第十九話 四百八十六匹目の孕み袋へ!
レズビアン娼館マダレーナの喜びの館では緊急の課題だった、熟嬢姦新メンバーの選考会議が開かれ結論が纏まろうとしていた。
熟嬢姦の評判がクアドラ王国周辺の国々まで広がり、所属する熟女娼館嬢全員の予約が半年先まで埋まる状態だった。
所属する熟女娼館嬢の出勤日を増やす様に、様々なルートを通してマダレーナに圧力が掛かっていた。
しかしバルドストン家に勤務する二人のスケジュール調整が難航して、相談の結果新人熟女娼館嬢を入れる事と成った。
「ズレク冒険者ギルドマスター・エリカ・ヴァルツァーさんと、S3ランク冒険者の詩乃さんの採用は決定しました」
「次は救済と癒しの聖母メノウ様の推薦されたタマキさんに付いてですが?」
「タマキは凄いわよ。肉壺開きの悪魔の二つ名は伊達じゃないから」
「タマキなら喜んで熟嬢姦のメンバーに、向かえ入れる事が出来ます」
「私もボドーと同じね」
「ボドー様、タシュー様も同じ意見ですか。タマキさんも採用で行きましょう」
マダレーナがタマキ採用意見を述べた瞬間、執務室扉が開きメノウが突然姿を現す。
「もう一人熟嬢姦に、入る女を見つけて来たの(ニコニコ)」
「メノウ、誰を引っ張って来たのよ?」
「タニャ、皆知ってる女なの(ニコニコ)」
暫くすると扉の外からタニャ達と同年代と思われる、豊満な身体を持った凛とした女性が姿を見せた。
「タニャ、アムテスル以来ですね(ニコニコ)」
「国、国王アンゼルマ様!!!」
「「「「「国王・・・アンゼルマ様???」」」」」
執務室内に居た全員がタニャの言葉を聞いて、理解が追い付かず固まってしまう。
「メノウ!!!アンゼルマ様は流石に拙いでしょう!!!」
「大丈夫なの(ニコニコ)」
「メノウから話を聞いて、娼館嬢に興味を持ちましたの。アムテスルの百合迎賓館で貴族の夫人や令嬢達を相手に、貪り愛や乱れ愛乱交するのにも少し飽きてしまいました。娼館という不特定多数の見ず知らずの女性を相手に、肉欲に溺れて見たいと思いましてメノウの提案を受け入れましたの。宜しいかしら、マダレーナ?」
「ヒィ・・・、と、当、当娼館としましては国王様の意向に反対する理由が有りません、国王様の望まれる日程で働いて頂ければ幸いです・・・(ウラヌス様に相談しないと・・・)」
「今からアンゼルマを、ズレクの人達に紹介するの!!エリカも、詩乃も、タマキも、娼館前広場に集合なの!!」
メノウの勢いに流され娼館前広場に集合する新旧熟嬢姦達、其の眼前には広場を埋め尽くすレズビアンの女性達が集まっていた。
メノウがタマキを紹介した時点で領都中に新しい熟嬢姦が加わる事を宣伝、其の翌日には別大陸で国王に就任している女性が加わる事も既に宣伝していた。
広場一帯を埋め尽くした群衆の数を見て、此処で事実を言わないと一騒動起きると確信したマダレーナが、覚悟を決めて御立ち台に上がり説明を始める。
「喜びの館前広場に御集りの皆さん、今から新人熟嬢姦の皆様を紹介したいと思います」
次の瞬間、広場に出店してる屋台を揺らす程の大歓声が巻き起こり、周囲で眺めていた男達をドン引きさせてしまう。
「一人目はズレクに住んでる皆様は既に御存じの、ズレク冒険者ギルド・ギルドマスターエリカ・ヴァルツァーです。二人目は露出闘神タニャと模擬戦を行い敗れ、熟嬢姦に加わったS3ランク冒険者の詩乃です。詩乃はクアドラ王国内で有名な冒険者パーティー、格闘春日組の吉乃、真琴、桃華、三人の実の母親でも在ります。続いて三人目は救済と癒しの聖母メノウ様から強い推薦を受け所属が決定した、少女や幼女を淫乱ビッチに創り返る肉壺開きの悪魔の二つ名を持つタマキです。タマキは南球東大陸のキャルネ都市連合から神託の聖女ガーネラ様の力、空間転移を使い此の北球西大陸に在るクアドラ王国まで来てもらいました。南球東大陸でタマキが肉壺開きした少女の数は、軽く二千人を超えてるとガーネラ様から聞きました。最後に紹介する方こそ南球東大陸に在る、ペテルザクセン王国現国王アンゼルマ様です」
アンゼルマが紹介されると広場に集まった群衆から、建物を揺らす爆発的な歓声が巻き起こった。
其れ迄はS3ランク冒険者春日詩乃に対する歓声が一番大きく、タマキに関しては対象年齢が未成年と言う事も有り微妙な反応、エリカに至っては日頃の行いが災いして一部非難の言葉をぶつける観衆も居た。
「ズレクの皆さん、初めまして。此処ではアンゼルマと呼んでくださいね」
「国王アンゼルマ様、何時から出勤されますか?」
「明日からでも構いませんよ(ニコニコ)」
笑顔でマダレーナの質問に答えるアンゼルマに対して、会場後方から鬼の表情を浮かべ説教を始める女性が現れる。
「アンゼルマ、御前会議三日止まってるわ!!北球から一日で戻ると約束したわよね!!!」
「ミラスローヴァ、色々と手違いが重なって・・・(メノウと貪り愛を楽しみ過ぎましたね)」
「直ぐに城に戻りなさい!!!大臣達も激怒しながら帰りを待ってるから!!!」
「・・・仕方有りません、直ぐに戻ります。ミラスローヴァ、マダレーナの娼館で勤務する日を、貴女が決めてくれないかしら?」
「其れくらい構わないわよ。週何回入るつもりだったの?」
「週三回で契約を・・・」
「却下!!!国王としての責務を蔑ろにする事は絶対に認めませんからね!!アンゼルマ、貴女の仕事量を考えたら、二週間に一度出勤出来れば良い方じゃないかしら!!」
「・・・分かりました、その条件で交渉をお願いします。但し口頭ですが契約を終わらせてますから、不足分の十日はミラスローヴァが出勤して穴埋めなさい。此れはペテルザクセン国王アンゼルマからの勅命です(ニヤニヤ)」
「ハァーーーーーーー?」
此の騒動の結果、国王アンゼルマは二週間に一度マダレーナの喜びの館に出勤する事が決まり、穴埋めで公爵家当主ミラスローヴァが毎週二~三回娼館嬢として出勤する事が、広場に集まった群衆の前で決まってしまう。
結果、公爵家当主で正妻が居ないミラスローヴァの妻の座を狙った、マダレーナの喜びの館に通う女達の欲望塗れの激しく熱い戦いが繰り広げられる事に成る。
同時刻、歓喜する蜜壺二階聖なる大広間では十日前にレイナの地獄の特訓から解放され、心身共に鋭気を養っていたミオンが帰らぬ妹カオンの心配をしていた。
「ミオン様、カオン様は何時戻られるのですか?」
「私にも分かりません、グレンダ・・・」
「時の断層内に居るの、カオン?」
「フロー姉様、多分時の断層内に留まっていると思います」
「ガーネラとリオンはケベルゴだから無理でしょう?後は、レイナかゾマさんに捜索を頼むしかないか?」
「フロー姉様、其れ良い案ですね!」
「其れじゃ、私が家まで行って来るよ!」
フローリアンが立ち上がり聖なる大広間を出ようとした時、変り果てた姿のカオンが姿を見せ室内に居た全員を凍り付かせた。
一番最初に目に飛び込んで来たのが臨月まじかを連想させる、二斗の米袋を飲み込む程巨大に膨れ上がった腹だった。
身体全体も横に肥大化し、姉リオンを超えた巨大な双丘は重力に負けだらしなく垂れ、腰回り、膝周り、足首周りもぶよぶよに膨れ上がっていた。
(AVメーカーのマグロ物産の作品に出演する、AV女優さんをイメージすると分かり易いです)
肌の色も重々しいグレーに近い褐色肌に変わり、乳首と唇が不健康に見える薄い黒色に変わっていた。
細かい部分では眼球内の白目が黒目に変わり、額に昆虫の目のような硬質な異物が浮き出ていた。
「「「「「カオン!其の姿は?」」」」」
「フロー御姉様、シオン御姉様、マオン御姉様、ミオン御姉様、グレンダ、皆さん、今から説明しますので、其の前にお茶を頂けますか?」
ペルラが部屋を出てお茶の準備を始め、聖なる大広間の中に机と椅子が運び込まれた。
緊張した重苦しい雰囲気の中で、カオンの話を聞くお茶会が始まった。
「特訓終了後、レグニッタさんの身体に変化が起きました。種付け衝動の暴走が始まったそうで、巨大な美味い棒が肉壺の中から出現しました。牝の肉壺を求めて時の断層内を彷徨い始めたので、此れは拙いと判断して私の肉壺を提供する提案をしました。問題はレグニッタさんの下腹部に出現した美味い棒が、オーガ並みの魔物規格の大きさだったので・・・。そしてレグニッタさんが時の断層内から外に出てズレクの女性達を襲い始めたら、止める手段など皆無ですから自分の身体を提供して暴走を抑えようと考えました・・・」
「オーガ、僕でも無理・・・」
「シオン御姉様でも一瞬で無理と判断する大きさです、私も出した提案を一回白紙に戻しました。筋肉が切れて出血死するのも嫌ですし、筋繊維が伸び切って垂れ流しの身体に成るのも嫌です・・・」
「其れで、どうやって解決したの?」
「フロー御姉様、レグニッタさんの眷属に成る事でした。カイザーパニツァー種の眷属に成る事とは、所有者の種付け衝動が始まったら只管牡汁を自分の肉壺や排泄壺で受け止め、元気な幼生体を数千数万と身籠り産み落とす孕み袋に成る事です。私はレグニッタさんと話し合った上、眷属と言う所有物に成る事を選びました。契約途中で解釈の祖語が起きないように命を代償とした、最上級の契約魔法:永遠の祝福を双方合意の上で身体に刻みました。眷属に成る為に最初に行ったのが、私の身体の各壺と子宮を根本から創り変える事でした。レグニッタさんの持つ巨大な魔力と強靭な体細胞が、私の各壺と子宮の中に埋め込まれ創り変えが始まりました。創り変えが終わるまでの三日間、私には記憶が有りません。意識が戻った時には今の身体に変わって居ました。此の身体に変わった御蔭でレグニッタさんの巨大な美味い棒を挿入されても、筋肉は切れず筋繊維が伸び切る事も有りませんでした。其れから三ケ月レグニッタさんの種付け衝動の暴走が収まるまで、睡眠以外の時間は只管美味い棒を口壺で咥え、肉壺と排泄壺で大量の牡汁を受け止める行為を繰り返して来ました。一月を過ぎた頃からは魔淫蟲カイザーパニツァーの姿で種付けされ、蟲の交尾管を咥えさせられ魔淫蟲の様々な粘る体液や線虫見たいな固形物も飲まされ流し込まれました・・・」
カオンの話を聞いて恐怖で顔を引き攣らせ固まる大広間の面々、五姉妹で一番変態的な百合試合を重ねて来た次女シオンも同様に固まっていた。
「カオン様、下衆な質問でごめんなさい。レグニッタさんの美味い棒の大きさを、分かり易い何かに例えて貰えますか?」
「アリシアさん、太さはタニャさんの腕と同じ位で、長さはジナイダさんの足と同じ位です」
「「「「「・・・・・・・・・・・・・(丸太じゃないの・・・)」」」」」
「後、一回に放出する牡汁の量は、人族男性の二百倍程度です。種付け衝動の暴走が終わった時、私の身体は白い粘液風呂に浸かっていました(ニコニコ)」
此処まで話を聞いていたカミラが、本質的な部分の質問を入れる。
「カオン様、レグニッタのカイザーパニツァー種とは、どの魔物や魔蟲の種類に近いのでしょうか?」
「カイザーパニツァーはアラクネ種に属する魔淫蟲です。魔界ではヴラッター、此方の世界ではローチ、フロー御姉様や明日香御姉様の世界ではゴキブリと呼ばれる蟲です」
「そうなるとカオン様は獣人族から、魔淫蟲の身体に創り変えられたと・・・」
「私の身体の半分は銀描狼種の獣人のままです、残りの半分がカイザーパニツァー種の魔淫蟲です。巨大な美味い棒を挿入させられる壺に創り変えるだけなので、全身を魔淫蟲に創り変える必要は全く無いと聞きました。私の身体が強靭な孕み袋として機能さえすれば、其れ以外の事には全く興味関心が無いそうです。私はレグニッタさんの四百八十六匹目の孕み袋だそうで、パニツァー種以外では初めての眷属で所有物に成るそうです(ニコニコ)」
「「「「「そうなんですか(何で嬉しそうに笑えるの?)」」」」」
再びカミラが本質に迫る質問を、カオンに入れて来る。
「カオン様、生まれて来る子どもは人でしょうか?其れとも魔淫蟲でしょうか?」
「私のお腹に流し込まれたのは大量の卵と栄養分を含んだ牡汁です、間違い無く魔淫蟲の幼生体が這いずり出して来ると思います。数千匹なのか数万匹なのかは、再来月に成ってみないと分かりません?一応レグニッタさんから幼生体の形態は聞いてますが、蛞蝓と粘液蛭と蚯蚓を掛け合わせた感じだそうです(ニコニコ)」
「・・・・・(蟲を産むなんて、私には絶対無理!!)」
カミラが入れた本質に絡んだ質問の回答に、理解する事が出来ず押し黙る大広間の参加者達。
無言の時間が流れる中、カオンの方から今後の相談を姉妹でしたいと提案が有り、ジオン、マオン、ミオン、グレンダの四人と、歓喜する蜜壺の地下室(特殊乱交部屋)に消えて行った。
上三枚がカオンのbefore&afterです。
キャラメイクしてるプラットフォームだと、此れ以上太くする事が出来ません。
もう少しだけマグロ物産の作品に登場する、AV女優さんに近付けたかったです(T_T)
右側の長身女性がカイザーパニツァーのレグニッタさんです。
テクラ・クラヤミさんでは在りませんので。
カオンが150㌢前後で、レグニッタさんが200㌢前後です。
乳壺からぶら下げている物は、一応攻撃用魔導具ですw