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魔法の少女 カヤ   作者: ひなつ
16/22

スクープ

 俺は何時ものごとく、コンサートを楽しみ、入口で見張っていた。

 すると、あのオジサンが出てきた。

 見た目は何処にでも居るような、オジサンだ。

 俺はカヤとオジサンが同一人物ではないのかと思い始めて以来、疑問を確かめるべく見張り始めた。

 最初のうちは仕事としてカヤの素性を調べるだけのはずが、今は自分の興味本意でしかない。

 まさか本当に魔法少女だとすれば、これが事実だとすれば、この世に魔法は実在していると、云うことになる。

 何回か後を付けてはいるが、だが普通なのだ。

 好きなアイドルのコンサートを観て家へ帰るといった、普通の行動をとっている。何の警戒心もっていないようだ。

 家へ帰っても人の出入りは無く、独り暮らしのようだ。

 いつ変身をするのかと思っていても、変身をする気配がない。まてよ、コンサート会場へ入ってから変身をしているのであれば、会場へ入ってから後を付ければ良いのではないか。でも、何時会場に入るのか、俺は会場に入る所をまだ一度も見たことがない。

 ますます疑問が沸いてきた。

 まず、何処で変身をして楽屋に入るかだ。

 自分のコンサートに自腹で入る訳はないだろうと思う。

 考えるよりかは早く来て、来たらあとを付けるしかないな。

 次のコンサート。

 早く来て俺は見張っていた。

 あっ! 来た。

 開演三十分前。

 あのオジサンの姿が見えた。こっちへ歩いてくる。

 んっ! まてよ、車ではなく、歩き? なぜ歩きなのかな。やはり何かを警戒しての行動かな。それとも………分からない。ともかく、気付かれないように後を付けよう。

 オジサンは中へ入ると入口ではなく、裏へ回り込んでいった。

 俺は気付かれないように後を付ける。

 そして、まわりからは見えない物陰へ入っていった。

 やはり怪しい。

 見られないように、気付かれないように、行動を見ていた。

 すると、棒のような、あっ! 魔法の杖だよな、あれ。

 それを振って上へ上げた。

 すると先から光が出てきた。

 光は螺旋状に回りオジサンを包みこんだ。光が消えると、そこにはカヤがいた。

 俺は声も身体も動かないほど、驚いた!!

 ほっ! 本当に変身をした。

 夢ではなく、本当のことなのだ。俺の目の前で変身をして、コンサート会場の中へ入って行った。

 俺は目の前で起きた事が信じられず、でも本当の事だし、それを確かめるために後を付けたのに、でも……。

 頭の中は真っ白になり、何処をどう帰ったのか分からず、気付くと自分の部屋に居た。


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