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白湯を飲む  作者: さかしん


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6/7

仙人に遇った

昔からスポーツが好きで今はテニスにハマっている。


テニスは何といってもよく走るので、とにかく体力があればある程度強くなれる。


ということで体力づくりで山に走りに行くことがあった。


その日も家から3時間かけていつもの山の麓まで走ってきた。


そこから更にランニングで頂上まで駆け上がる。


その日は沢コースを選んだ。


石がゴロゴロしていて少し走りにくいが修行してる感が出るのでそのコースは好きだった。


また、あまり人がいないコースでもあった。


山の中腹まで来た辺りで後ろから足音が近づいてくる感じがした。


信じられなかった。


そんなことは今までに一度もなかった。


普通の登山客じゃない、もしかしたら動物か?


もう、すぐ後ろまで来ている。


俺は振り返った。


チェックのシャツにジーンズを着た頭の薄い50歳くらいの普通のおじさんだった。


俺は少し横に避けるとそのおじさんは後ろ手にヒョイと石から石へ飛び移りあっという間に行ってしまった。(鬼滅の刃に出てくる鱗滝左近次を彷彿とさせる雰囲気があった)


全く追いつけなかった。


俺も日ごろから体力づくりでランニングしたり山登りを定期的にしているので遅いほうではないと思っていたが、レベルがまるで違った。


頂上に着きあのおじさんを少しの時間探したがどこにもいなかった。


俺はすぐに下山しそこから3時間かけて帰宅した。


白湯を一口すすると


『仙人』


というワードが頭に浮かんだ。


「あぁ、今日のおじさんはきっと仙人だったんだ」


その日以来一度も『仙人』にはお逢いできていない。


またいつかお逢いしたいな。

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