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3話:ギルドに行く前に

門をくぐって少し歩いた所で慎也は立ち止まり、辺りを見回した。


道には荷馬車が楽にすれ違う幅があり、端には露天商などが布を広げて商品を並べている。


(中世のヨーロッパのような作り?でもそれには似合わないものが結構あるな)


電線等がないのに街灯のようなものが立っていたり、木の箱から冷えた飲み物を取り出したりしている露天商等がいたのだ。


(それもおいおい、調べていくとするか。ギルドに行く前に多少は自分の特典について整理しておくかな)


慎也は道の端の邪魔にならない場所に行き、特典について思い出していた。


(確か、全技能取得可能、取得経験5倍、取得経験10倍、能力上昇値倍、全盛期体型での転生、解析、極運の星、状態異常無効、自動翻訳、記憶継承か・・・全盛期体型はこの若返った体16、17歳くらいの時かな。自動翻訳はおっさんとも言葉が通じてたし、見慣れない文字の看板も頭の中で書いてる事が分かる。自分が書く筆記には対応してなさそうだな。記憶継承は教えてもらったしな、でも後のは大体は分かるが細かいことが分からないな。解析とかでどうにかならないか?)


慎也は考察したあと、全技能取得可能を思いながら解析と頭の中で唱えた。

そうすると目論見があたり自然と言葉が流れ込んでくる。



種類:特典

名称:全技能取得可能

効果:転生先の世界の技能をすべて取得できる才能を手に入れる。

補足:才能を手に入れるだけであり努力は必要。この世界ではスキルが該当し、レベルアップ時に手に入るポイント、鍛練によりスキルを取得できる。



(おおおお!!!!解析が使えた。これは何にでも使えるのか?)

慎也は横の壁に向かって解析を唱えた



種類:建築物

名称:赤レンガの壁

効果:一般的な赤レンガで出来た壁



(次は街灯みたいなのに「解析」!!)



種類:魔道具

名称:大型街灯照明

効果:取り付けられた魔石を使用し、周囲に明かりを照らすことができる。



(魔道具!!魔石!!科学や電気の代わりにやはり魔法が使われているんだな、これは一般的な知識が揃うまでかなりの時間がかかりそうだな、何か早急に手を考えとかないといけないな。しかしこのままじゃ時間が過ぎてしまうし、先にギルドに行くほうが良いか・・・図書館みたいな場所が聞けるかもしれないしな。)


そう考えた慎也は離れた位置に見えるギルドと思われる大きな建物へと歩き出した。


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