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閑話1 なんて事のない日常からー風邪をひいた件

GWですので 追加してみました!




アラームのおかげで毎日寝過ごしはせずに済んだが 体がだるい

やはり少し無理が祟ったのだろうか警備隊の仕事ができないわけではないがなんとなく休みたくなってしまった


思い切って食堂のムギ専用スケジュールの予定に

「体調不良でお休み すみません」

と書き込んだ


後は一気に寝てしまえ ヒールをかける事も考えないわけではなかったが 疲れによる微熱は体自身に任せたほうがいいと判断

ほら強い薬使うと副作用も心配じゃない


一応宿直室のドア外に『寝てます』と書いたメモを貼っておく


その後数時間経っただろうか

せっかく熟睡していた所 ドア外からなんか人の気配がする しかも複数


心配なのかノックはせずにあーだこーだ言ってる

「...本当に寝てるだけかね 中で倒れてたりしないか」

「だから入って確認しましょうよ!ムギちゃんが寝込むなんて相当ですよ!」

「だが女性の部屋に入るのはまずくないか?後で恨まれるかもしれんぞ」

「こっそり覗けば?」

「それじゃ怪しい奴みたいじゃねぇか」

「あ!じゃあシディちゃん呼んでこようか?」

「確か今日は東地区に行ってる筈だぞ」

「じゃ僕探しに行ってきまーす」


おーい聞こえてますよー

わざわざシディまで呼ぶほどのこっちゃない

眠いが呼びに行くのを止めなければ


ドアをゆっくり開けて

「おそようございます...あの わざわざ人を呼ばずとも大丈夫です ちょっとだけ熱があるだけなので」


こう熱っぽい時は自制が効かないのであまり人に会いたくない

自分でもぐずってるのがわかる


隊員さん達は皆心配そうで

「食べたいものや必要な物は?」と聞いてきたので


そうですねお粥が...いやそんな物はここにない

「えっと フルーツがあれば嬉しいです

あとちょっと寒いのでもう一枚掛け布団隣の借りて良いですか?」


「すぐ持ってくるよ!」と部屋に持ってきてくれた

ただ その時私はベッドでふたたび熟睡していたらしく 返事もなかった為集団強制侵入したらしい


ま それは構わないのだが

その時私は寝言で「寒 寒」と繰り返してたらしく 隊員のみなさんは何をどうしてそうしたのやら...隊員服の上着やらいろいろ布団の上に大量にかけていってくれたらしい


大量の寝汗と共にふと目が覚めた時 重みをずしりと感じた というか重くて目が覚めたというか


よく見たらアホなくらい大量に隊服が私の上に乗っかっている だからか 重いよう 少し減らさないと 重みで死ぬ!

うんうんと唸ってたら

シディが丁度様子見に来てくれた


「何これ!おっちゃん達限度を考えなさいよね ムギ 大丈夫?今 服だけでもどかすわよ


「うう~ あ ありがと」


机の上に移動した隊服

2-30枚くらいない?


「潰れ死ぬかと思った」

「隊服で圧死 なんて笑えるわね でも汗をかいて熱は下がったみたいね 良かったわ」


シディは同い年だけど姉御肌でいろいろと頼りになる

シャワーを浴びて汗を流す間に部屋を綺麗に整えてくれた

シャツからシーツまで全部まとめて代えてくれた さすが洗濯屋


「これは全部持っていくわよ 次の配達で戻しておくから」


「ありがとう 大分良くなったし 昨日おやつ作ったやつ一緒に食べない?プディングだけど ああ フルーツもあるみたい」


「嬉しい!ムギの料理って初めてのものばかりだけど美味しいわよね!」


食堂に行ったら全員出払っていたので一番陽当たりの良い場所に席を取った

貰った林檎をせっかくだからウサギの形にして彩る

プディングは氷室に入れておいたので冷えてた よかった


「なんか林檎がかわいい 何の形になってるの?」


「えーと ウサギのつもりなんだけど 変?」


「ウサギ?あいつらこんな可愛いもんじゃないわよね」


こちらの世界のウサギ形状を聞いてみたらシディ曰く

「目が異常に吊り上がって 舌は蛇みたいにチョロチョロしてて 獰猛 怒ると体が紫色に変わる」


それは怖いな


「そっか あまりよく知らなかったわ」


シディはプディングを美味しそうに頬張りながら

「んー ところでムギって何で恋人作らないの?」


え?作らない理由かー

召喚前にいた時期もあったけれど

こっち来てからそれどころじゃないわよ


「いや だって 身元不明人だし 外国人だろうしね 普通に考えて怪しいじゃない」


シディは不満そうに

「そんなの理由にならないわよ 案外と外国人でもみんな上手くやってるよ?」


「容姿も全然違って この国の人はみんな綺麗だし 私はちんちくりんで 気送れしちゃうし」


「ムギだって 可愛らしいのにー!」


「じゃあ 私 昔悪い男に騙されて 酷い目にあったから」


「っえ!?...うそ...」


「はい、嘘です」


「んもー!じゃなんなのよ」


「では 過去に罪を犯して 凶状持ち」


「またまた 騙されないわよ」


「んじゃ 私は実はかなりの年齢詐称してオバさんなのでした」


「もう!はぐらかして!」



...最後は本当ですのよ とは言わない ほほほ

「今は そうね 生きてくだけで精一杯というか 恋愛するエネルギーまでは足りないのだろうなって思う」


「...勿体ないわ ずっとそうするつもり?」


「私の故郷では『恋は落ちるもの』って言うわ 穴に落ちるみたいにいつかそうなればいいかもね」

落ちて痛い目にはあいたくないが


「...なるほど 見え見えの穴には落ちないって事ね」


?ん まあそうね

何でそんなに考えながら言う?


「今日はご馳走様 ムギはまた休んでなさいよ 明日も仕事なんでしょ?」


「うん ありがとう いろいろ助かったわ」


「いいのよ また情報しゅxxx いえ遊びに来るわ」


なんだ?


シディは足早に皿を片して帰っていった

最後のが気になる


随分後になって判明したのだが

シディは私の情報を某独身男性らへ小遣い稼ぎにしていたとの事だ 何ちゅうことを

「本当にプライベートな事は言ってないわよ!」と主張していたが

...商魂たくましいと呆れてしまった


ムギの日常の一コマです 本編には関係がないです

ただ作者は過去に冬布団8枚かけられて圧死するかと思いました

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