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52 ジルド君がクルト王子とわかったところから

ああもう王子とかが かくれんぼとかしてるなんて

いや王宮内だからいいのかもしれないけどさ

どれだけ失礼をかましてるんだと 王陛下から怒られないかしら…

ボールだって何回か顔に当ててしまってるわー


そんな悩みも関係ないのかクルト君は

「それはいいとして 瘴特団長バルディンだったか ムギを知ってるのか?

ちょうどいい ムギを王子宮に配置替えしてくれ」


バルディン様は困った様に

「それは致しかねます」


クルト君は

「なぜだ 僕はこいつが気に入った」


うん サンキュー でも 無理無理


バルディン様は

「こちらは我が国に多大なご協力をいただいている 聖女様でらっしゃいます

殿下のご希望で配置替えなど 無理です」


わあ 王子相手に結構ハッキリ言ったね


クルト君は

私を見て 周りを見て 私を見て 周りを見て

...おい大丈夫か


「だって 聖女は成人してるって...」


「はい 19歳なので 大人です」


「なんで 聖女が馬の世話してるんだ...」


「自分が乗る馬ですからね 当然でしょう?」


クルト君は歪んだ顔で


「ぎゃふん!」


サンキュー ぎゃふん返し



ーーーーー



いろいろと納得いかないクルト君は

勉強の時間もあるらしく 渋々帰って行った

もう来ないかもなあ 残念だけど 王子様だしね


残ったバルディン様が

「さて 事情を伺っても宜しいでしょうか?」

とほほえみ顔で言う 笑顔だけどなぜか迫力ある


正直に迷子になった経緯から今までの事を説明して

「つい弟みたいで構ってしまいましたが いろいろと非礼を働いてるかもしれません

王族の方から怒られたら謝罪に伺います すみません」


バルディン様はさほど動じず

「あちらは身分を明かさない状態でしたし 殿下もそこは弁えているでしょう


ただ 私から宰相に報告しますので これからは気軽に来れないと思いますけどね

もし来れたとしても ムギ殿は今までと同じ様に接しても問題ないと思いますよ」


そうでっか 助かりやす

「ありがとうございます ご迷惑をおかけしました」


そのままバルディン様と立ち話に

「ところでムギ殿はご兄弟がいるのですか?」


「あ はい 殿下よりもっと大きいですが弟と 兄が」


「きっと仲が良かったのでしょうね」


「そうですね でも弟なんて彼女が出来たら姉なんてどうでもいい扱いでしたよ

もしかしたら今頃はもう結婚してるかもしれませんね」


「.........」


「.........」


何故かお互い言葉が出ない

なんか もう会えない家族の話で気を使わせたか?


バルディン様から

「失礼しました 今日は気軽に外乗に行きましょうか リッツも退屈しているみたいです」


「そ そうですね よろしくお願いします」




何故か第一王子は出てこない


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