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尻尾と耳と私と主  作者: 青を刻む朱雀
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第3話 襲撃(3)

 2階に上がると寝間着姿の長男のヴェント様と長女のエトナお嬢様、そして次女のフェリナお嬢様が燭台をもって廊下に立っていました。


「クレア何があったんだい?」


「賊です。結構な人数ですので逃げる準備を!」


 私は皆さんに軽く事情を説明し、逃亡を促す。しかしヴェント様は不敵笑った。否ヴェント様だけではないエトナ様も黒い笑みを浮かべていらっしゃいました。


「僕らをあまりなめてもらっちゃ困るよクレア」

「私たちはなんのためにヴェルダート学院に通ってると思ってるの?フェリナ」

「はい姉様」


 フェリナ様はいつの間に取りに行ったのかヴェント様にロングソード、エトナ様には豪奢な杖をお渡しになりました。


「む、無理はしないでください。シナハメイド長もやられたくらいの手練れです」

「シナハさんがやられたなんて…エトナ、フェリナ気を引き締めるよ」

「「はい!」」

「クレアは父さん達に現状報告」

「はい!」


 私はアリア様を抱いたまま廊下の奥にある3階への階段に走る。


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