成level5演算levelMAX 製図level2
危険物取り扱いlevel2
これは... 高校生活での資格がスキルになってるのか。
「ゲーム見たいに身体能力を数値化したのはないんですか?」
『ありません。身体能力は日によって変わりますから。』
確かにそうだな。憂鬱の時とか絶対能力は下がるよな。
「何も攻撃出来るスキルを持ってないんですけどーこれじゃいっても意味ないでしょ。」
『大丈夫です。これは、現時点でのステータスですので異世界 テリークに行くときに貴女方に自信でポイントにおおじた補正を入れて頂きます。』
『他に、質問は御座いませんか?』
『いないようですのでさっきも話に出てきた補正について説明します。』
お○、ワ○ワ○してきた○!
いやー、思わず心の中であの名台詞を叫んでしまうね!
『今回、異世界テリークに行って頂くに従い今さっき皆さん見られたステータスに補正を加えて頂きます。補正は全部で3つあります。
1つ目 ユニークスキルです。これは、ポイントに関係なく一人に一つ貰えるスキルで被ることはありません。今までの高校生活で決まります。もちろん、異世界人も持っている人はいますが一千万人に一人です。
2つ目 ポイントによるスキルの取得です。これは、一人100ポイントを自分の好きなように振り分けてもらいスキルを取得して頂きます。
3つ目 職業の選択です。これは、ポイントに関係なく自分の適正のある職業の中のから1つ職業を選んでもらいます。
この3つの補正を行ってもらい異世界テリークにいってもらいます。