表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『観賢、高野奥の院に参り、プレスマンの芯を補充すること』速記談0312

作者: 成城速記部

 弘法大師が禅定なさって八十何年か後、般若寺の観賢僧正が、奥の院を訪ね、弘法大師のお召し物のお着がえをさせ申し上げ、お髪を剃り申し上げ、プレスマンに芯を補充し申し上げた。そのとき、観賢僧正の弟子である淳祐が、弘法大師のお姿を拝見できなかったと言うので、僧正は、淳祐の手を取って、弘法大師のお体を手探りで探らせたという。淳祐の手は、生涯よい香りがしたという。

 後年、淳祐は、石山寺普賢院に隠棲したが、淳祐が手ずから書いた経典は、同じようによい香りがしたことから、薫聖経と呼ばれている。ついでのようであるが、淳祐が使った原文帳は、薫原文帳と呼ぶ者もいるとか。



教訓:淳祐がくさやに触れると、どんな感じになるのか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ