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宇宙的発狂(仮)  作者: きゅうり
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宇宙的恐怖との出会い

「今日もオンセ楽しかったですー幼馴染設定とか初めてしました!また誘って下さいね」

そう言ってSkypeのグループ通話を切った。

「明日も仕事かーめんどくせえけど、やめちゃうとおまんま食えねえしなあ」

 どこにでもあるような中小企業に勤める僕、早良恒成早良恒成(さわらこうせい)の趣味はTRPGのオンセに参加することである。少し前にニカニカ動画でTRPGブームが来た時に動画を見て、それからすっかり嵌ってしまったのである。学生の頃は野球をしていたが、いまではただのオタクおじさんとなってしまった。

 仕事が終わるとまっすぐに家に帰り、会ったことこそないが何度もTRPGを通して話して打ち解けた友人達と遊ぶのである。今日は最近あまり遊んでいなかったクトゥルフTRPGを楽しんだ。初めて僕が見たTRPG動画もこれだったなあなんて思っていると眠気を感じ、自分には少し小さなベッドへと倒れこむ。

 まだ2時なのにとても眠い。このまま眠ってしまおうか風呂は明日入ろう。眠気はどんどんと増していき、夢の世界へと落ちていく。


「ようこそ、僕の世界へ…」

 完全に眠りへ落ちる寸前にそう聞こえた気がした。

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