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74 やっと意識が戻ったところから

本日は複数話投稿します!順番にご注意ください

ムギの視点に戻ります

ああ なんか随分と留守にしていたような

ボーッとして頭が回らないや

留守の割には凄まじく忙しかったような...


まあいい

そろそろ目を開けよう


ぱち


あれ?外?なんで?

「「「ムギ様!!」」」


アナが抱きついてきた どうした?

泣いてる?

「よかった!もう...もうダメかと」


えーとえーと

最後何だったっけ あ 頭打ったんだった

「大分思い出してきた ごめん 迷惑かけたみたいで」


「もう いいんです いまは よくなられた から」

ぐしぐしと泣くアナ


あら可愛い

ついつい感覚が歳上になってしまい 体を起こして

頭を撫でてしまった


治癒が出来るセラーレオ様が

「身体は大丈夫ですか?どこか問題あれば治癒しますので」


えーと 特には

なんだかベトベトしてるけど

「大丈夫 みたいです もしかして 何日か経ってしまったのかしら

あ 空間歪みは」


「いまは忘れてください とりあえずムギ殿は休養してください」

あ バルディン様も居る


そして何故か外にベッドごとで座ってる なんだこりゃ

団員皆でベッドを私ごと持とうとするので

「えっ 大丈夫です 歩けますから」

と降りようとした時

毛布がするっと落ちる


「全員 後ろ向けっ!」ザンッザン!


なんだこりゃ?ネグリジェ?

しかも濡れて透けてる...?

ええっ!?

「&¥@:8€*&¥%^!!!!?」


急いでアナが持ち上げてくれた毛布に包まり ベッドの隙間から 毛布虫が脱兎の如く部屋に飛んでった


「アナ!とりあえず何があったか説明してもらえるかなぁ!!」


アナは

「ま まず お風呂に致しましょうね

私からでいいのか 団長に確認しますので」


のおおおおおお!



ーーーーーーーーーー


見られた

こんな貧弱な体を

バルディン様だけじゃなく 他の人にも


え?なんでここでバルディン様

関係ないじゃん

とりあえず落ち着け


…明日からの浄化は今居ない人に同行してもらえないだろうか

切実に願う


お風呂に入ってから食事をして

やっとこさ一息ついたタイミングで

団長室にアナと呼ばれた


「失礼します」

バルディン様に泣かされた事件の事などすっかり忘れた勢いで 団長室に入る

セラーレオ様も同席していた


バルディン様が

「今までの経緯をお話しします ムギ殿には驚かれる事も...あるかもしれませんが あまり気になされませんよう」


私が倒れてから数日の詳細を聞く


コーディア様まで来てくれてたんだ...

今度お礼にいかなきゃな


ただ食われたってのはビックリ


バルディン様が

「...という訳で ムギ殿にお願いしたいのが まずナルディの瘴気浄化です

未だ目覚めておりません」


その話を聞いて自分の羞恥心など吹き飛んだ

なんてことだ...!ナルディ様が私を助けようとして そんな状況だとは...!


「すぐに向かいます!ナルディ様の部屋は?」


「お願いします ご案内します」



連れて行かれたのは医務室

青い顔でナルディ様はベッドに寝かされている

私はピュフィリケーションで浄化魔法を行う だがしかし意識を取り戻す様子がない


なぜだ それでは足りないのか


セラーレオ様が

「他の魔法士がやっても効果がないのです 表面上の浄化は出来ているようなのですが...」


やり方が違う?コーディア様はどうやって私を救った?

「...コーディア様は 私を食べたんですよね?」


セラーレオ様は

「はい 丸飲みしました その時は皆戦慄しましたね」


となると 魔力を直に体内へ叩き込まないといけないということか

「では もしかして 粘液接触が必要なのかもしれません」


アナが

「え?それは つまり...」


セラーレオ様が

「いちばん手っ取り早いのは キスとかですかね」


ボキッ

誰かの心でも折れた?

「まぁ...有り体にいえば そうですかね」


セラーレオ様は

「王子様のキスでお姫様が目覚める みたいな話しですね 逆ですけど」


アナは

「いや でも それは いろいろダメなのでは...」


私はそこは冷静に

「人命がかかっているのであれば致し方ありません ナルディ様は私を助けてこうなったのですから

「許可できません」

バルディン様が静かに言う 相変わらず怖い顔で更に厳しい顔つきに

「直に口付けは後々問題となります ようはムギ殿の体液 例えば汗や涙などをナルディに入れればいいわけですよね」


あ そうか 確かに

「そうですね それでもいいですね

ナルディ様も起きた後 人命救助だとしても困られるでしょうし」


アナがボソッと

「そういう事じゃないと思いますが...」


という事で小さな作戦が練られた

ムギは海難救助の番組を見てますのでそこまで人工呼吸の嫌悪感がありません

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