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17 おあずけ…

今回も短い…




 突然空飛ぶ蛇が現れた。え?尻尾の先が見えないんですけど?これがリアルマザー○ネーク!俺は溶ける感覚を楽しむ趣味は無いですよ!幸いなことに攻撃の意思はないようだけど…


「まずは自己紹介じゃな、儂は猛虹、そう100年ほど前から名乗っている。一応この聖域の神を司っておる。」


「初めまして、相沢冬也です。後ろにいるのが狼獣人のセバスチャン、ゴブリンの山田と田中、オークの佐藤、そしてりゅうです。」


「よろしゅうのう、先ほどお前さんと戦っていたものが狼人のライカン、そこの5人がスロープじゃ、儂らは基本名が無いから紛らわしいがの。」


「そうなんですか?しかしあなたは名前があるようですが。」


「ほっほっ、そう畏まらずとも好い、儂に名があるのは100年ほど前に友が付けてくれたのじゃ。今はもういないと思うがの、そうそう、あ奴も相沢と名乗っていたが、お前さんの祖先に宗次と言う者は居るか?」


「ひい爺ちゃんだよそれ!?」


 まさかひい爺ちゃんがマザー○ネーク?に名前を付けているとは!


「通りで…懐かしい匂いがしたはずじゃ…確かこの世界の女子おなごを娶って行ったはずだが、彼らは息災か?」 

 

「…3年前に仲良く逝った。最後までオシドリ夫婦だったよ…」


「そうか…彼らの魂に幸がありますよう…すまんな、辛いことを聞いた。」


「別に大丈夫だよ。二人とも大往生だったし、可愛がって貰ったから寂しいけどさ…」


「ふむ…あの二人が満足して逝ったなら、儂にとっても救いじゃ…さて、あ奴の子孫ならば歓迎しよう。そして、すまなんだ、いきなり襲ってしまって、そしてありがとう。仲間の命を取らずにいてくれて。」


「そうだ、そのことで聞きたいことがあるんだ。ブリガンテとライカンが言っていたけど、その情報が少しでも欲しいんだ。」


「何か訳がありそうじゃの?」


 そして、俺はここに来た経緯と、これから起こること、それを解決してリーナを救わなければいけないことを話した。100年以上前から生きているのなら、ダンタリオン事件のことも聞けそうだしな。


「そういう事か…それなら出来る限り協力しよう。ただし、制約がある。」


「制約?」


「そうじゃ、アンディーもホーリーもお前さんに何か核心的な情報を伝えたかね?」


「全然、不自然なくらい答えを言ってくれなかった。」


「制約があるからじゃ、それを伝えようとすると、世界からの干渉がある。」


 スケールデカいな!世界から干渉って…アイギスさんごめん、あなたの話が長いからあの二人が消えたと思ってたよ、マジごめん。


「一体それは?」


「それはそこのライカンが言っていたことに関係がある。パーテルを見たことがあるだろう?」


「うん。」


「あ奴らと我々は違うのだ、と言うよりこの森の住人がこの世界の本来の住人なのじゃ、そして森の外にいるほとんどの者たちは、この世界に侵略してきた者たちの末裔なのじゃ。」


 おいおい、なんかどんどん話がデカくなってきたな…


「まあ、経緯を話すと相当長くなるが、そろそろお前さんの体が心配じゃのう。」


「俺の体?」


「うむ、この森に入った時とこの聖域に入った時に空気が変わったじゃろう?」


「確かに、今といつもとじゃなんか違う…」


「本来この聖域はあの森と別次元にある。その為、この聖域に初めて足を踏み込んだものは、あちらの世界とこちらの世界の構成が微妙に違うために体に負担がかかるのじゃ。2度目以降は慣れてくるのじゃがな、少なくとも1月ほどはここから離れた方がええぞ。」


「結局今は情報が貰えないか…」


「まあ焦るでない、王都に行ってからなら調度いいじゃろう。そのころには普通にお前さんの体も対応できるようになっとるはずじゃ、その時出来る限り情報を渡そう。」


「なら俺たちは失礼するよ。皆、彼らの縄をほどいて手当もしてあげて。」


「畏まりました。」



「そうじゃ、これを渡しておこう。」


 そういって猛虹は箱を渡してきた。


「これは?」


「宗次が別れの時に儂にくれたものじゃ、おぬしなら使えるじゃろう。」


「ありがとう、あとで確認するよ。」


「うむ、またこの森に来たときは、その神器で呼び出せば使いをやる。いつでも掛けてきなさい。」


「ありがとう、じゃぁまた来るよ。それと一応アーマードラゴンさんだけじゃなく、他の住人たちにも気を付けてと伝えておいて。」


「うむ、情報感謝するぞ。」


「それじゃあまた。」









 この樹海での出会いは今後、問題の解決に非常に重要な情報を得られることになる。




それじゃあ、会社行ってくる!

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作者の別作品もよろしくお願いします。 終末(ヘヴィな)世界をゆるふわに!
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