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白い空間

どうも、作者の零零零です!

いやはや、自宅でのんびりしてた時にふと降りて来たネタをその場のノリと勢いで書いた物語

その続きである第一話、前話のプロローグ含めれば二話!続きました!


やはりというか何と言いますか、作者である私の作家レベルが低い故か文字数は少ないですが、どうぞお楽しみ下さい!

"ッハ!!"


気がつくと俺は、見渡す限りどこまでも真っ白な不思議な場所にいた


"ここは…一体?確か俺は…"


直前の記憶を思い出そうと思考を巡らせる


"そうだ、俺は学園の修学旅行に行って、バスでホテルに向かう道中に煙が見えて…地震が…穴に…!"


そうやって必死に記憶の整理を行なっていると、ふと聞き慣れた声が聞こえた


"イィィィヤッフォーイ‼︎キタズェコルェ!イセカイダナ!イセカイデスネハァイッ!"


その声のする方へと視線を向ける、そこにいたのは…


"ウリィィィィィ!!!"


何かビタンビタンと体?を地面に叩きつけ狂喜乱舞している…紫色の毛玉だった


"ぬっ⁉︎その姿…あなたが神か!"


"いえ、違います。人違いです"


"そうですか!って…ん?何ぞ聞き慣れた声…あ、もしかしてバン?"


"そう言う君は伊達舞凛"


"イエス!"


紹介しよう

こいつの名は伊達ダテ 舞凛マリン

俺こと『萬能バンノ 叡祇エイジ』の幼馴染の一人で、癖毛で焦茶色の髪と幼い頃からガンギマった目が特徴なオタク少女だ

適応度が昔からクソ高く、大抵の事は即座に察する観察眼を持っている


"んーバンがいるってぇ事は…アイツらもいるよね?"


"まぁ、十中八九?"


"よし!んじゃ探しまぁぁぁ…"


"あの、バン氏?何かめっちゃ居るんだけど?"


伊達舞凛ー以後マリンと呼ぶーが向いた方向へと同じように視線を向けると、マリン同様に体を、のったんのったん、ビシビシ、ビクンビクン、と気持ち悪い動きでのたうち回る大量の毛玉達が見えた


"うっわ気持ち悪ッ!えー何アレキモッ!"


"安心しろ、ついさっきまでのお前と同じ状態になってるだけだろう、きっと"


"え?私あんな動きしてた?"


"してたぞ、どこぞのメタル系かヴィジュアル系かと思うくらいのたうち回ってた"


"そかー…とりまアイツらと接触してみよか"


"へい!そこのカラーケダーマ!"


"え?うわ何だお前!"

"うわ、毛玉が喋ってる⁉︎"

"ヘイヨーケダーマ"

"エンダァーイヤー‼︎"

"うわ、毛玉だらけ…"

"モフモフ?モフモフ?"


"アイム、ダテマリン!ワッツユアネーム?"


"え?伊達さん?"

"マリンちゃん⁉︎"

"イヌカイダヨー"

"ニノマエダ!"

"ユミデです"

"東雲!"


"オーケー!ざっと見た感じうちのクラスは全員居る感じかな?"


"いや、センセーがいない!"

"確かバスごと地震に巻き込まれたよね?なら運転手さんは?"


"え、センセー居ないの?"


マリンが目の前の毛玉達と話す内容を聞く感じ、どうやらクラスメイトは全員居るが、一緒に巻き込まれたであろう教師とバスの運転手はこの場にいないらしい


"ところでマリンちゃんの後ろの…人?は誰?"

"あ、そういやそうだよ!"

"何か輝いてるな…"

"確かに"

"一人だけ神々しい…"


ん?何か注目されてるな…輝いてる?神々しい?…ドユコト?


そういえばマリン見つけた時にも神と見間違えられたな…うーむ、自分の体?は支店の都合でよく見えないんだよなぁ


"あ、この輝いてるの?バン"


"あ、バンか"

"何だバンかー"

"萬能なら仕方ない"

"バンなら光っててもおかしくない"

"萬能くんだからね"

"萬能だからな"


"何だその謎の結束は…てか、え?マジで俺光ってんの?”


"滅茶苦茶キラキラ輝いてるね"


何ぞそれ…


"ま、今センセ居ないけどさ、とりあえずこの状況を整理してこうよ"


"て訳でまず初めにぃ…皆、どこまで覚えてる?"


"どこまでって…修学旅行の帰り?"

"バスで喋ってたよな"

"そうそう、土産何買った?って"

"もう終わりかーって話もしたよな"

"え?そうだっけ?"

"おいおい、大丈夫かー?"

"えー?そんな事話したっけ?"


"んー、聞く感じ記憶に齟齬があるねぇ…ちな私はバンが煙がどうこう言ってたって事までは覚えてるけどそっからは無いね"


"あぁ、窓の外に煙が見えて…"


"煙?"

"そうそう、煙がどうたらって"

"え、火事あったの⁉︎"

"マジか…"

"てことは俺ら火事で死んだの?"

"うっわ…"

"んー?"


"……なるほどね、大体分かった"


"分かったって、何がだ?"


"んー多分、バンが座ってた席に近い席に居た人ほどバスで起きたことをよく覚えてるんだと思う"


"私はバンが座る席の真後ろに居て、私の横に居た八千夜、バンの横に居た伍水、その前に座ってた遊間と丸太がバンが言ってた煙の事を覚えてるっぽくて、そこから離れるに伴れて覚えてる内容が違う…そう考えてみたんだけど、どうかな?"


"た、確かに…"

"言われてみれば…"

"そうかも…"

"俺、バンの席から3つ…"

"俺5つ"

"俺も"

"多分私一番離れてたから…"


全員が覚えてる記憶からそこまで考えるて…いやまぁこいつがこうなのは昔からだけど…えぇ…


"確かに窓の外に煙が見えた、火事かもしれないって言ってたね"

"うんうん、バスの進行方向に黒い煙がーって"


“マジか…”

“マリンちゃんの推理すげー!”


“ありがとー!…さて、とりあえず全員の記憶整理は一旦ここまで。次は現状の確認!”


“皆、なんか見覚え…と言うかデジャビュ感じない?私はめちゃ感じます!”


“デジャビュ?”

“白くてどこまでも広がってそうな世界…”

“マリンちゃんの興奮度合い…”

“…あ、これラノベとかでよくある”

“アレか…”

“確かに現状まんまじゃん”

“てことは…異世界転生?”


“その可能性大!特大!極大ッ!異世界転生キター!ですよ!ほれほれ諸君、もっとテンション上げて!イエェェェェェスッ!”


あ、またビタンビタンし始めた…おーい戻って来ーい


“おーいサトルーまたいつもの頼むー”

“サトルくーん?”

“サネミーン?“

“保護者さーん?”

“保護者のサネミンさーん?”

“おーい”


皆がマリンの狂行を前に、一人の人物を呼ぶ

すると、沢山の毛玉をもぞもぞとかき分けつつこの空間の様に純白の毛並みを持つ一人の毛玉がやって来た


“誰が保護者だ!あとそこ、サネミンって呼ぶな!”


サネミン

マリン同様に俺の幼馴染の一人で、クラスメイトからは俺含めた3名の保護者役と呼ばれ親しまれている


“サネミン言うな”


“ん?何のことだ?”


“言い直そう、読者に間違った名で紹介するな。僕の名前は実正悟だ”


さらっと地の文ってか第四の壁越えるなよ…


改めて

こいつの名は実正サネタダ サトル

マリン同様に俺の幼馴染の一人で、これまたマリン同様に観察眼の鋭い、若干黄色味のある茶髪とつり目が特徴の器用貧乏な残念イケメンだ


“誰が残念だ誰が”


“はて、何のことで?”


“…はぁ、もういいよ。とりあえず、いい加減落ち着けマリン”


“ヒヤッハァァァァァァァ私は 正気に 戻った”


“よし”



そんな風にクラスメイト達と談笑をしていると、突如荘厳な扉が音もなく出現した


"ん?扉?"

"誰か来んの?"

"もしかして神さま?"

"ありえる…"


皆一同に現れた扉に注目している

もちろん俺やサネミn"サネミン言うな"…サトル、そしてもう1人の幼馴染もその扉の方を見てはいるのだが…


"フォォォォォー!!!カミサマ!?カミサマキチャウ!?コレハモウカクテイ!イセカイテンセイカクテイデショ!ヒャッハァー!"


どっちかって言うと興奮しすぎて扉に突進かましそうな位狂喜乱舞してるマリンを抑える方に集中してる


"ナズェ!ナズェオシャウェル!☆HA☆NA☆SE☆!"


"あーもう、のたうつなこのッ!"


"ナズェオサウェル!ナズェ!オマウェリャー!"


"君が暴れるからだよ!いい加減落ち着け!”


"マリン、貴女がこう言った物事が好きなのは分かりますが、暫し冷静にお願いします"


"ヌググ…"


そんなこんなしていると扉が開き、中からこれまた荘厳な、それでいてシンプルさのある純白の衣服を身に纏った6人の美男美女が出てきた


そしてその6人の美男美女は、俺達全員に見える位置までやって来た


次の瞬間


「「「「「「すみませんでした‼︎」」」」」」


惚れ惚れするほどに見事な五体投地…土下座で謝罪して来た






いきなり現れた謎の謝罪集団…一体何者なのでしょう?



【読者の皆様へ】

ここまでお読みになって、少しでも

『この物語面白い!』『続きが気になる!』『早く更新して欲しい!』

と思って下さったなら、どうぞ評価・ブックマークを頂けるとありがたいです!

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