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12話:帰還

「ちょくちょく壊れ性能なスキルが混ざってるな。この星マークのを揃えていけば最強だろ。今回は武術と全魔法かな。早く魔法使ってみたいしな。」


 シンヤは筋力スキルの武術に意識を向け習得と考えた。


「武術スキルを習得しました。」


 また頭の中に声が響いたが、気にせず次の全魔法を習得しようとしたが、


「スキルポイントが足りません。」


「は?新規習得は1ポイントのはずだろ?解析」



種類:人間

名称:シンヤ

レベル:2

筋力:Z (Z )頑強:Z (Z )俊敏:Z (Z )体力:Z (Z )

気力:Z (Z )精神:Z-(Z-)魔力:Z-(Z-)器用:Z (Z )

スキル:武術(1)

スキルポイント:0

称号:なし


「武術は習得できてるが、スキルポイントが0になってる。聞き間違えたか?また情報収集しないといけないな。せっかく魔法が使えると思ったのに。仕方ない、宝箱の中身を持って帰るか。」


 一日二日で全てのことが分かるほど、この世界は甘くはないことを改めて痛感させられた。


 宝箱に近づき、


「罠とか大丈夫だよな?隠し通路に魔物がいて罠とかないとは思うけど、これで罠だったら製作者か神かは知らんがはよっぽどひねくれてるよな。」


 恐る恐る宝箱に手をかけ、蓋を持ち上げると中には手触りの良さそうな長い紐のついた革のポーチが入っていた。


「ん?せっかくの宝箱なのに期待外れだな、誰かオシャレグッズでもダンジョン内で落としたのか?1階で出る宝箱だからこんなもんなのか?一応、解析しとくか。」 



種類:魔道具

名称:収納ポーチ


ランク:X

補足:亜空間につながる収納ポーチ。ランクが高いと空間が広くなる。ランクZでも高価。(ランク1につき1辺1mの立方体の空間)


「うわ、ご都合主義かよ! 素材の持ち運びの問題もあったし、ありがたく使わせてもらうか。」


 腰にくくりつけていた角ウサギの皮を収納ポーチに入れようとポーチの口に開くと、


・収納一覧

『大金貨×5 小金貨×3 大銀貨×5 小銀貨×3 水樽×2 干し肉×5 乾パン×5 テント×2』


「こうやって中に何が入っているか分かるのか、ってかこの中身なんだよ! どっかのボンボンが初ダンジョンとかで死んだのか?」


 500万以上の現金を持ちながら、他の収納品が少なすぎることからシンヤは思わずそう感じてしまった。


「初ダンジョンにしては凄い収穫もあったし、さっさと帰ろ。」


 大金と収納ポーチという、初心者探検者にはとても手に入らないものを2つも手に入れたのに結構軽く考えてしまっているシンヤだった。


 帰りの道中、魔物に出会うことなく30分程で入口に戻ってきた。外に出ると太陽は真上にあったことから、真昼くらいかなと判断したシンヤはとりあえずギルドに向かうことにした。


 

シンヤ  レベル:2

筋力:Z (Z )頑強:Z (Z )俊敏:Z (Z )体力:Z (Z )

気力:Z (Z )精神:Z-(Z-)魔力:Z-(Z-)器用:Z (Z )

スキル:武術(1)

スキルポイント:0 称号:なし

所持金:5363600ルピー


ステータスを追加してみました。何か追加したら良いと思うことがあればお教えください。

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