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現場到着

学生を連れ、事故現場に到着した眼竜と、私は悲惨な状況を目にした。行楽シーズンもあって様々な年代の人が事故に遭っていたのであろう。助けを求める声、子供達の泣き叫ぶ声が響き、渡っていたのだが、トンネル内の、事故だったらしく、救助に難航しているようだった。


「これは、どういう状況なの‥‥」


私が車を降り、辺りを見回していると、1人の消防士らしき人物が近づいて来た。


「医師の方々ですか?状況を説明しますのであちらのテントに来てください」


私達は消防士の後について行き、テントに入った。


「ご協力ありがとうございます。今の現状を説明させていただきます。現在、トンネル内の安全を確認したいます。作業が終了し次第、先生達にはトンネル内に入って救命を行っていただければと思います。それまでは、外に運び出された方々のトリアージをお願いします」


「わかりました。眼竜先生、直ぐに行きましょう」


「待て!」


眼竜がマリナを引き止める


「え〜と。田中だったか?」


眼竜先生が学生に声をかけた。

学生はひどい汗を書いていた。マリナがすかさず声をかけた。


「大丈夫!?凄い汗だけど?」


学生はマリナの声に気づいて、息苦しそうに答える。


「えっ!?あ、はい‥大丈夫です!」


気遣いが足りなかった。初めてみる悲惨な状況によって、ショックを開け、少し過呼吸気味になってるのだろう。そんな学生に対して眼竜先生は言った。


「おい!田中。今、お前自身の状態を把握して、俺に説明してみろ」


「……」


頭の中が混乱している学生は答える事ができない。


「自分の事が説明できないなら、まずはそこから始める事だな。お前はここで邪魔にならないように、見学してろ!」


落ち込む学生に私は言った


「大丈夫。落ち着いて。あれは眼竜先生のなりの優しさなんだよ。ゆっくり休んで、落ち着いたら、眼竜先生の事しっかり見てなさい」


学生はうなずいた。


「おい!行くぞ」


「はい!」


私は立って眼竜先生の後を追って行った。

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