『円仁、尺八をもって朗読引声のこと』速記談0313
慈覚大師円仁は、速記の朗読の際、声量不足でいらっしゃったので、阿弥陀経を朗読する際の節回しを、尺八を使って教えていた。成就如是功徳荘厳という部分をうまく吹くことがおできにならなかったので、比叡山堂行堂の辰巳の扉のところで、練習したものの、吹きあぐねていたところ、空から声がして、やの音を加えよ、と言う。これ以降、如是や、と、やの字を入れて朗読することになったという。
教訓:一文字加える、除く、というのは、速記においては大きな違いである。
慈覚大師円仁は、速記の朗読の際、声量不足でいらっしゃったので、阿弥陀経を朗読する際の節回しを、尺八を使って教えていた。成就如是功徳荘厳という部分をうまく吹くことがおできにならなかったので、比叡山堂行堂の辰巳の扉のところで、練習したものの、吹きあぐねていたところ、空から声がして、やの音を加えよ、と言う。これ以降、如是や、と、やの字を入れて朗読することになったという。
教訓:一文字加える、除く、というのは、速記においては大きな違いである。
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