64話
「で、ドール達は?」
「あっちで固まってるみゅ~」
「もう少ししたら意識が戻るかもですね」
「意識が戻って変わったなかったら、いつでも再躾けしますよ」
「もう大丈夫と思うみゅ~」
「大丈夫でしょう~」
「だと良いね~」
「次はどうするんだみゅ~?」
「ドコに行きますか?」
「次は帝国領のヂネスカットに行くよ」
「何があるんだみゅ~?」
「何でしょうね?」
「戦争に火竜を引き込んだ奴が居る」
「ええ?」
「うそ?」
「そいつが色々とやってるみたいだね」
「なんで分かるみゅ~?」
「先ず~魔力の痕跡があった事と」
「と?」
「そいつの傍にスパイがいるからね」
「スパイ?」
「スパイってなんだみゅ~?」
「色々と僕に情報をくれます」
「そんな人が居るんですね~」
「ま~人じゃなくて使い魔ですよ」
「ややや!どんな子なんみゅ~?」
「ええ~っと、こんな子です」
「ややや!・・・どこ?」
「小指サイズに合体」
「ややや!ゴーレムだみゅ~」
「合体と言うのは?」
「元々の大きさは目に見えない位小さいんだよ」
「ロックゴーレムが見に見えない位小さいんですか?」
「よくロックゴーレムってわかったね?」
「だって地面からつまんで持ち上げましたよね?」
「実はこの子達増殖ってスキルを持たせてるんだ」
「増殖?」
「自分と同じゴーレムを複製する能力だよ」
「同じって言うのは増殖ですか?」
「それと情報を集めて送る事だね」
「そんなにちっさい子が情報集めれるんみゅ~?」
「様々な方法で体内に入りますからね」
「ええ?」
「ええ?」
「体内に入ると脳へ行き情報収集」
「脳へ?」
「ややや!」
「そして心臓へ行き魔石へ」
「心臓?」
「魔石かみゅ~?」
「大体大まかに二か所ですね」
「なぜ魔石みゅ~?」
「敵対者なら魔石に直接関与してスキルを封じ込めます」
「なるほど~」
「すごいみゅ~」
「小さいから風にも乗って広範囲に広がれますから」
「はあ~スゴイです」
「すごいみゅ~」
「今どの位広がってるんですか?」
「大体三分の一程度で、積極的に各帝国に行ってます」
「もう隠しごと出来ないですね~」
「ややや!本当だみゅ~」
「悪い事しなきゃ良いんですよ」
「まあそうですね~」
「その通りだみゅ~」
「では行きますか」
「はい!行きましょう」
「行くみゅ~」
「はい、と言う事で皆さんには強制的に集まってもらいました」
「なんだ、ここはどこだ」
「だれだ貴様」
「・・・」
「ベルト大臣ここは?」
「おお貴方も一緒でしたか?」
「おれは今までギルドに居たのに・・・」
「・・・どこだここ」
「おい!誰か説明しろ!」
「真っ白の何もない空間だと」
「私は知らないわよ」
「ギスターどこにいる」
「ええ~どこ~」
「なになになに?」
「ああ~静かになったので説明します」
「誰だ貴様は~」
「どこなのよココは?」
「ギスター居るか?」
「・・・」
「ベルト大臣カレ知ってますか?」
「やっと静かになりましたね」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「良いですね説明しますと私はメイソン村のカイルと言います」
「あの?」
「カレが?」
「私は無関係だ」
「また沈黙に3時間使いますか?」
「そうだ黙れ!あんたらがギャーギャー騒ぐから時間が無駄になってる」
「完全に静まるまで何度も3時間使うとは」
「良いですか?説明しますよ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「先ずはメイソン村に直接喧嘩を売って来てる貴方達の喧嘩を買います」
「俺は知らないぞ」
「そうだ間違いでは?」
「何か証拠でも?」
「私はこの帝国の大臣だぞ」
「俺も無関係だ」
「部下がしたかも知れんが私はしていない」
「私は関係ないわよ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「では先ずは大臣から」
「何?」
空間座標指定・・・範囲指定・・・腕先・足先・・・収納
「は?なんだ?肘から先がない?膝下もない」
「痛くはないでしょ?」
「何をしたんだ貴様?」
「貴方が体験した通りですよ」
「も、戻せ」
「それは無理です」
「では次は・・・」
「うわああああああああああああああああああああああ」
「助けてえええええええええええええええええええええ」
「逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「きゃああああああああああああああああああああああ」
「皆さん説明が聞きたくなったらお戻りを~」
「では大臣」
「な、なんだ?」
「貴方が命じてうちの村への攻撃ですが」
「知らん私ではない」
「そうですか?」
「おい、腹が減って死にそうだ」
「そのお腹が小さくなったら死ぬかもですね?」
「何か食べる物はないのか?」
「あると思います?」
「お前は腹が減らないのか?」
「はい」
「・・・」
「私の手足はどうなったんだ?」
「・・・」
「私は何もしていない」
「そうですか」
「私の部下がしたのかもしれん」
「そうですか」
「私ではないと言ってるだろ」
「・・・」
「おい、水はないのか?」
「はい」
「何か食べ物をくれ」
「ありません」
「私はどうなるんだ?」
「死にます」
「は?何故だ?」
「私と敵対したからですよ」
「してないと言ってるだろう」
「そうですか」
「あのう、説明を聞きたいのですが」
「おや?もう逃げなくて良いんですか?」
「だって何もないんですよココ」
「そうです!どこまでも同じですからね」
「それで戻って来たのですが」
「では説明しましょうスレイさん」
「私の名前を?」
「もちろんです、貴方がした事まで全部知っています」
「・・・」
「おいスレイ何か食う者は無いか?」
「持ってません大臣」
「ああ~あの方は無視して良いですよ」
「そんな訳にはいきませんよ」
「何故です?もう大臣に何かされる訳もないですから大丈夫ですよ」
「今後の付き合いもありますので」
「商売人ですね~でももう今後は無いから大丈夫ですよ」
「・・・今後は無い?」
「ええ、今回ココに呼ばれた方達はココで死にますから」
「・・・?」
「貴方がメイソン村へ物資の供給を止めましたよね?」
「・・・はい」
「それが原因です」
「・・・どうすれば助かりますか?」
「手遅れです」
「・・・なにか解決法があるのでは?」
「ありません」
「・・・」
「他の方達も似たような感じですので貴方が説明してあげてください」
「・・・?あなたは?」
「もう面倒になったので帰ります」
「わ、私も連れて帰って下さい、お願いします」
「手遅れです」
「おいおいおい!喋るなんでも喋るし何でもやるぞ、助けてくれ」
「あとロスタールには火竜の件で世話になったと伝えて下さい・・・では」
「おい、あいつはドコに行った?」
「・・・消えました」




