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反撃の狼煙

「ちょっと、待ってください!って。眼竜先生」


私は眼竜先生の後を走って追いかけて、横に並んだ。


「いいんですか?このままで?」


「何がだ?」


「何がって、病院、クビになだちゃうんですよ!」


「もうなったよ。」


「そうなんですけど…」


私は眼竜先生の返答になんて答えていいかわからなくなっていた、所に後ろから声をかけられた。


「本庄先生?」


「はい?」


私は声のする方に振り向いた。


「やっぱり、本庄先生じゃないですか〜。その節はありがとうございました」


幼稚園ぐらいの子供を連れた男性がたっていた。


「眼竜先生逃げないでくださいよ」


立ち去ろうとしていた眼竜先生に声をかけてから、男性に話しかけた。


「えっと…あー!清掃ボランティアで倒れた…」


「はい。秋元 偽と言います」


「お名前、秋元さんって言うんですね」


「はい、あの時は助けてくださり、ありがとうございました」


「いえいえ、あれから大丈夫でしたか?」


「はい。熱中症だったみたいで…もう大丈夫です」


「そう。よかったです。…今日はどうして病院に?」


「ええ。実は私の娘が熱を出してしまいまして。それで、金田先生に、見てもらいに…」


「金田先生に?小児科ではなく救急の先生に?」


「ええ、まぁ」


私は変だなと思いながら、答えた。


「そうですか…。お名前なんて言うのかな?」


私は子供に尋ねた。


「……」


答えない…


「どうしたのかなぁ?恥ずかしいのかなぁ?」


子供と話したいると後ろから、手が伸びてきて、子供の首を触った。眼竜の手である


「眼竜先生何を?」


「金田は何て?」


「ただの風邪だろうって」


チッと舌打ちをして眼竜先生は


「オイ!ボンクラ。今すぐこの子入院準備をしろ!髄膜炎だ。後、抗生剤の点滴。早く」


「あ、ハイ!」


私は眼竜先生に言われた通りにする為、走り出した。


「な、なんですか?あなた何を…」


不安そうな顔で眼竜に尋ねる秋元


「いいから、指示通りにしろ」


「指示通りにって…それに貴方は、私を見捨てた人じゃないか!貴方なんて信用できるか!ほら、帰るよ!明菜」


秋元が帰ろうとした瞬間、バタン!と子供が倒れた。


「明菜?…アキナー!」


「チッ。俺を信用しないから…」


眼竜は辺りを見回し、戻ってきたマリナに気づいた。


「オイ!準備は終わってるか?」


「はい!」


「よし。運ぶぞ」


子供を抱き抱え、マリナが準備した処置室に走って行った。


しばらくして、処置室から出てきた眼竜とマリナに近づき、心配そうな顔で秋元は尋ねてきた。


「私の娘、明菜は大丈夫ですか?」


「とりあえず、今、抗生剤を点滴しています」


答えるマリナ


「明菜〜。ごめんな〜。お父さん気づかなくて…先生!明菜を、明菜を助けてください!」


「俺たちには無理だな」


眼竜先生が割って話す。


「えっ!」


「今後は金田にでもお願いするんだな」


「金田先生…見落とした先生は信用できません。お願いです。眼竜先生」


「ふっ。ずいぶん都合がいい話だ事」


眼竜は鼻で笑った


「いいか?俺達は今日でクビなんだよ」


「なんで…」


「さぁ、自分の胸に聞いてみればいいんじゃないか?」


「……私があげたツイートのせいですか?」


「さぁね」


眼竜先生はその場から立ち去った。


「あの、ツイートは貴方が上げたんですか?」


マリナは秋元に尋ねた。


「…はい。金田先生に頼まれました」


「なんで?」


「あの子、母親がいないんです。あの子が産まれてから母親は病気で亡くなりました。私と2人きりです。あの子はすぐに熱を出す子だから、私はいつも呼び出されて、思うように働かず、生活が苦しいんです。そんな時、金田先生から、声をかけられたんです。簡単なアルバイトをしないかって。そうすれば、少しのお金と、今後、医療費はかからないように、金田先生が見てくださると…だから、私は、その話にのって、ボランティア清掃に参加し、仮病を使ったんです」


私はそれを聞いて、眼竜先生が「金田か」の呟いた意味がわかった。


「眼竜先生には全て見抜かれていたみたいですけど…」


「なるほど…ね。…ねぇ、眼竜先生に診てもらいたいんでしょ?じゃあ、今度は私たちに強力くしてくれない?」


「はい?」


私は作戦を秋元に伝えた


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