第二十四話 苗床化に突き進む人型魔淫蟲達
投稿期間が開いてしまい、本当に申し訳有りませんm(--)m
今週末の精密検査で、何を言われるか戦々恐々な自分が居ますwww
プリンセスプリンシパル Crown Handler第6章までは、何とか元気に観たいです。
レグニッタの予告通りシオン、マオン、ミオンの出産が無事終わり、カオン同様何十億匹の微細な幼生体が撒き散らされた。
聖なる大広間の上層三階から六階までの空間が三姉妹の子ども達で埋め尽くされ、透明な粘液の膜と垂れ下がる無数の粘液の糸で覆い尽くされてしまう。
人型魔淫蟲を大量に必要とするレグニッタが、空間拡張魔法を発動させ其々の階の広さが数十倍に広がり、一階当たり一万匹を超える人型魔淫蟲を収容出来る状態に創り変える。
ガーネラの私邸:歓喜する蜜壺は八階構造(地上六階、地下二階)だったので、合計八万匹を超える人型魔淫蟲が快適に過ごす事が可能な巣へ進化した。
出産を終えた三姉妹は其々の聖麗香に種付けを行い、シオンが呪詛結界師ゾク・パトチュカに、マオンがズレクの美淫ベゴーニャに、ミオンが熟嬢姦一番人気の冒険者兼娼館嬢タニャに、子種を流し込み無事妊娠させていた。
「ミオン様、テニャとニニャとミニャにも子種を流し込んで下さい」
「ミニャとテニャを孕ませるのは、アメルハウザー聖帝国の公爵家及び侯爵家令嬢一行の件が片付いたら、即流し込むから(ニヤニヤ)」
「吉乃、真琴、桃香、タチヤーナ、エルヴィーラ、新葉にも、ミオン様の子種を流し込んで貰いますから」
「本当に良いの、詩乃?」
「タニャの娘達同様、家の娘達全員の了解を取り付けて有ります!」
「アメルハウザーの件が終わったら、直ぐに種付けを始めるね(ニヤニヤ)」
タニャと詩乃から娘達への種付けを頼まれ、満面の笑みを浮かべながら牡汁を撒き散らすミオン。
シオンも骸と霞に種付けするようゾクから頼まれ、近日中に種付けを行う事を伝えていた。
其処に魔界で肉体改造を行っていた七聖賢女の二人、ルオとフィーが複数の悪魔達に連れられ帰還した。
「責任者は?」
「私が責任者の七聖賢女七席カオンです」
「二匹の牝の肉体改造と調教が終わった。腹を見れば判るが後二~三日で、レグニッタの餓鬼を撒き散らすからな。其れと黒髪の牝は魔界に居る時は、赤の一柱セラフィマ様と俺達淫獣が所有する飼育魔淫蟲の身分を授かった。茶髪の牝は白の一柱ツツェーリアと後戦が所有する、飼育魔淫蟲の身分を授かった事を伝える。魔界から呼び出しが掛かった時は速やかに馳せ参じ、俺達全員の肉欲を解消する事が生涯に渡って与えられた。此処に居る下等な蟲共に邪魔をする権利は無い、此の件はレグニッタも快く了解している」
突然の宣言に動揺が広がる聖なる大広間の住人達、何時もは強気なドロテアも悪魔の出す覇気に包まれ、全身に大量の汗を浮かべ震えるだけだった。
「蟲、お前達からも何か言ってやれ」
「はい、ゲアリンデ様。私ルオはレグニッタさんの孕み袋兼赤の一柱セラフィマ様と淫獣専属の飼育魔淫蟲に生まれ変わりました。此の命尽きるまで淫獣の皆様に御奉仕する事を此処に宣言します」
「私フィーも白の一柱ツッツェーリア様と後戦の皆様専属の、飼育魔淫蟲に生まれ変わる事が出来ました。最高位所有者白の一柱ツッツェーリア様からは、最強最凶魔淫蟲ゼミナルの細胞を此の卑しい身体に埋め込んで頂き、魔界、地上界、腐界問わず全ての魔淫蟲、淫蟲、魔蟲の苗床に成る力を得ました。此れからは人型に拘らず沢山の可愛い娘達を産み落とし、先ずは西大陸を様々な形の魔淫蟲で埋め尽くしてみせます(ニコニコ)」
「良く言いました、フィー。ツッツェーリア様の期待を裏切らないように、沢山の牝と交尾して世界を創り変えなさい。此の大陸を、此の星を魔淫蟲で埋め尽くしたら、次は暗黒大陸を埋め尽くしなさい。其れが貴女に課された宿命なのですから、肉欲に狂い只管咥え孕み産み落としなさい。魔淫蟲の孕み袋として、其の生涯を捧げなさい!私も貴女に期待してますよ(ニコニコ)」
「直接の所有者ミッシェル様の言葉、感動で全ての細胞が震えています。お願いが有ります!」
「何ですか?フィー」
「また稀少種の巣へ放り込んでください。時間を忘れて何百万、何千万の交尾管を押し込まれ、捻じ込まれ、咥えされ、流し込まれる牡汁を味わいたいのです・・・駄目でしょうか?」
「此処の人型魔淫蟲全てにゼミナルの細胞を植え付けたら、褒美にエビボボとヌタビルスカトンの巣に放り込んで挙げましょう(ニコニコ)」
「ありがとうございます!!ミッシェル様!!!(ウルウル)」
後戦団長ミッシェルの話を聞いていたゲアリンデが、苦々しい表情を隠さず質問をぶつける。
「ミッシェル、淫獣の所有物にも埋め込んだだろう!!」
「フィーの姉妹だそうですから、ルオにもゼミナルの細胞をプレゼントしましたよ」
「「相手の所有物に手を出さない」暗黙の了解を破ったんだ!!責任を取って貰うぞ!!!」
「ヒルデガルド様からの話を聞いて無いのですか?」
「黒の一柱が如何した?」
「暗黒大陸を管理しているヒルデガルド様から、ツッツェーリア様に緊急の連絡が有りました。暗黒大陸第二層で大陸を二分した争いが起こり、劣勢に立たされた方の軍勢が第三層に逃げ込んだそうです」
「なん・・・だと・・・」
「プライドの高いカイザーパニツァー種レグニッタが、自らの孕み袋を我々悪魔に提供した理由です。知能の高い魔淫蟲を短期間で数百億から数千億匹確保しないと、第三層暗黒大陸の支配種の地位を失う事に成ります。此処の魔改造された人型魔淫蟲から生まれた、幼生体は形に関わらず高い知能を持つ事が解っています。中には四則計算が出来る蟲もいます、ゲアリンデ貴女に四則計算が出来ますか?」
「・・・・・・・五月蠅い!!!俺は牝を逝かせれば良いんだよ!!!」
頭の悪さを指摘され言葉を詰まらせるゲアリンデに代わり、同じ淫獣に所属する悪魔リリアンが質問を入れる。
「ミシェル、どの順番で種付けを行います?」
「フィーは番のドロテアを、ルオは実の母親タシューを孕ませたら、レグニッタが指定した七聖賢女と聖女と呼ばれる蟲達に種付けさせます。其れ以外の普通の蟲に付いては、好きな時に好きなだけ種付けを行って貰います。フィー、ルオ、早速番のドロテアと実の母親タシューの種付けを終わらせ、七聖賢女と呼ばれる特別な蟲達に子種を流し込み孕ませなさい。種付け作業は明日の朝までに終わらせるように、此れは絶対命令です!!」
「「喜んで、ミッシェル様!!」」
「最後にツッツェーリア様から素敵な贈り物が有ります。此の巣に魔界のみに生息する希少な魔淫蟲と、暗黒大陸のみに生息する貴重な魔淫蟲を全種類放って差し上げます。其れに伴い明日以降巣内の魔素濃度を濃くしますので、此処に居る全ての蟲達は死なない様に努力して慣れて下さい(ニコニコ)」
言葉通り翌日夕方以降、歓喜する蜜壺内の魔素濃度が前日比三倍の濃さに引き上げられ、順応出来ない人型魔淫蟲の中に体調不良を訴える姿が見られた。
傾向として人族時代に、冒険者や魔導師を生業にしていた蟲達は体調不良と無縁で、普通の生活を営んでいた蟲達に被害が集中した。
数日後、フィーとカオンが白の一柱ツッツェーリアの居城に向かい、新緑の芽吹き亭別館の一つを魔素濃度に慣れるための特訓施設として改造するよう依頼、翌日には暗黒大陸と同じ魔素濃度百倍の階層を最上階に設置した、人型魔淫蟲用魔素濃度耐性強化施設が完成する。
下層から倍、三倍、五倍、十倍、二十倍、三十倍、五十倍、七十倍、八十倍、九十倍、百倍と、聖なる大広間で生活する蟲達が暗黒大陸に移住する前提の強化施設に成っていた。
Sランク冒険者のタニャ達でも現状十倍を超えると、体調不良を強く感じ行動出来ない状態に陥ってしまう。
白の一柱ツッツェーリアの居城に顔を出したカオンは、当然飼育魔淫蟲の身分を与えられ身体中を弄られた。
フィー同様、魔界に生息する様々な魔淫蟲や魔物の細胞を埋め込まれ、カイザーパニツァー種を超える改造魔淫蟲に変化してしまう。
白の一柱ツッツェーリアは、召喚勇者を通じて現代地球の医学知識を学び、他者の肉体改造を行う事に異常な興奮を覚えるマッドサイエンティストでも有った。
ツッツェーリアの近衛部隊後戦団長ミッシェル、他の三柱と比較すると精神年齢が幼い上司に仕え、振り回される悲しい中間管理職の一面も担っていた。
魔淫蟲の巣とかした歓喜する蜜壺に予想外の女達が顔を見せ、姉リオン不在の間責任者を任されているカオン達姉妹が、額に脂汗を大量に浮かべながら真意を測ろうと対応していた。
「レイナさん、ゾマさん、来訪された訳を教えて頂けませんでしょうか?(ガクブルガクブル)」
「私とゾマも聖なる大広間の宴に参加するよ(ニヤニヤ)」
「エッ!!!・・・・・・・(此の二人の参加を認める訳には)」
「何を驚いてる!!参加認めるよね!!!」
「ヒィィ!怒らないで下さい・・・・・・レイナさん、御二人の参加を認めます。皆さん、宜しいでしょうか?(・・・誰かが反対してくれれば)」
「レイナとゾマも、参加するの?」
「タシュー小母さん、宜しくね(ニコニコ)」
「レイナの事は生まれる前から知ってるから、心から乱れ愛嵐交の参加歓迎するわよ。メノウ、タニャ、タマキ、スラットリ、ルオ、フィー、フロー、貴女達も同じよね?」
「「「「「二人の参加を歓迎!!!」」」」」
顔面蒼白状態で動きを止めるカオン達姉妹の横から、期待に瞳を輝かせながらレイナとゾマに声を掛ける、格闘春日組の真琴の姿が有った。
「レイナさん、ゾマさん、絶叫の大聖堂特別顧問ですよね!」
「貴女は?」
「格闘春日組で冒険者をしてる真琴と言います」
「貴女ね、姉を調教してる冒険者って(ニヤニヤ)」
「私の事知ってるのですか?」
「ガーネラから聞いてるよ。聖なる大広間の住人の中に、加虐調教師に向いた女が居るって」
「お願いが有ります、レイナ様、ゾマ様!!絶叫の大聖堂で加虐性癖の道を究めて、姉吉乃を骨の髄まで被虐性癖だけに狂う牝豚に調教したいんです・・・」
「加虐調教師を目指すならレベルの低い絶叫の大聖堂じゃなくて、南球東大陸に在る私達が支配する絶叫の館にしなよ?」
「絶叫の館?・・・」
「知らないよね、絶叫の館。二三十年前に南球東大陸で豊穣の女神教を追放された、加虐性癖に狂い同僚のシスター達を恐怖に陥れた異端司祭ミュゼが、自らの性癖を満足させるために興した組織が絶叫の館ね。此の西大陸に在る絶叫の大聖堂は被虐性癖者の肉体に、物理的破壊行為を禁止した安全安心指導の優しい加虐調教師育成機関だから」
「・・・肉体を物理的に破壊?」
「私とゾマは南球東大陸で専属の被虐奴隷、タニャ小母さんの子宮や肉壺を何百回と食べてるよ。物理的に切り取ってね(ニヤニヤ)」
「食べた・・・子宮や肉壺を・・・(ドキドキ)」
「そうですぅ~、タニャ御姉様の子宮美味しかったですぅ~」
レイナの話を聞いていた聖なる大広間の住人達の視線が、お腹の上で淫紋を光らせるタニャに向かって集中した。
「レイナちゃんとゾマに、子宮を食べられた記憶全然無いわよ?性的に貪られた記憶なら無数に有るけど(ニコニコ)」
「タニャ小母さんの記憶には日常生活に支障が出ない様に、私とゾマの禁呪魔法で被虐奴隷時の記憶は封印してるの。Sランク冒険者が相手の攻撃を受けて、性的興奮を覚えたら拙いでしょう?」
「嘘、其れ本当なのゾマ?」
「本当ですぅ~、タニャ御姉様(ニヤニヤ)」
「封印を少しだけ解除しますね(ニコニコ)」
レイナとゾマが掛けた禁呪の封印魔法を解くと、身体を破壊される痛みで絶頂を感じ逝き狂う自分の姿を思い出し、肉壺から大量の牝汁を垂流し口壺からの涎が止まらないタニャ。
「・・・・・・・私、レイナちゃんとゾマ専属の被虐奴隷だった。仕事と姉御劇場で貪ってる時以外は、絶叫の館で骨の髄まで痛みに狂っていたわ。今はミオン様の子種を宿してるから我慢するけど、出産が終わったら痛みで身体中の細胞を喜ばせてね、レイナちゃん、ゾマ(ニコニコ)」
「タニャ小母様の身体は、私とゾマの所有物だから(ニヤニヤ)」
「最近、タニャ御姉様の身体を破壊出来無くて、欲求不満だったんですぅ~」
「カオン、此処で人型魔淫蟲に成れば七千年から一万年生きられるんだよね(ニヤニヤ)」
「はい、其の通りです・・・」
「私とゾマも魔淫蟲に成るよ。如何すれば魔淫蟲に成れるか教えてよ(ニヤニヤ)」
其の時、聖なる大広間の空間から完全武装状態の悪魔達が姿を現し、レイナとゾマに向けて最上級拘束魔法を一斉に放った。
次々と多層構造型の魔法陣が展開され、レイナとゾマの動きを瞬時に封じて行く。
「ミッシェル様!!!此れは!!」
「カオン、歓喜する蜜壺に張り巡らせた警報が発動しました。我々同等以上の力を持った存在が聖なる大広間に侵入したら、即座にツッツェーリア様の居城に知らせが入る仕組みです」
「団長!!!、我々の拘束魔法が・・・・・・・」
「な・・・に・・・」
後戦の団員達が放った最高位拘束魔法が次々と崩れ落ち、何事も無かった素振りで話始めるレイナとゾマ。
「此の程度の拘束魔法じゃ、私達の動きを止めるは無理だよ(ニヤニヤ)」
「弱過ぎですぅ~」
「「「「「此の程度だって・・・」」」」」
「・・・貴女方の目的は何でしょうか?」
「ミッシェル様、私が説明します(アセアセ)」
慌てふためきながらも二人の来訪目的を説明するカオン、話が進むうちに先走った事を痛感する後戦の団員達。
レイナとゾマに後戦団長として謝罪を行っている時、ミッシェルの元にツッツェーリアから緊急連絡が入る。
「レイナ、我らが主ツッツェーリア様が会いたいそうです。魔界迄同行して頂けますか?」
「私は構わないけど、ゾマは如何する?」
「私も構わないですぅ~」
ツッツェーリアの居城で肉体改造に性的興奮を覚えるマッドサイエンティストと、被虐性癖者の身体を壊す事に最高の喜びを感じる加虐調教師達が出会ってしまう。
自室で肉体改造が如何に崇高な趣味か説明するツッツェーリア、負けずに被虐性癖者の身体を壊す事が如何に慈愛に満ちた作業か延々と話す二人。
意気投合したツッツェーリアがレイナとゾマを人型魔淫蟲では無く、同族(悪魔)化して後戦の傭兵団員の身分を与え配下に加えてしまう。
人族で唯一数万年の時間を生きる南球東大陸の守護者大賢女ティフェリア、其の怪物と面白半分で戦い一方的に蹂躙した太古の時代の禁呪魔法の使い手レイナ。
デバイン王国との戦いで数万の大軍を僅か数分で皆殺しにした、微笑みの殺戮者元巡礼シスター第七席シスターゾマ。
ツッツェーリアが意気投合して手に入れた趣味の人材が、自分達同等以上の戦力を持つ存在とは知らずに。