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仲間?敵?

「おい!ドアの前に立つな。じゃまだ」


白衣を着た美人の女性の後ろから声をかける眼竜


「あら、ごめんなさい。って眼竜か」


眼竜先生を呼び捨て?


「あ?お前なんか知らない」


「あんた、学生の頃からずいぶんと印象変わったわね」


「あ?…」


眼竜は女性の顔を覗き込んで考え込んだ後に言った。


「あぁ、竜崎か」


「竜崎?」


私は声が出てしまった


「あぁ、こいつは、俺の学生時代の同級生。竜崎 楓」


「どうも〜」


「凄い美人な人ですね」


「ありがとうぉ」


竜崎先生は私に向かって手を振った。


「で、お前は何しに来たんだよ」


「何しにって、あ、そうそう」


竜崎は眼竜を指差し


「この科は、解散します」


「わざわざ、それを言いに?」


眼竜は冷めた目で竜崎に言い返す。


「ほんと、あなた変わったわね。まぁ、いいわ」


コホンと、咳払いをしてから、竜崎は言った。


「もちろん。それだけじゃないわ。救急科の科長である金田先生が辞職されてポストが空いてねそれでそこに私が配属されたの」


「へぇ〜。おめでとう」


眼竜は興味なさそうに手を叩いた。


「ありがとう。で、私が配属されたからには無駄を省く為に

、救急科を一つにまとめます!」


「えっー!」


狩野と私は驚いて叫んだ!


「新しく新設する科の名は、特殊統合医療救急科です!」


竜崎はどうだと言わんばかりに胸を張っていた。


「……」


「あれ?反応なし?ビックリしないの?」


「いや、驚いていますよ。でも…なんですか?その長い名称は?特別…なんだっけ?」


私は、竜崎先生に言った。


「特別統合医療救急科ね!この名称には、ちゃんと意味があるのよ!私はね、人は、それぞれみんな個々に、能力を持ってるも思うの。その個々の能力を統合して、最高の医療を提供する事を目指そう!という事なの」


「なるほど!竜崎先生納得しました」


私は竜崎先生の言ったことに感動した。みんなで協力して人を助ける。なんで素晴らしい事だと思ったからだ。


「竜崎先生よろしくお願いします」


「こちらこそ、よろしくねぇ!」


私と竜崎先生は固い握手をした。そんな良い雰囲気をぶち壊す奴がいた。勿論、眼竜先生である。


「はぁん。面倒くさ。好きにやってくれ。俺はパス」


眼竜先生はそう言うとベットに横になった。


「何言ってるのあんた。あんた、そこのサブリーダーだから。矯正参加よ」


竜崎先生が眼竜先生に向かって言う。


「俺は了承した覚えはないんだけど」


「ええ、そうね。でも、私が!決めたから」


「はぁ?何言ってる和田おま…」


眼竜が起き上がって振り返るとすぐ目の前に竜崎先生の顔があった

。そ竜崎先生は眼竜先生の白衣を掴み引っ張って、言った。


「わ•た•し、が決めたの!この、わ•た•し•が。DO you under stand?」


そう言う竜崎先生の顔は和やかだが、顔の奥では、NOいったら、ぶっ飛ばす!という雰囲気を漂わせていた。


「わ、わかったよ」


眼竜先生は竜崎先生の威圧感に負け、了承した。


「ありがとう。眼竜先生」


竜崎先生は終始笑顔だったが、有無を言わせない程の圧力を見せ続けていたのだった。


「あ、そうそう、それと皆さんに紹介したい仲間がいまーす。入ってきて」


竜崎先生がそう言うとドアの向こうから見慣れた顔が入ってきた。

そう、私の幼馴染である西本 京子である。


「えっ、嘘。京子、朝何も言ってなかったじゃない」


京子は悪戯をした、子供のような笑顔になりながら言った。


「マリナを驚かせようと思って、黙ってたの。これから、よろしくね!」


「よろしく、京子」


金田先生がいなくなってから一気に風向きが変わったて、いい方向に傾いてきたと思ったのだが、この、特殊統合医療救急科に問題が起きることになるとは、知るよしもなかった

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