表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/162

59 卒業試験(VSエンペラーマンティス…?)

総合評価100pt越え、ありがとうございます。






「少し休憩しよう。」


 ティラノタイガーとサイレントレオとの連戦で、魔力がだいぶ減っている。以前よりも修行によって大分増えたのだが、魔法の使い方によっては、魔力の消費量は激しくなる。それに…



「聞いていた話と違う…」


「何がですか社長?」



 本来、虎とライオンは生息する環境が違う。確かになわばりの距離的には近い、だがそれでも100km以上離れている。こんなピンポイントに二つの種が近くにいるなんて…何かが起きたのか?



「考えても仕方ないにゃ。」

「今はゆっくり休むにゃ。」

「あとはエンペラーマンティスのみにゃ。」


「そうだな…」



 それで後はマダムに追いつかれないようにゴールすればいい、そろそろマダムも動き出したころだ。魔力で身体能力を強化した俺達と、巣のマダムの身体能力で言うと、彼女?の方が優れている。早く標的を討伐して、マダムのみに集中したい。





 余談だが、この樹海は広大である。人間の王国で売られている地図に載っている範囲より遥かに…どうやら神域が関係しているらしく、その境にあるこの樹海は空間が歪められているらしい。討伐者などの人間が入る地域は、実はこの樹海の1%にも満たないらしいとじっちゃんが言っていた。中には樹海なのに荒野みたいなところもあると…まぁ、この世界には飛行機なんてないからな…確認しようにもできないだろう。










「よし、そろそろ出発するか。」



 30分ほど休憩し、最後のチェックポイントへ向かう。残るはエンペラーマンティスのみ、此処から3時間ほどで着く予定だ。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おああああああああぁぁあああああああぁぁ!!!」


 おっとう、おっかあ!!なんで!!!




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー















 居た。エンペラーマンティスだ…2mを超えるカマキリ…どうやって攻めるか…と思っていたら。


「皆散れ!!」


ブッウウン…ブオッ!



 マンティスがこちらに飛んできてその鎌を振りぬいた。



 俺達は辛うじて避けることが出来た。そして、奴の鎌は俺達が隠れていた木に当たり…



 木は切断され轟音を立てて倒れた。



「無理だ!退くぞ!!オワッ?!」


 駄目だ!こいつ早すぎる、救援を!!


 ゾワッ



「「「「「っ?!」」」」」


 グシャ


 エンペラーマンティスが吹き飛んだ…


「一体何が…」




 マンティスを見ると、片目が潰れている…そして、奴は木の上に居た…あれは…


「ティグロン!!!?」




 そこには、虎の胴体にライオンの顔を持った獣が居た。地球では自然交配は無いはずだが…そうか!何故ティラノタイガーの領域にサイレントレオが居たのかが気になっていたが、あの二体はつがいだったのか!!




 そこからはティグロンとエンペラーマンティスの激しい攻防が始まった。



「…っ、今の内に逃げるぞ!!」



 木すらも足場にし、空間を縦横無尽に駆けて全方向から攻撃するティグロンと、片目を負傷しつつも、凄まじい速度で迫ってくるティグロンを、両手の鎌で迎え撃つエンペラーマンティス。こいつらが戦っているうちに!



ピーーーー!!


 俺は救援の笛を鳴らす。


「皆!出し惜しみは無しだ!全力を出して逃げるぞ!!」


 俺は言いつけを破り、降魂術を使う。魔術も同時に使い、索敵範囲を伸ばす。









 ティグロンは、親から受け継いだ透明化を使い、マンティスに迫る。突然消えた相手に、一瞬動きが止まり、その隙をつかれ、マンティスの頭は吹き飛んだ…





(今の奴…おっ父とおっ母の匂いが…奴がかたき!!)




 ティグロンは、冬也たちをどこまでも追う…



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作者の別作品もよろしくお願いします。 終末(ヘヴィな)世界をゆるふわに!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ