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だいぶ前にレインボープライドに行ってみた

作者: 片桐ゆーな

 さあさあ。ゆーなら、絶対何回か行ったことあるんじゃねー? とか思われてそうですが、作者さんなんとっ!


 ゴールデンウィークの最後の日に。

 初めて代々木公園に行ってきました。

 渋谷とか原宿は行ったことはあるんですけどねぇ。なにぶん公園内部に入ったことがなくてですね。

 あー、なんかもー、みんな休日を楽しんじゃってまぁーと、のんびりした空気でいて、あら健全と思い知りました。

(はい、場所がわからないので、迷子になってイベント広場と真逆にいっていました)

 リア充のスクツでした。散歩とか、ヨガ? たいそう? なんかやってた。

 人間ってこういう生活してるのな……と、愕然としたものです。

 彼らは、ワークライフバランスがうまくいっているのか! みたいな。


 そして、レインボープライドも初めてでございます。

 友達が参加するってんで、ほんとまぁ「お上りさん」な感じで、ちら見くらいな感じで行ったわけです。


 だって作者さんほら「人混み苦手でコミケすらろくにいけねぇ」人だし? イベント広場に集まったあの人混みに「無理っぺぇなぁー」と思った感じデス。田舎もん丸出しでさぁ。

 主に人混み的な意味合いでね!


 え? そもそもレインボープライドってなにって?

 LGBTを中心としたマイノリティが自己主張するイベントです。虹色をモチーフとして、協賛した企業なんかも参加してすさまじい盛り上がりでした。有名企業もいろいろだしてましたね。外資ばっかみたいですが。

 え? LGBTってなにって? そこからかよぅ……orz


 ああレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスの頭文字をとってそんな風に呼びます。

 それすらしらねぇというなら、まぁ検索してくださいましな。

 って、いいながら飛んだ先が、とんでもな説明とかしてくれちゃったら困るんですけれどな。


 けっこーめんどーですが、さらーっと用語説明と行きましょうか。

 レズビアンは、女性同性愛者。好きになる相手が女性な女性達。

 ゲイは、男性同性愛者。好きになる相手が男性な男性達。(ほもぉ、って呼び方は蔑称になることもあるので注意)

 バイセクシャルは、どっちの性別が相手になってもオッケーな感じで。

 トランスは、「自身が性別越境をする人達」と。ほか、越境までいかなくても云々と細かいことをいえばございます。


 いちおう、これくらいなら「不足はあってもオカシクは無い」のではないかな。

 追加知識は、それぞれで、「ネットを駆使してもいい」し「実際の人にあってもいい」し。

 興味があるなら、かかわってみるといいと思う。

 リスクはあるとは思うけど、「普通では無く生きること」ということについて、いろいろ考えられることだろうと思う。その際は、どうか「ずかずかと突っ込むようなこと」はなきようにお願いシマス。

 LGBTには打たれ弱い人もいます。先日も2015年に自殺した人のニュースがでました。

 当事者であることが「ばれた」ら人生「詰み」だと思ってる当事者はいるということを覚えた上で交流をお願いいたします。


 さて、LGBとTの間には温度差があるというか、生活観も違うわけだけど、共闘してるのは「セクシャルマイノリティ」という()が欲しいからに他なりません。最低限の数がないとマイノリティなんてもんは相手にされないのがこの世の常です。真の少数者は視界に入らずにすりつぶされるのみです。

 最近のトランスさんは、そっちと一緒にされるのを嫌がるとかって話をちらちらみたのだけど、「なんでまとまってるのか」という理由について、十二歳一周り上の人に聞いてみれば、理由がわかると思うのです。


 今でこそ、「病理化」されて「表面上手厚く扱われる」トランスさんですが、十五年前、特例法が通る前までは、「訳のわからない異物」以外のなにものでもなかったわけです。


 え、それからも大変だった? ああ、いやでも「病理化」って楯は強かっただろう?

 病気だから仕方ないって目で見てくれる以上、「物理的な被害は無い」のだから、ずいぶんと楽になったはずなんだよ。え、イケメンと美女に限る、だと……そしてほぼFTMはイケメン、だと……

 いや、でも病理化したことで、大人は直接的になにか言えなくなったじゃない? 内心なにを思っていても。

 子供は後ろ指さすかもしれないけどサ。そこらへんは自分がどう見られてるかの参考的な感じで是非。

 

 ま、まあそんな事情で「セクシャルマイノリティ」という大枠で共闘しているわけなんです。


 

 さて。そんな小難しいことなんざ、どーでもよく、私は会場に行ったわけですが。

 みなさん陽気に、出し物をみたりわいわいしていて。

 すごい数の人が集まっておりました。すごかった。

 お酒も売ってて、道ばたで皆さん飲んでて、禁酒チャレンジのファーストシーズンをやってた私としては、くそぅ! この陽気なテンションについて行くにはアルコールの力を借りるしか! なんて思っていました。


 二日で十万人くらいくるんじゃね? って友人が言ってましたがそれくらいはきてたように思います。

 もちろん家族連れなどもいましたから、みんながみんな当事者ってわけじゃないのだろうけれど、興味有る人とかもまとめてまるっと来るのでしょう。


 あとは定番のパレードですね。昔からゲイパレードってテレビでニュースにもなったりして、おぉぉ、と思っていたものです。幼い頃からニュースをみて「いつかは見学しにいきたいものだ」と思っていました。

 最近では、渋谷のパートナーシップ制度などもありつつ、認知度もあがり、これだけ集まるようになったのでしょうが。


 スミマセン。ほんとまじで物見遊山で見に行ったので、一人温度違くて大変に申し訳なく。

 楽しんでってーって言われたけど、あんまり楽しいわけではなかったヨ。

 っていうか、人混み……人混みきらい……みんなどうしてそんなにエンジョイしてるのサ。ってかおまえらみんなリア充じゃねーか!! などと思ってしまったダ。


 「きちんと人と話せ」て「楽しい時間を過ごせる」のであれば、それはリア充であると私などは具申したいわけでありまして! 人見知りしまくる私としてはそこでぐいぐいと話していけるスキルなんざ、ないのだよ! えええ、あの会場の仲間同士だからみんなで盛り上がれる感じデスか、そうデスか……


 このイベントは、私の主観では「ここに俺達はいるぜっ!」的な自己主張イベントだと思っています。

 実際、十代で自分のセクシャリティに悩んでるっぽい子が顔を出したりなんてのもありましたし、来場者、ブースの人達、すげー若い! 五十とかそれくらいの人あんま見なかった。

 若い人達が、今と将来について、いろいろ語ってるとか悩んでるとか。

 外国の人もむちゃくちゃ多かったけど、いろんな国のイベントに参加してるのかなぁ。日本は外国語通じなくて大変だべさ。え、まあ出展してるLGBT支援の企業とかたいてい外資だから、参加者も喋れるんだろうけど、おら無理だす。

 

 んで、まあ私としては別に「自己主張しなきゃいけない」こともあんまりなく、その時はみんな熱心だねー、へらーみたいな感じだったわけです。この点が変わるのがその二週間後なわけだけど、それは後述です。



 さて。あとは気になったのが、HIVのブースがしっかりでてるところかな。

 同性愛系でこれが言われるのは、「HIVの感染源ってディスられてる」歴史があったりで。

 かつ……まあ、あれだ。コンドームは、妊娠防止じゃなくて病気の防止にも役立つので。

 そこらへんの知識も深めましょーってなことです。

 感染数とか見ちゃうと、……言わねばなるまいってな数になりつつ、逆風として作用しちゃう情報でもあって、悩ましいところです。


 もちろん異性愛者だろうが、愛を持とうがどうだろうが、「ウイルスをもって」、関係を持てば感染するリスクはある病です。異性愛なら「子供出来ちゃうかも」ってなことで対策するんでしょうが、同性愛ならそこの意識が薄い分、広がる率も若干……と。語弊があったらコメントを願います。あんま細かく言うとR18になりそうなので、詳しくは書きません。


 潜伏期間も長いから、その間に、症状がないうちに、ばらまかれるというわけです。

「愛という名の下に」ね。あは、繁殖という名のの間違いかね?

 三十路の魔法使いだけが生き残ってきっと、世界を救うんだ! 私はそんな物語を欲している。さぁ!(あぁ、テンションやばいなこれ)

 

 いえ、ちゃんと、予防と検査しっかりとね。マジで。

 特に検査は保健所でやってくれるから是非に。匿名でOKです。

 それと、仲良し行為は特定のパートナーとにしましょう。ハーレムとか行きずりの場合は、検査日と結果をお互い付き合わせてからのほうがいいです。

 同性愛者の場合、パートナー探しが一般人よりも激烈に大変な事情があったりと、いろいろあるようですが、病気の蔓延は阻止しなければなりません。

 

 治療はほんとまじ大変だからね? 私が知ってるのは内服薬を「きっちり時間通りに」飲み続けるっていうあれだ。アドヒアランスって言葉ができたのは、HIVの活性化防止のためだっていうくらいに、きっちりのまないといけない。

 一月でどれだけ飲み忘れます? 薬飲むのは大変だよ?

 私は「実感がもてない薬」は、七割くらいしか飲めない。平均値平均値。

 飲み忘れると発症からの免疫不全になるので、薬は飲まないわけにはいかない。

 だから。

 と、いうわけで。啓蒙活動おしまいっ。

  


 で、まあその時は、話を聞きながら。そのお祭りを見ながら。

「実際のところLGBTの困難ってなんだろう?」って思っていたのです。

 私は、まあ作中に出すくらいにはいろいろな研究だとか、愛がたんまりです!

 前に同性愛者のドキュメンタリーを見たときに、海外のその五十代くらいの男性二人の背中と、その先の夕陽の光景が妙に絵になっていて、何とも言えない気持ちになったものです。


 私は腐っていますが、それ以前に同性愛に「崇敬」のようなものすら持っています。

 なぜって? 「かすがい」がなくても繋がっていける強い情愛がそこにあると思っているからです。

 実際は、別れるカップルなどもあるでしょうけれど、いわゆる「動物的繁殖相手」とつがいになるのではなく、「人間的」にお互いを思い合えるという関係性は、尊いものだと思うのです。

 

 そりゃあ、お前さん幻想だよ。実際は肉欲祭だよっていう意見もまあ、そうなのかもしれないけれども。

 寂しいから触れていたいとか、いろいろあるとは思うけれどもさ!


 だからこそ、思ってしまうのですよね。LGBの苦労ってなんだろう? って。

 トランスは普通に想像できる苦労が多くある。これが声を上げるのも、周りがディスるのも納得がいく。

 だから変えていこうとなるのはわかる。病理化したって「病気の人」とか「違う人」ってな扱いで、実際に精神性は「同じなわけはないだろ?」って私なんかは思っています。それを語ると一つ本が書けるので割愛するけれど。


 いつか「違わないトランス」ができあがることを私は望んではいるけれどね。

 小児の頃からの移行群は、通常の一般人と同じ精神性を持つのか、というそこです。

 あぁ、マッドな心が、バーニングしそうな案件です。

 キセキの男の娘も好きですが、そちらもいい。成長環境が与える精神への影響とか、わくわくするっす。

 肉体が精神に与える影響だとか、そこらへんがとても知りたい!

 いつか、MTFの女子高生が、普通に笑って普通に溶け込んで生活して、友達に悩みを聞かれて、振り向きざま「なんにもないよ」って言い切れるような。そんな時代を願って止みません。


 では、「同性が好きなだけ」ってことはそんなに罪で詰みなのか?


 世界の大半は愛で溢れているのは事実であり、「娯楽作品のほとんど」は恋愛が絡むそれだ。

 海外の映画など、戦地に赴く兵士は交わるものだ。そして愛する人を守るために散る。

 つまり、どこまでも「恋愛」は当たり前にあるものであるという前提が日本社会には根付いていて、驚くほど結婚予備軍が多い、っていう事実があるというわけなのです。


 私は淡泊に、仕事だけ出来りゃそれでいいよくらいな生活をしているので(ああ、あと男の娘がヒロインのエロゲとか! それ大切!)、うっかりその常識を欠落していたのだけど、なろうでもお馴染みチーレムが多いように、世間の人は「モテたい」のだということを最近になって思い知ったのです。


 なぜって? 今年入った新入社員の子、彼氏いるんだぜ!

 中途入社の人、ほとんど結婚してるんだぜ!

 まあ、うちの会社安定してるから、結婚率も出産率もデラ高いのはわかるのですが、それにしても、え? 結婚なにそれ美味しいの? ってタイプがいなさすぎる。


 そして、LGBの人達は「こういう環境」でずっとカムアウトせずに暮らすわけだ。

「ああ、自分、タイプ違うんで」とかごまかしながら。

 それはアニオタさんとかも同じ感じなのかもしれないのだけど。

 私は身近に、男の娘ゲーについて語り合える仲間とか、仮面ライダーネタで語り合える仲間とかが欲しいのですよ。

 だが、断る! とか言って、ちょ、それっwて反応が欲しいんですよ!

 

 この「恋愛があってあたりまえ」とか「恋愛話がないとなんか欠けてる人って思われる」空気がすごく重苦しい。

 もしくは、モテない=かわいそうとかって感じになったら目もあてらんないんすよ。

 人間は「繁殖」以外に「文化」を作れる生き物だと私は信じております。


 とまあ、これをLGBの人達も味わってるのなーと、そう思うと「しんどさの方向はちょっと違ったとして」も、つらいか、と思った次第なのです。

 まあ相手がいれば「結婚」もできるように思いますが、「同性愛者で会社でカミングアウトして、周りが笑顔で祝福してくれる」と思う当事者はそうはいないだろうなと思うのですよ。


 無事にトランス終了したFTMが、周りにまったくなにも知らせてないで、嫁さんを娶って結婚という「普通の型」にはまるようなケースならあるいは、ですが。しかも当人は中性系イケメンとかな。


 私は、辛いことは辛いと堂々といってひんしゅくを買う派なわけですが、LGBのみなさん隠してるわけでしょう? そして年に一回のイベント。

 好きに話して主張ができる会。

 同じ話をして、話題がちゃんと通じる相手とコミュニケーションができる会。


「自分だけが異色ではない」と実感できる会というのは、得がたいものだな、と感じたわけです。

 まあ、私自身は同性愛者ではないというか、「厭世者」とか「隠者」なので、あれだけ派手なパフォーマンスは逆にどん引きましたけれどね。ネットで同好の士にあうのはとても良いのだけど、人混みで集まってうぇーい! ってのはちょっと。


 あと前述してますが、ゲイであることを友達に知られて自殺しちゃった大学生、というケースが最近報道されています。当事者にとってアウティングや、噂が広まるのは「自殺したくなるほどの恐怖」なのである、という話ですね。(先の例だと「告白」したらその人が「友達にバラした」から、なのかもしれませんが)

 私も以前、同性愛者の友達の件をさらっとアウティングした暗い過去があるのですが、その時も「やめてくれー」って言われました。反省してます。

 だ、だって私の中では「同性愛」とかほぼ「至高」で、誰に言っても恥じない崇高なことなわけで、なんでみんなそんな、自分のケツ心配してやがんだよ、うほなのか? ん? という感じだったのです。若かったのです。世間知らずだったのです。

 世間様は同性愛者に冷たいってことでいいんですよね? どうなんですかね、みなさん。

 


 じゃあ、Tは? ねぇ、Tの話はしないの? ってわくわくされても困るのだけれどね。

 上述もしたけど、病理化しちゃって性別移行さえ問題なく進めば、ある程度社会に溶け込んで生きることはできると思うのです。


 そして今では、「自助グループ」であったりと、コミュニティもあって、場合によっては学会で集まるなんて話もあります。今年はオシャレな精神科医のお膝元、お茶の水が会場となります。

 となると、トランスはトランスでも、MTXとか、FTXとか、「今の性別はなんか違うんだが、到達点は反対の性別では無い」というようなタイプの活動とかになるものでしょうか?

 

 正直なところ、現地でトランスさんのブースってこれでもかと少なかったのは事実です。

 私が一番印象に残ってるのが「スタバはSRS休みがある」というのと、「結婚式写真撮ろうぜ!」っていうのくらい。


 結婚式写真っていうのは、ウェディングドレスとかタキシードとか着て、記念写真撮れるイベントです。

 まー、なかなか「そういうの」当事者さん的にやりにくいから、じゃーここでやってしまえ! っていうのはとてもよくわかるのだけど。

 やっぱり集まってるのFTMさんばっかり。

 友人もそうだけど、活動しているFTMさんってみんななんかコミュ力高いし、モテ系イケメンなのだよなぁ……ほんと。むろん自信がついた人だけが外にでてくるんだろうけどさ。


 ちなみにMTFさんは会場でもあんまり会いませんでした。それこそ数人かな。

 町中でも滅多にみないですし、うーん、私の魔眼をくぐり抜けるほどのクオリティの高い猛者ばかりなのか、それともあんまり居ないのか……

 え、私が住んでるのが田舎なのん? それでいない、と。


 会場では、ドラァグクイーンの方はいらっしゃいました! アイメイクとかすごくてお美しかった。

 あとは、何人かちらちらいらっしゃったくらいです。

 声はかけなかったのかって!? お写真撮らせていただいてよろしいですか!? とか!?

 いや、無理。

 私のコミュスキルはほんと、万死に値する! みたいな感じであまり高くはないのです。  


 あとは新宿二丁目マップとか配ってるところがあったりしました。

 おねぇさん達がいっぱいいる町、新宿! 作者さんいろいろ勘違いしてる田舎者だったので、新宿の駅でればきっとすぐにおねぇさん達がいるんだろうな! とか思ってましたが、駅前にはぜんっぜんいないんすよなぁ、これな。

 歌舞伎町とか二丁目とかいかないと。

 それだけ限定的で局地的なスポットしかない現実、というのは確かにそりゃー、イベントやって認知度とかあげたかろうよ、という気持ちもわかります。



 け、結局交流してないやないかーい、という話なんですが。

 だ、だってしゃーないやん。

 その会場に、というかやっぱり人混みがダメなのだもの。


 さて。そんなわけで、いろいろな刺激をうけてきましたイベントですが。

 やはり私は人混みにやられてこそこそと帰ってきたわけでした。

 二言で感想を言えば「熱気やべー」「みんなふつーじゃん!」でございました。

 来年も行われると思いますが、みなさまどうぞ、年に一回の催しをお楽しみ頂ければ。

 私は、こっそりと人混みが少ないあたりからぽけーっと見させていただくだけで十分でございます。




 ちょろっと付け足しですが、大手の企業がLGBTの協賛をしているのは、ダイバーシティという考え方があるからです。

 さまざまな背景を持つ人達を雇うことで多様性をだし、そこから新しい発想を得たい、という考え方です。

 一昔前、というか、今もかな。「女性進出!」みたいなのもダイバーシティに入るといえるでしょう。

 実際、女性視点で利益を上げた企業もあります。


 でも、それってLGBTは自分らと「違う発想と考えを持っている別の存在」と定義しているようで、そこまで違うのかい? 別物なのかい? と思ってしまうわけです。

 むろん外国だったら宗教の兼ね合いがあるから、神の子羊としての苦悩がーとかありそうですが、日本で暮らしててそんなに「同性愛者と、異性愛者が異なっている」のかは、私にはわからない。


 ま、それでいて、平均生涯賃金とかには差がでるんですってよ。久しぶりにガチ論文よんだなぁとしみじみ。

 トランスの人の修学困難はわかるけど、同性愛の人の修学困難は私はあんまりわかりませんな……

 男女の賃金格差からくる問題という面も当然あるのでしょうけれども。


 そして最後に。

 改憲論が上がってますが、同性婚を阻む憲法24条については変わるのか!? ってな話をこそっとしておきます。

 現状、改正案の草案にそれをうたってるところは「まったくない」です。

 というか、自民党の草案では、家族が一つの単位としてどうのーみたいな感じで、結婚して子供つくれや、くらいなノリです。

 両性の合意ってところを、両人の合意、夫婦を各人とすれば同性婚OKになるんですけどね。

 

 9条の話ばっかりで他のことは議論にすらあがりません。

 これ、与党側にすり寄っておけば、こそっと改憲の原案とかに潜ませることってできるんですかね?

 ま、現行の憲法でも同性婚はできる、という法律家もいるのですが、憲法変わってくれた方が、同性婚しやすいですよね。


 さて。24条の改正をするということになったら、どの程度「同性婚なんてくそだ、許すマジ!」という人の割合がいるのか、ちょっと興味深く思います。

  

 え、なろうでも同性愛ものはBL物以外は叩かれるんすか!? え、まぢでっ!?

(ええ、だからこそ私もあらすじにしつこいくらい同性愛者いっぱいでるよアピールをしてるのでした! 萌え系男の娘にはとどまらないってのを書いておかないと、コレジャナイ感がでちまいますしな)

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