未出Character
Character:ナーバスカルタ
Skills
【純白の加護】
【大地の揺り籠】
【欲望放棄】
【自己寵愛】
両足を抱きかかえたまま眠る浮遊する少年。その本質は幼児回帰。
世間の清濁に反抗することも、迎合することもできず、目を閉ざし口をつぐんで眠った少年。行動を起こさないゆえに成長することができず、あらゆる意見に耳を貸さない。しかし、無辜の天使の加護をその身に宿しており、純潔である限りカルタにとってあらゆる精神的苦痛の根源となる人物は呪われる。
大地の女神の依り代となることで【自己寵愛】を得て、自己より立場の上だと考える人、神からの寵愛を受けるようになる。
あらゆることを他人にやってもらえるので、自分から動くことをやめ、欲望を捨てたために【欲望放棄】を獲得。効果によりあらゆる精神汚染を無効化し、近くにいる人間の欲求を抑制する効果がある。
【大地の揺り籠】の効果によって大地がある限り神聖さを永遠に供給されるために、寿命の概念がなく、自然法則に則るすべてを自在に操ることができる。しかし【欲望放棄】の副作用で無欲なため本人の意思でそういうことをすることはない。
Character:バンスハート
Skills
【沈黙する発狂者】
【先手必勝】
【138億光年の支配者】
【自己否定】
耳をふさぎ、全身を包帯で覆った少年。その本質は被害妄想。
曲解した性悪説を持ち、初対面以外の人物は全員己を陥れようと企てていると腹のうちでは警戒している少年。人からの称賛を一番信用していないがゆえに、己に価値を見出せず孤独死を恐れる。
被害妄想がゆえにその耳をふさいでこらえているが、それでも聞こえてくる呪いの言葉に心を壊された結果【沈黙する発狂者】を獲得。声を発せなくなり、耳をふさいだ両手に口が生えて罵るようになったが、その口から発せられる言葉を聞いたものは同じ被害妄想を抱く。
裏切られることを何よりも恐れたバンスの恐怖心とやられる前にやってやるという思いが形になったのが【先手必勝】。このスキルはあらゆる勝負や戦いにおいて確実に先手を取れるスキルだが、逆説的にバンスが手出しをしなければ誰もバンスを傷つけられない。
人よりも神を愛したバンス、宗派は関係なく人類を滅ぼせるほどの力を持つ神を信仰した。そして、あらゆる神々の伝説がバンスの脳内で希死念慮とともにないまぜになった結果、【138億光年の支配者】へと昇華させられる。もちろん妄想上の神だがバンスの死亡を引き金に召喚され、人類滅亡を実行する。
【自己否定】。あらゆる暴言を肯定しながら、自分のあらゆることを否定し続けなければいけない宿業的なスキル。常にオンの状態なので精神の摩耗が激しく、人より多く寝なければ体がもたない。
Character:オルテアレセート
Skills
【人類讃美歌】
【善神の加護】
【理想郷の住人達】
【悪魂融解】
誰に対しても微笑みかける最も救済に近い少年。その本質は滅私奉公。
あらゆる人間が救われるなら己の死すら厭わず、犠牲や対価を好まず、救世主による救済を手伝いたいと考える少年。ただ救世主に対する理想が高いため、己の理想の救世主を鋳造しようと考えている。
あらゆる人間に価値があると思い、その価値を高めたいという思いが【人類讃美歌】を発現させた。その効果は人間であればあらゆる力を引きだして、更に高みに押し上げるスキル。
善なる神の全てを敬い、神の加護があるから、とあらゆる困難に立ち向かった栄光をたたえられてーーではなく、その妄信が形となったものが【善神の加護】。効果は偽物の神様の加護、信じたものは応答しなかったが、その不屈の精神が因果律すら微力ながら変化させることを可能にする。
【悪魂融解】。人の幸せを踏みにじるものを許さないという正義心が昇華したスキル。人類の救済を望まないものの魂以外を融解させ、コアにして保管することによって人類も人類の敵も優しく包み込む。
あらゆる人類の幸福を願ったオルテアはその完成目標として、すべての人類が幸福になることを目標にした。その達成のために善神と契約して神々の力を集約させたのが【理想郷の住人達】。自信を幸福の概念への門の触媒にすることで、全人類の魂は『幸福な人類の記録』という概念に置き換わる。自己の魂をその記録を内包する媒体にするため、自身は理想郷の『住人』にはなれない。




