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魔法の少女 カヤ   作者: ひなつ
13/22

林原の思惑

 そして、私は調べ始めた。ミリの云う事が本当なのかどうか。そして、この世界に何かが起きようとしているのかどうか。

 まずはカヤのことから、調べ始めた。

 女の子がカヤに変身しているのなら問題はない、調べるのもお終い。でも、おじさんなら話は違う。起こらない事が起きているから。その真意を突き止めなければいけない。場合によっては戦はなくてはいけなくなる。


 また逃げられた。

 これで何回めだろうか。見失うのも。カドを曲がったので、直ぐに私も曲がったのだけれども、そこにはカヤは居なかった。何処へ行ったのか、それとも私が後を付けているのに気づいたのか。分からない。

 でも本当におじさんなら、見たくない気もする。カヤが変身を解いたらおじさんが出てきた、なんて想像するだけでも、おぞましいし、ありえない。ましてや、それを見るのがとても怖い。でも、その気持ちが心の奥にあるから、毎回、毎回見失なうのかもしれない。本当は確かめなくてはいけないのに、見たくないという気持ちが働いて、逃してしまっているのかもしれない。だからと云ってそんな事を云っていたら、一生見ることは出来ない。確かめないと云う事は手遅れになる。

至極大事なことだから、そんな気持ちは断ち切って

変身をする所をみなくては。大変な事になるまえに。


コンサートが終わり私は楽屋近くで見張っていた。するとカヤが戻って来て楽屋にはいった。そのあとマネージャーが入った。

暫くして二人が楽屋からでてきた。

今日のコンサートや今後の打ち合わせなどをしていたのだろうか。

おつかれさまでしたと、二人は云って別れた。

マネージャーは左、カヤは右へと歩いていった。

私は気疲れないようにカヤの後を付けた。

こんどこそは見失なわないように慎重に後を付けた。

後を付けて行くと、段々と人気のない方へと歩いていく。

やはり怪しいわね。帰るわけでもなく、人気の無い方へ歩いていくなんて。

そして、周りを高い壁で覆われた場所まで来ると、その場で立ち止まり辺りを警戒してか周りをみわたした。

そして、右手を前にだすとタクトが現れた。

確かにタクトの先についている物の色はピンク色をしている。ミリが云っていたとうりだった。そしてタクトを上へ上げ回し始めると、光のシャワーが出てきて、身体を覆い尽くした。

光は虹色で中が見えない位に光っている。

光のシャワーが終わると、カヤがいた場所にオジサンがいた。本当に変身を解くとオジサンになっていた。

ミリの云っている事が本当だった。

訊くのと見たのでは大違いで、今の私にはどうして良いのかわからなくなっていた。おじさんだったらどうしようかな、とか考えていたけど、実際に目の当たりにすると、どうする事もできなくなっていた。

でも、このままにしてはおけないのは、分かっている。

ともかく一旦戻りどうすべきなのか、ミリに相談をして考えてみる事にした。

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