73話
「あはははは今日もいる~」
「二日続けてか?」
「あんたらも懲りないね~」
「バカな奴らじゃの~」
「あんた達真面目に生きな」
「よう!しゃべる気になったかの?」
「「「「「「なんでもしゃべります~」」」」」」
「ウラヌス商会が依頼主なんじゃな?」
「はい」
「それではこれを依頼主に渡すが良いのじゃ」
「これは?」
「渡せば良いのじゃ」
「はい・・・」
「で、これを受け取ってきたのか?」
「・・・はい」
「ノイトン開けてみよ」
「はっ・・・?」
「どうした?」
「それが・・・白紙でして」
「そうなんです!危険な物であってはいけないと思い先に開けたのですが・・・」
「初めから白紙だったと?」
「そうなんです」
「お前達が取ったとか、スリ替えたとか?」
「それならば、もっとそれらしい物に替えます」
「・・・」
「それもそうですね」
「・・・」
「何がしたいんだ?」
「・・・」
「わかりません」
「・・・」
「まあ何か分らんが処分しておけ」
「はい」
ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「な、なんだ?」
「まぶしい」
「何事だ!!」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「収まった?」
「何だったんだ?」
「わかりません」
「なぜ光ったんだ?」
「分かりません」
「なんなんだ」
「あの紙はどこだ?」
「そういえば・・・」
「どこだ?」
「ない!」
「ないぞ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「ノイトン茶を入れてくれ」
「はい、しばらくお待ちを」
「うわあああああああああああああああああ」
「?!なんだ?どうした?」
「立てない」
「動けない」
「あれは・・・」
「なんだ?」
「どうした?」
「うわあああああああああああああああああ」
「はっ!」
「どうした?」
「この部屋を出るとコケる」
「あの報告にあったやつか?」
「そうです」
「指一本動かすだけでか?」
「そうです」
「試してみますか?」
「おい、お前廊下に出てみろ」
「はい!」
すてん
ごろん
べしゃ
「立てません」
「本当か?」
「動けません」
「報告通りか」
「つまり出られないって事か?」
「どうします?」
「メイドを呼びましょう」
「なるほど」
「おい!誰か居ないか?」
「はーい、どうされました?」
「ええ~っとお茶を入れてくれ」
「はーい」
「・・・」
「普通に戻ったな」
「今なら出れるのか?」
すてん
ごろん
べしゃ
「ダメだ」
「窓から出てみますか?」
「やってみよう」
すてん
ごろん
べしゃ
「ダメだ」
「助けるのに廊下は引っ張れば良いが窓は難しいな」
「お茶持ってまいりました」
「皆さんに入れてくれ」
「はーい」
「・・・つまり、あの光を浴びたものは、この部屋を出ると転ぶ」
「そう言う事みたいですね」
「・・・くそ」
「すいません」
「どうした?」
「・・・トイレ」
「「「「「「!?!?!」」」」」」
「誰かいるか?すぐに工事担当を呼んでくれ」
「これでウラヌス商会もこちらに構ってられんじゃろ」




