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魔法の少女 カヤ   作者: ひなつ
14/22

写真集

 「カヤちゃん! 写真集を出すことになりましたよー」

と、楽しそうにマネージャーが楽屋に入って来た。

「写真集ですか?」

 写真集と訊いて俺は少し、不安になった。

「そうよ。やっぱりアイドルは写真集をださないと、ダメよ」

「水着も、ですよね⋯⋯⋯」

「何を云っているのよ、当たり前でしょ!」

当たりまえと、云われて自分の顔が赤くなるのが分かった。

「なに、赤くなっているのよ。可愛い」

マネージャーは恥ずかしがって顔が赤くなっているのだと、想っているみたいだ。

そう、想われている方が良い。

 でも、数日前に気付いたのだ、気付いてしまったのだ、アイドルの写真集を見て。

俺もアイドルなのだから、写真集を出さないといけないことに、いまさら気づいたのだ。気付くのが遅いと云われそうだ。

と、云うことは、俺が女の子の水着を着るということになるから.......だからだ。

だからと云って、どうするか考えても、どうにもならない。俺は今、魔法少女で女の子だから。

「どうしたの? 心配ごとでもあるの」

「ありませんよ、そんなこと」

何も云わないで考えこんでいると、マネージャーが心配そうに聴いてきた。

「日程だけど、場所は予算の都合で沖縄で日帰りです。強行軍になるけど大丈夫ね」

「それは分かっていますから、大丈夫です」

このプロダクションは何時も強行策をとるよな。遠くへ行く時は何時も車の中で寝ている。車中泊だ。ホテルで泊まったことがない。

小さいプロダクションで大変なんだろうけど、もっと自分が頑張って大きくすれば、ホテルへ泊まれるのかな。

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