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魔法の少女 カヤ   作者: ひなつ
21/22

覚醒

 土煙が収まるとそこには初めて見る女性がいた。

 赤い髪の毛。小柄で華奢な身体つき。そして、誰も寄せ付けようとしない、目の鋭さ。その容姿からは思えないほどの、威圧感。それ故にか大きく見える。

「後少し遅れていたらこの世から消えていたかもしれぬ。そなたか私を攻撃してのは?」

「貴女は誰? カヤは何処へ行ったの?」

林原は今何が起きているのか分からず呆然と立っていた。

「おぬしは私がわからぬのか? そなたも魔法使いであろうに。封じ込められていた間にだいぶ変わったとみえる」

「貴女は………」

 林原の頭の中に1人の伝説の魔法使いの名前が浮かんだ。目の前に居る女性は話を訊いたそのままの姿だったからだ。

「想い出したようだな。ならば」

 その女性が魔法の杖を林原に向けた。

 すると、自分にはかなわないとみたのか、林原は忽然と消えた。

 「逃げたか。ま、よかろう」

 姿はカヤに戻った。

その場に崩れる様に倒れた。


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