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65 再び王都へ旅立つ…前に黄泉路に旅立ちそう…




 タリアに捕まってから1週間が経った。ようやく彼女が元に戻ってきたので安心することが出来た。








 初日は滅茶苦茶ヤバい雰囲気だったので、常に彼女のご機嫌を伺っているような状態だった。




「こちらがハムときゅうりのサンドイッチです。こっちがローストビーフとレタスで、こっちは卵をはさんでみました。ご賞味ください!」



 とこんな感じだ。え、普通じゃない?だって?俺が椅子に両手両足をロープで雁字搦めにされてなければな…



「ええっと…タリア様?両手が使えないんですけど…」


「まあトーヤ様ったら、そんなにわたくしに食べさせて欲しいのですか?恥ずかしいのですけど…特別ですよ?それと以前お伝えしたように私を様付けする必要も、敬語を使う必要もありません。」



 と、こんな感じで会話がズレまくっているのだ。しかも目の前にはご丁寧にフォークやナイフまで用意されている…刺されるかもと思うと怖いだろ?この動けない中でそんな状況…え?力ずくで逃げれるだろう?





「冬也君、私もお鍋を作ってみたんです。はい、あーん♡」



 右にタリア、左にリンという状況じゃなかければ速攻で逃げるよ?でも一度のミスが死につながるなんて状況じゃ無理だ…



 ちなみにセバスは胃潰瘍で倒れたらしい、田中は俺が現れた瞬間やっと帰れると泣いて喜んでいた。お凜に至っては姿すら見えない。



「「「………」」」


 一応ついてきたリーナや、アイギス、そしてタリア付きのシルバは決して俺と目を合わそうとはしない。周りの使用人たちは、一切物音を立てずに空気と化している。



「タリア、流石にその拘束は解いてあげてはどうだろう?それに人目がある以上、貴族相手への言葉遣いは彼の身を守ることになる。」


 唯一タリアに意見できるこのイケメンは、彼女の下の兄のレオナルドだ。上の兄のカリムは椅子に座ったまま気絶している。


「また何処かに行かれては困るでしょう?それにこの方を見咎める方が現れたら…見えなくして差し上げれば問題ないでしょう?」


「ああ…そうだな…」


 弱ッ!!?唯一意見を言えるんだからもっと頑張って!!


 そして、さりげなく胃の辺りをさすっている…髪にも白髪が所々ある…苦労しているんだな…


「タリア様!こんなに美味しいサンドイッチを俺だけが食うのは勿体ない!使用人も含め、皆に振舞ったらどうかな?!後お鍋は美味しいよリン!」


 鍋にサンドイッチという組み合わせは個人的に合わないと思うので、遠慮したいのだが…口に出すのが怖い…




「遠慮せずに食べたまえ…私達は皆、この数か月、毎日3食タリアのサンドイッチでね…もう十分に味わったよ…」


 パネェ……






2日目



 帰れなかった…せめてトイレだけはと本気で泣きを入れ、何とか尊厳は保つことが出来たが、俺たち一行はフォーチャー家に泊まることになった。


「ご主人様…死ぬ前に一目会うことが出来、これで思い残すことはありません…」


「セバス死ぬな―――!!」




 なんとかセバスは峠を越えることが出来た。ただ、頬は痩せこけ、30は老け込んだような感じになっていた。その日も朝昼晩とサンドイッチが出た。


 ああ、田中は速攻で帰ったよ…


「あとはお任せします!!」


 といった具合にね…





3日目


 まだ帰れなかった。今日はリンとタリア、そしてリーナとピクニックに出かけることになった。尚護衛としてシルバさんやその娘さんが同行している。俺?両手を後ろ手に縄で縛られた形で行くよ?流石に限界で、俺が逃げをうとうとしたが、何気にアイギスが近くに居た。それどころかかなりの使い手の者が何人もこちらを窺っている。俺が逃げないように監視しているのだろう…何時か覚えてろ!



「私、殿方とこのようにお出かけするのは初めてです///いつもは招いたり招かれたりするお茶会だけしか経験したことがありませんから。」


「ならば今日はうんと楽しまないといけませんね?」


「はい、リンは経験したことがあるのですか?」


「ええ、小さい頃に家族と…だから今日は冬也君といっしょに行けるから楽しみです。」



 リンとタリアも(病み)親友なかまとなったようだ。ちなみに俺もこんな犯罪者スタイルでピクニックに行くのは初めてだ。


 街の人々は、最初に俺を犯罪者を見る目で見つめていたが、傍に居るのがタリアやリンなので、納得した後に俺を同情の目で見つめている。


 本当に逃げたい…


「冬也君、何処かに行っちゃうなら、私どうなるか分かりませんよ?」


 リンが抱き着き、耳元でささやく…俺はこれからどうなるんだ…






「うむ、生贄(トーヤ君)が戻ってきてくれたからか、街は平和だな。」


「はい、せっかくですから私達も楽しみましょうお父様。」


「リーナ…ティアも連れてきたらよかったな…」


「仕方ありません。お腹も大きくなってきてますから、大事を取らないと…」



 向こうの二人は明るい話題で和気藹々としている。そう、俺が修行中、アイギスはやる事やってティアに仕込んだのだ。そしてティアはめでたく懐妊し、屋敷で休んでいる。


 あの笑顔、殴りたい。今ならアイギスにも勝てる自信がある!!





4日目


 今日はタリアが習い事、リンとリーナは樹海に出かける日らしい、俺はいつの間にか用意された座敷牢に囚われている。


「すまない、せめて快適に過ごせるように取り計らう…今のタリアには逆らえない…」


 そういって白髪交じりのイケメン…レオナルドは俺に謝罪する。尚長男のカリムは、ようやく公務が進められると感謝していった。文句の一つも言いたいが、療養中のセバスよりもお疲れの様子で、その姿に俺は言葉を出すことが出来なかった…


「今の内にゆっくりとログを確認するか…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



相沢 冬也 Lv82→179


ステータスポイント 28→9298【親愛度ボーナス 1370】


HP1000→1700

MP1150→2110

攻450→530

防500→690

魔攻300→350

魔防450→670

素早さ700→830

器用さ500→570

賢さ112

ラック100


親愛度上昇速度アップ

火魔法Lv7

水魔法Lv9

土魔法Lv7

風魔法Lv8

氷結魔法Lv4

雷撃魔法Lv6

白魔法Lv3

精神魔法Lv2

全世界全言語・文字翻訳 

マジックボックス100種99個

マーキング

マップマーキングLv3

超反応

魔纏術Lv3

猫かぶり

威圧

索敵Lv2

自動MAP

異常状態耐性Lv4

悪意察知




キャンピングカーLv3 1000P :ホーム(50体まで召喚可)


拠点(キャンピングカー・ミトリー・王都・ツニク大樹海の町・樹海の家)


フレンドポイント 62090P





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


レベル90

・ステータスポイントが300P追加されます。

・拠点機能が拡張されます。

・Lv90になりましたので、RCが3枚記念に贈られます。



レベル100

・ステータスポイントが1000P追加されます。

・拠点機能が拡張されます。自然環境をショップから購入できます。

・500FPガチャが解禁されます。

・Lv100になりましたので、RCが5枚記念に贈られます。



レベル150

・ステータスポイントが3000P追加されます。

・限定スキルが解放されます。

・Lv150になりましたので、RCが50枚記念に贈られます。



 クエスト・「森の住人を救え」がクリアされました。報酬として、以下のものが贈られます。



・ステータスポイント2000P


・RC2枚


・召喚獣の卵を手に入れました。




 クエスト・「アイギスたちを救え」がクリアされました。報酬として、以下のものが贈られます。



・ステータスポイント2000P


・RC2枚


・古い宝剣を手に入れました。











 レベルも150を超えたので、なかなかボーナスを貰えなくなったが、相当なステータスポイントと、RCが相当貰えた。これでガチャが引ける!!



 そして、ステータスは訓練中の筋トレで相当鍛えられたからか、数値が上がっている。



かっ…かっ…




 

 おっと誰かが来た…どうやら見張りの交代と巡回らしい。俺はお疲れ様ですと声を掛け、久しぶりの一人きりなので、せっかくだから昼寝を楽しんだ。


 





 起きたら目の前にリンが居たから心臓が止まるかと思った。





5日目


 リンとタリアの様子が変わってきた。少しずつ病みが直ってきたようだ。今は下手に刺激しないようにしなければ、という訳で今日も行動を起こすこともなく、平和に…


「トーヤ様、耳かきというものが貴方様の国にあると聞いたのですが…」



 という訳でタリアの膝枕からの羞恥プレイ、心なしか彼女の顔も赤くなっている。見張りの兵士は気を使ってこちらに来ることは無かった。もちろん二人きりじゃないよ?


 シルバの娘のエルフィーナや、彼女の弟のネルソンが付いている。この双子はただただ淡々と俺を縛り上げる。いや待ておかしいだろう!!



6日目


 レオナルドから話があった。


「王都に?」


「ああ、もう直ぐパーティーの時期と言うのもあって、国中の貴族の子息令嬢たちが集まる。タリアももう12歳だから来年にはルバーネット学院に入学することになる。そこで、入学の1年前には体験入学というものがあり、2週間ほど学院に通うことになる。」


「はぁ、大変ですね。じゃあ俺も用事があるのでこれで失礼します。」


 厄介事の匂いだ、何か言われる前に離脱を選ぶ。




バタン!


「なので去年のようにトーヤ様に護衛をお願いしたいのですわ!!」


 だがその行動は予測済みだったらしく。タリアが現れ、依頼の内容を説明した。



 この頃にはタリアの病みも鳴りを潜み、最初に遭った時のような元気な少女といった感じに変わってきている。


「ちょっと忙しくて無理…だけど心配だから頑張るよ!任せて!!」



 今ならいけると思って断ろうとしたが、目から徐々に光が消えていき、束ねた髪にさしている簪に手を伸ばそうとしていた。



 この簪はこの前、


「そういえばあの時のファッションショーで使った…」


 という話題が出ており、俺は速攻でショップから買い付け、彼女にプレゼントした。ドレスに簪って合うのかと思ったが、元が美少女なタリアに似合っており、それからずっとこれを付けている。


 ちなみに装備品扱いなので、非常に「頑丈」に出来ており、恐らく人を刺すことが出来る…









 という訳で、もう少しすればまた王都に出発だ。ただ、王都で何かあったような気がするが…まぁ、思い出せないならしょうもないことだということだな。











 そして、冒頭に戻る。


 タリアはこの1週間の事を思い出して悶絶していると、リーナやリンから報告があった。さすがに彼女の部屋にまで行くことは出来ないからな…



 正気に戻ってくれてよかった。後はリンが俺に抱き着いて離してくれないことさえ何とかなれば完璧なんだけど…




































ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ギルド長「彼が帰ってきたのか!陛下からの再召集の通知があった事は伝えたんだろうな?!」


ロイド&サリー「あ?!」





今まで自分で読み返して、見つけた誤字は修正していましたが、連休中はPCに触れず、修正作業もやりにくいので、誤字があればしばらくそのままになります。(もっとも、国語力に問題があり、全てを直すことは無理)


あと、投稿できたとしても、スマフォからなので、文字数も少ないし、投稿できるかも分からないです。


そんな作品ですが、これからもよろしくお願いします。

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作者の別作品もよろしくお願いします。 終末(ヘヴィな)世界をゆるふわに!
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