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最強の悪人顔  作者: まっさん
8/75

8話

隣の部屋へ行き

収納座標指定・・・範囲指定・・・女性3人

「君達は大丈夫?どうして捕まったの?」

「・・・」

「・・?」

「・誰?」

「君達を盗賊達から助けた者ですよー」

「助かったの?」

「うっうっ・・・」

「・・・」

余程ヒドイ目に合ったのか、安心からか泣き出す

収納座標指定・・・範囲指定・・・コーンスープ&食器

鍋に入ったコーンスープと食器を出す

良い匂いが部屋に流れると3人のお腹が鳴る

「先ずはこれをお腹に入れて下さい」

3人へスープを渡していく

「うまい!」

「美味しいー」

「・・・」

「お代わりもドンドンして下さい」

衰弱している様なのでスープだけにしておく


「何故あそこで捕まって居たんですか?」

「私達3人は冒険者として旅をしていて、護衛のクエストを受けて移動中でした」

「商人のボマットと言う人の護衛でした、山超えの時に盗賊に襲撃されたんです」

「50人位の盗賊に襲われて馬車を守っていたんですけど」

「馬車が突然盗賊を撥ねて逃げようとしました」

「ボマットに見捨てられたんです」

「突然の出来事に不意を突かれてマリーが捕まり・・・降伏しました」

「その商人のボマットって一緒に捕まってた商人ですか?」

「そうです!カリンが一緒に馬車で挽かれそうになりケガをしたんです」

「あいつが逃げなかったら何とかなったかもしれないのに・・・」

「女って事でヒドイ目に合いそうになりましたが・・・」

「食事も与ええられず・・・」

「もうダメかと・・・」

「無事助かって良かったですねー」

「ココはどこなんですか?」

「ココは僕の村でメイソンって名の村です」

「メイソンってアイテムボックスの?」

「そうです!良く知ってましたねー」

「ここでアイテムボックスを買おうと思っていたので」

「暫くは体を休ませて元気になってください」

「色々ありがとうございます」

「後でベッドも用意しますので、ゆっくりしていて下さい」


隣の部屋へ行き

空間座標指定・・・範囲指定・・・牢屋

牢屋を作る、中には何もないドアも窓もない

収納座標指定・・・範囲指定・・・商人

「あなたどうして捕まっていたんですか?」

「お・・・おお!助かったのか?いやなんだココは?」

「あなたは何故盗賊に捕まって居たんですか?」

「おまえは誰だ?なぜこんなトコへ私を入れるんだ?」

「盗賊に捕まって居た人達を助けて順番に話を聞いているトコです」

「私は帝国の5本の指に入るボマット商会の者だ」

「ボマットさんが盗賊に襲われたんですか?」

「そうだ!礼はする、危険はないのでココから出してくれ」

「あなたがボマットと言う事が分かった以上出せません」

「?何故だ?助けてくれた礼をすると言ってるのだぞ?」

「ピクシーを捕らえ、護衛を見捨てる人を野放しに出来ないでしょう?」

「誰から聞いた?そんな事はデマカセだ!私は帝国の上層部も動かせるのだぞ!」

「帝国と繋がっているのなら、益々出せませんね」

「小僧後悔する事になるぞ?」

「どうなるんです?」

「お前に懸賞金を掛ける事が出来るのだぞ?」

「どうやってですか?罪状も無いのに?」

「帝国に働きかければ簡単な事だ!」

「益々危険なあなたを出す訳にはいきませんね」

「ぐぬぬぬ・・・私をどうするつもりだ」

「面倒なのでこのまま死んでもらおうかと」

「私を殺せば帝国が黙ってないぞ?」

「どうやって帝国はその事を知るんですか?」

「・・・いくらだ?」

「何がです?」

「いくら出せばココから出すんだ?」

「あなた何も持ってないでしょう?」

「私はアイテムボックス持ちだ」

空間座標指定・・・範囲指定・・・ボマット・・・アイテムボックス・・・収納

「あなたがアイテムボックス持ちなんですか?」

「そうだ!証拠を今見せてやる!・・・ん?・・・んん?」

「どうしました?」

「アイテムボックスが開かない?何故だ?」

「助かりたい為の嘘でしたか」

「ちょっと待て・・・そんなはずは・・・盗賊共からも守ったのに・・・」

「何をです?」

「それはお前には関係ない!・・・ん?お前!アイテムボックスの!」

「あー私はアイテムボックスのレンタル商売しています」

「お前がアイテムボックス取ったのか?」

「取る?私が?そんな事しませんよ」

「ならば何故アイテムボックスが開かない?」

「キチンと支払いボックスへ課金しましたか?」

「当然だ!」

「おいくら入れてましたか?」

「金貨1500枚だ」

「・・・お調べしましたが、規則に違反してますね」

「規則に違反だと?どう言う事だ?」

「あなたは私に敵対しましたよね?それが規則違反です」

「バカな・・・それならばアイテムボックスの中身は?」

「消えてしまってますね(嘘ですが)」

「私の全財産だぞ?どうなるんだ?」

「消えてしまったものはどうにもなりません(嘘ですが)」

「私はどうなる?」

「さーどうなるんでしょうね?では私は仕事がありますので失礼します」

「・・・」

空間座標指定・・・範囲指定・・・時間操作・・・10倍速

ボマットの牢屋の時間を10倍速にして部屋を出る


「ミリお腹いっぱいになった?」

「苺は美味しいけど飽きるのー」

「スープで良い?」

「スープと肉が良いの」

収納座標指定・・・範囲指定・・・パンプキンスープ&食器&オーク焼肉

鍋に入ったパンプキンスープと食器とオークの焼肉を出す

「これでいいかい?」

ハグハグハグ

スゲー勢いだなー

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ベッド

「ミリこれで寝れるかい?」

「ふぉれでいいのほー」

「口の中に入れたまま話すな」

「それで良いのー」

「他に何かいるか?」

「今のトコないのー」

「じゃーゆっくりして、よく休んでねー」

「任せるのー」


コンコンコン

ドアをノックする

「・・・はい」

恐る恐るといった感じでドアが開く

「ベッドを作りに来ました」

「作る?」

「この部屋はベッドが1つしかないでしょう?なので2つ追加します」

「材料は?」

「見ててください」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ベッド

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ベッド

「どうですか?」

「何もないトコからベッドが出たよ?」

「空間を固めてベッドを作りました」

「空間を固める?」

「色々細かいトコは設定が面倒ですが何度も作ると慣れでスグに作れます」

「便利な魔法ですねー」

「他に要るものはありますか?」

「何でも作れるの?」

「何でも作れますよ」

「私達の装備が取られちゃったのでないんですよ」

「ん?作ろうか?」

「良いんですか?」

「装備がないと何もできないでしょう?」

「ありがとうございます」

「誰から作る?」

「はい!私から」

「えー!マリーが先ー」

「カリンは後で良いでしょう!」

「ルカは最後で良いよ」

マリーとカリンが話し合いを始めて順番が決まった様だ

「えーっとマリー・カリン・ルカの順番でお願いします」

「ではマリーさんから始めましょう」

「はーい」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・軽鎧・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ブーツ・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・籠手・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・小型盾・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・バングル・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「武器は何が良いですか?」

「えっ?この透明な装備は?」

「ああ後で好きな色に着色しますよ」

「ええ!このままキレイな透明なままで良い!」

「そうですか?で、武器は何が良いですか?」

「マリーはショートソードが良い!」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ショートソード・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「これで良いですか?」

「はい!キレーイ」

「次はカリンさんですね」

「よろしくお願いします」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・軽鎧・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ブーツ・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・籠手・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・小型盾・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・バングル・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「武器は何が良いですか?」

「ロングソードの片刃でお願いします」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ロングソード・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「これで良いですか?」

「はい!ありがとうございます」

「色はどうしますか?」

「はい!赤が良いです」

空間座標指定・・・範囲指定・・・軽鎧・ブーツ・籠手・小型盾・バングル・ロングソード・・・着色・・・赤

「これで良いですか?」

「はい!ありがとうございます」

「次はルカさんですね」

「はい!よろしくお願いします」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・軽鎧・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・ブーツ・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・籠手・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・小型盾・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・バングル・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「武器は何が良いですか?」

「刀って出来ますか?」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・刀・・・使用回数制限・・・1万回・・・固定

「これで良いですか?」

「はい!これです!ありがとうございます」

「色はどうしますか?」

「装備は青で刀は黒って出来ますか?」

空間座標指定・・・範囲指定・・・軽鎧・ブーツ・籠手・小型盾・バングル・・・着色・・・青

空間座標指定・・・範囲指定・・・刀・・・着色・・・黒

「これで良いですか?」

「はい!良いです!ありがとうございます」

「えーこの装備と武器には使用回数制限が1万回付いてます

 使用回数制限は装備や武器に触れている状態で確認できます

 使用回数制限を超えると消えてなくなります

 使用回数制限は追加する事が出来ます

 使用回数制限の追加は千回金貨1枚です

 アイテムボックスのレンタルもしています、いかがですか?」

「それそれ!アイテムボックスのレンタルってどんなの?」

「容量は1m立方で重量は100㎏まで入ります

 生き物は入れられないです

 レンタル料は10日で金貨1枚です

 10日毎にアイテムボックス内の支払いボックスへ入金して下さい

 偽名で登録すると入れても出せなくなります、後から変更も出来ません

 生き物や容量以上を入れようとしても入りません

 時間経過はアイテムボックス内でも同じです

 共同や譲渡して使う事は出来ません

 メイソン村又は村人へ敵対するとアイテムボックスは消えてしまいます」

「アイテムボックスが消えると中に入れてるアイテムは?」

「同じく消えてなくなります」

「入れるの忘れちゃいそう」

「支払いボックスへ金貨10枚入れていても10日毎に1枚しか減りませんから

 うっかり忘れそうな方は余計に入れておくと良いですよ」

「それじゃールカがアイテムボックス持っておいてよー」

「みんなで一緒に使おう」

「ありがとうございます」

空間座標指定・・・範囲指定・・・空間固定・・・アイテムボックス・・・登録名ルカ

「はい!これで大丈夫です」

「アイテムボックスオープン」

・・・アイテム無し・・・

「おおー使えるー」

「では暫くはこの村で生活して冒険者ギルドでクエスト受けて下さいね」

「ありがとー」

「助かります」

「頑張ります」

「お支払い出来る様にたくさん頑張って下さいねー

 それとこの部屋を家に改造しますので

 要望があったら言ってください」

「何でも良いの?」

「大体は大丈夫と思いますよ」

「村長ーいるー?」

「ジュナさん遅かったですね」

「この子達?」

「そうです!暫く村に住む事になります」

「後は何が残ってるの?」

「この部屋を家にするってとこまでです」

「じゃー私が聞いておくよ」

「今改造しても良いですよ?」

「女性が伝え辛い事もあるから私を呼んだんでしょう?」

「それでは後は頼みました」

「任されたー」

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