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魔法の少女 カヤ   作者: ひなつ
19/22

半年

アイドルに成って、あっという間に、半年が過ぎようとしている。

いや、魔法少女になってが、正解だな。

でも、これでは魔法少女になりたかったのに、アイドルになってしまい、ガッカリもしている。もっとこう、敵対する何者かが居て戦うみたいな感じが、してみたかったのに、これではだいなしだ。

俺は毎日、歌番組やトーク番組に出演して、日々忙しく仕事をしている。

それはそれで良いのだが、何かが違う、物足りなさをかんじる。

と云うよりか、魔法少女に成ったのであって、けしてアイドルに憧れて成った訳ではない。

魔法少女に成れると想い魔法で変身したのに、これでは本来の意味が違ってきてしまう。

もっと魔法を使いたい、使ってみたい。その為になったのだから。

でも、そもそもどうすれば、良いのだろうか。

魔法を使うとはどういう事なのか。敵がいる訳でもないし。かといって、敵がいても攻撃魔法が使える訳でもないし。

困っている人を助けるとか。

なんで、俺は魔法少女になったのだろうか。

憧れはあった。でも、ただなりたいだけで、やりたい事がないままに成ってしまったと、云うことに尽きるのだろうか。

この先、目的を明確にしていけば自分のなりたい魔法少女に成れる、かな?

もう少し頑張って、やっていこう。

でも魔法の事は、林原さんが知っているのかな。どうなんだろう。逢うのも怖いし。そうだとすれば、いずれは逢って話さなくては、いけないのかな。

今は先の事より今やるべき事をやっていこう。

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