26.5 ファッションショーその後…
ストーリーには関係ない話です。
夜勤明けのテンションで書いた。
誤字は許して。
さて、パーティーに向けてタリアとリーナのドレスを何故か俺が選ぶことになってしまった。これはマズイ…あの時は自分が好きな服装を選んだだけで、パーティー用のドレスなんて俺が詳しい訳ないだろ?
しかし、このまま適当なやつを選ぶと、俺の身が非常に危険である。またショップで買うしかないか…
さて、この二人、11歳と10歳である。タリアは今成長期ということで、リーナより、頭半分大きい、しかし、ティア姉さんの遺伝子を受け継ぐリーナの方が、既に夢がいっぱい詰まっているのだ…タリアは詰まり過ぎて、その…夢を圧縮するしかなかったようである…
(これが胸囲の格差…既にここから差がついているのか…)
「ぐおっ」
「ま・じ・め・になさい。」
「はい…」
どうやらいつの間にか心を読まれていたようだ。近頃多いな…まさか思考が口から洩れてる!?
「トーヤ様?」
「すみません。」
真面目にやります。
という訳で、まったくパーティーの知識のない俺に服選びはきついので、メリナに相談した。そして、彼女の意見を参考に、用意してみた。
タリアはスレンダーな体系なので、スレンダータイプのワンピースドレスでいく。しかし、そのままだと、大人びたというより、大人ぶったと言う方がしっくりくるくらいチグハグな印象を与えるので、まず真っ白なカーディガンを羽織らせる。そして、スカートの裾の部分はフリルを付け、少女らしさも表現する。彼女は活発な印象があるので、色は淡いピンクで決まりだ。アクセサリーは、左手に花の形に細工されたピンクのブレスレットを付け、黒いタイツに赤いピンヒールでいいだろう。髪型はアップスタイルで、ただし、左右の耳の前に髪を流す感じでカールをいれる。
リーナは、まだ成長期が来ていないので小柄だ。タリアは、大人っぽさの中に子供らしさをいれたが、リーナは逆に、子供らしさの中に大人っぽさをいれる。
「それ、同じじゃないの?」
と、メリナに聞いてみると。
「全然違います!」
と全く答えになっていなかった。どうすればいいのか…
「初志貫徹、ただ、彼女に似合うものを用意する。でもこれってアイギスの仕事だろう…」
リーナには、フォーマルな黒地に白の刺繡の入ったワンピースと淡い青のジャケットにしてみた。胸の辺りでフリルの付いた大きなリボンでジャケットをとじる。そして、白いタイツに、なんかクロスしているお洒落なヒールの高いサンダルみたいなのを選ぶ。普通の女性ならば歩くのも大変だろうが、リーナの身体能力なら大丈夫だろう。髪型はシニヨンで巻く時に白いリボンも一緒に巻き、デパートで買ったイヤリングを付けて完成だ。
「ふぅ~我ながらいい仕事をしたぜ…」
「…ご苦労様です。似合っていますか?」
タリアがくるっと回る。
「うん。」
「私はどうですか?」
リーナもくるっと回る。
「可愛いよ。」
「もう、トーヤ様、もっと具体的には無いのですか?「うん」だけでは少し味気ないですよ。」
「そんなこと言われても、タリアは普段からセンスがいいじゃん。」
「~っ、こういう時はもっと褒めるべきだと私は思います。」
「うーん…いつもは活発な元気少女という印象だけど、今日のタリアは、おしとやかなお嬢様って印象だね。それでいて、いつもは年相応な顔が、少女から女性へと変わる瞬間を切り取ったような…一流の芸術家が手掛けたような美しい表情を見せる。さらにその表情を一層大人びた印象にしているのが、一つの乱れもなく結われている髪型だ。ここが奇麗に纏まると、より一層君の美しさが際立つね。さらに服装も、君の体のラインを余すことなく魅せている。君がコンプレックスを感じているその胸の大きさが、逆に清楚であると印象付け、上品さを醸し出している。しかし、それは年齢と釣り合っていない大人っぽさだが、今付けているコロン、その上品な甘い香りが、君の印象を柔らかく感じさせ、絶妙にバランスの取れた美を感じることが出来る。いうなれば
「もう結構です!そこまでやれとは言っていません…///」
よし、助かった。自分でも何言っているのか分からなくなってきたからな。
「それじゃあ、パーティーを楽しんできてくださいね。」
「何を仰っているのです?あなたも来るのですよ?」
「ファッ?!」
「当然でしょう?もし衣装を直すことになった時に、あなたが居なければどうするのですか?この魔法を使えるのはあなただけなのですよ?」
「いや…人の多いところは苦手で…」
「答えはハイか了解しか認めません。」
「はい…」
こうして裏方でのパーティー参加が決まった…
「絶対面倒ごとに巻き込まれる!!」
「トーヤ様、私も何処が可愛いか教えてくださいますか?」
「君もやるの?!」
無理矢理にでもパーティーに参加するご都合主義!?




