2 初めの自己紹介から
私 児嶋 紬と申します
普通の会社員勤め ちなみに30歳は過ぎてます いわゆるアラサーというやつですね
趣味 ひとりキャンプ いいの! 寂しいとか思ってないから!
実は今 自己紹介している場合ではないのですが
少々混乱しております
私は休暇を利用して 実家近くの低山にあるキャンプ場に来ていた
今日は一通り自然を満喫して テントの準備も済み 昼食も取った ああ午後は何しようかな
前日までの巻き仕事があるんだもんなー 社会人は休みを取るには その分結局前倒しで働かなくてはいけないのだから 仕事する量は変わらないのが理不尽よね
うう ダメだ 眠い
急な睡魔に襲われ中で休んでいた
少しくらいは良かろう
ウトウトと眠りについてから 数分?
いや十数分?
完全にノンレム睡眠に入ったと思われたそのとき
グラッ
ふが? 地震? 地面が揺れた
一瞬で意識を戻した
テントが無事なところ そう大した揺れではなかったようだったけど
やっぱり焦ります ヨダレ出てないかな 口元を拭いながらコメディアンみたいな出かたしちゃいました
で その後が問題
あれ このキャンプ場 すぐそこに川なんてあった?
確か子供用遊具も後ろにあったはず...
そして他のキャンプ家族は?
あれ?
私が来たキャンプ場はこんなに鬱蒼とした森ではない
昼過ぎなのに 暗い 空気が重い
樹々の隙間から見える空は明るいので陽が落ちたわけではないようだ
明確な違和感はテントを中心に3M程 ごっそりとキャンプ場の平らな地面なのに
そこから円を描いた先は 見慣れない森林の起伏に富んだ地面
なんだコレ
ちょっと待て
落ち着け私
夢か?かなりリアルな夢なのか?
いや でも臭いが違う
空気も森の奥のひんやりしてる独特な空気感だ
ひと口水筒の水を飲み
まず現実逃避ーつまりテントに戻ってー
寝た
もしかして 夢を見る能力が格段に上がったのかもしれない
つまり考えることを放棄した訳ですな
加筆修正しましたー
最初の方の話は文字数少なくてスミマセン
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