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5話:ダンジョン講習前半

「ではダンジョン講習をおこなう。」


その日の内にダンジョン講習は始まった。受けているのはシンヤと女の子の2人だけだ。教えてくれるのは50歳くらいだろうか、顔に傷痕がある強面のおっさんだ。


「わしの名前はモーガン、元探検者だ。今日はダンジョンに関する基本的な事を説明するぞ。」


(やっぱり元探検者か、顔がごつすぎるんだよな)


シンヤがモーガンの顔をじっと見ていると、モーガンは話を続けた。


「ダンジョンには、初級、中級、上級、特級ダンジョンがある。初級は10階、中級は20階、上級は30階、特級は不明だ、いまだにどの特級ダンジョンも最深部到達者はいない。各ダンジョンの探索目安としては、ソロで初級は1階毎に1レベル、中級は2レベル、上級は3レベル、特級は5レベルと言われている。」


(初級をクリアには10レベル、中級は40、上級は90ってところか。トップレベルの奴らがどの程度かによって全然変わってくるな。)


「そしてレベルは自分のレベルと同等の魔物が出現する階層を1日12時間、30日程探索し、魔物を倒し続けると1レベル上がると言われている。大体の探検者は1日に6時間程、月の半分の15日くらいしか探索せんから、4か月に1くらいしかレベルは上がらんがな。」


(ってことは年に3レベル、10年で30、15歳で登録して35歳でレベル60くらいか?)


「しかも大体のやつが30レベル後半、中級ダンジョンパーティで攻略できるころには安定した収入からレベル上げも必要なくなり40レベルを超えるものは殆どいないな。」


おっさんはため息をつきながら悲しそうに話した。


「次はランク、ステータスの説明をするか。今お前達のランクはZだったな。これはステータスの平均値から決められている。筋力、頑強、俊敏、体力、気力、精神、魔力、器用の8種類のステータスだ。各ステータスはZ-から始まりZ、Z+、Y-、YとあがりA+まであると言われている。レベルが上がるとこの8種類の中から例外もあるが3種類のステータスが1段階上がる。例外と言ったのは次に説明する称号の中で説明する。後は各ステータスの説明だが、

筋力は攻撃に関係し重い武器を楽に振り回す事等が可能になる。

頑強は防御に関係し防具がなくても多少の攻撃では効果がなくなる。

俊敏は速さだ。回避力、攻撃回数に影響する。

体力はスタミナ、動き続けることが出来るから長時間の探索が可能となる。

気力は剣技などのスキルの使用回数に影響する。

精神は魔法の使用回数に影響する。

魔力は魔法の威力に影響。

器用は繊細な攻撃が可能になり、クリティカルが発生しやすなる。」


(なるほどね。せっかく良い特典もらったけど最初は気を付けないと簡単に殺されかねないぞ・・・)


「次は称号だな。これは偉業を達成したら貰えるを言われている。分かっているので、レベル25、50、75で手に入るレベル地、レベル海、レベル空。初級、中級ダンジョン攻略者の初級踏破者、中級踏破者、スキルレベル合計25で手に入るスキル地がある。このレベル地、海、空が先ほど言った例外でこの称号が手に入る度にレベルアップ時のステータス上昇数が1増える。初級踏破者、中級踏破者はステータスの全1段階上昇、スキル地は所有可能スキル数が5個増えるらしい。」


(大体この世界での強さの身に着け方が分かってきたぞ。)


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