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最強の悪人顔  作者: まっさん
5/75

5話

とりあえず皆が起きる前に原因が分かるか調べておくか、と言う事で

夜が明けたばかりの時間にコッソリ村を出る

空間座標指定・・・北側5㎞・・・範囲指定・・・範囲空間探査

・・・普通に魔物がいる位だなーもう少し距離を広げておくか

空間座標指定・・・北側10㎞・・・範囲指定・・・範囲空間探査

・・・こっちは問題なしかな?

空間座標指定・・・東側10㎞・・・範囲指定・・・範囲空間探査

・・・こっちも同じだなー

空間座標指定・・・南側10㎞・・・範囲指定・・・範囲空間探査

・・・なんだあれ?端っこに何か引っかかる?・・・何か移動してる?

・・・でっかい山?・・・山がが移動してる?・・・魔物が逃げてる?

空間範囲拡大・・・一部集中探査・・・山鯨・・・こいつが原因だ!!

山鯨・・・全長3~4㎞ある魔物

とりあえず捕まえよう

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・収納

「ふう~これで一安心だけど、念の為西も調べておくかー」

空間座標指定・・・西側10㎞・・・範囲指定・・・範囲空間探査

・・・こっちも問題なしだねー

次いでに魔石も取っておくかー

収納内座標指定・・・山鯨・・・範囲指定・・・収納

山鯨魔石・・・特に変わったスキルも無いようだなーデカイだけだね

よしもうひと眠りだー


「村長ー朝だよー起きてー」

「お仕事が溜まってますよー」

「カイル兄ちゃんお土産はー」

「はい!起きました!おはようございます!

 お仕事はご飯食べてからね、ご飯出来てる?

 はい!ポポに飴のお土産ー」

「じゃー朝ごはん食べて下さいねー」

「もう商人さん達が列作ってますよー」

「カイル兄ちゃんありがとー」

「はいはいご飯食べて働きますよー」


・・・ご飯食べたら列が伸びてるー

「はい!皆さんおはようございます!今から商売開始ですよー

 あなたは何にしますか?」

順調に商売をしていると盗賊風の5人が横入りして騒ぎ出した

「おい!!てめえ!どうしてくれんだ!コラー!!」

「あっ!順番は守ってくださいよ」

「るっせんだよー!!ああん?」

空間座標指定・・・範囲指定・・・収納

「みなさんお騒がせしました、ささ次の方どうぞ」


「お昼前には終わったねーそれじゃーあいつらの話を聞くかー」

アイテムボックスから盗賊風の5人を出す

「るっせんだよー!!ああん?」

「はい!それでどうしました?」

「どうしたもこうしたもどうしたもアイテムボックス開かなくなったぞ」

「キチンと10日毎に支払いボックスへ課金しましたか?」

「・・・ちょっと忘れただけじゃねえかー!」

「それでは無理ですね」

「無理じゃねえよ返せよ!」

「最初にアイテムボックスのレンタルについての説明聞いたでしょう?」

「聞いてねーよ!」

「あちらの壁に書いてあるでしょう?キチンと読む様に言ってますよね?」

「・・知らねえよ!返せよ!」

「無理ですね、課金してないのなら消えてしまいましたので」

「消えてしまう?それじゃあ本当にないのか?」

「最初から言ってますよね?どうにもなりません」

「おい!俺のは入れれるのに出せないぞ?どうなってる!」

「アイテムボックス登録の時に偽名使ったでしょう?」

「・・・使った」

「あちらの壁に書いてありますよね?

 最初に説明して壁に書いてある通りです

 1、アイテムボックスは10日毎にアイテムボックス内の支払いボックスへ

   課金しないとアイテムボックスは消えてなくなります

 2、偽名で登録すると入れても出せなくなります、後から変更も出来ません

 3、生き物や容量以上を入れようとしても入りません

 4、時間経過はアイテムボックス内でも同じです

 5、共同や譲渡して使う事は出来ません

 6、メイソン村又は村人へ敵対するとアイテムボックスは消えてしまいます」

「どうにもならないのか?」

「なりません」

「・・・死ね!」

いきなり盗賊風の男が剣を抜いて僕の頭に振り下ろす

が、躱す事なく・・・盗賊風の男の剣が切れる

刃先15㎝位の所で音もなく切断され

盗賊風の男の右目の前にカイルの剣先が止められていた

「代金は右目で良いのか?」

「あ・・ああ・・いや・・・すまねえ興奮して」

「そうか?では代金はどうするんだ?」

「代金ってなんの・・・代金ですか?」

「こちらに掛かった迷惑料だよ?説明は聞かず

 壁の説明書きも見ず、こちらの命まで取ろうとしたよな?」

「いや・・・だからアイテムボックスに入れたお宝が出せずに

 換金できなくて・・・こちらへ相談に・・・」

「それは無理って説明しただろう?」

「いや・・・なので文無しなんすよ」

「そうか?分かった!」

空間座標指定・・・範囲指定・・・収納

「うえ?おお?なんだ?」

「支払いは身ぐるみ剥がしてもらったぞ?それと魔石だ」

「魔石?」

「ん?知らないのか?人間にも魔石はあるぞ!」

「ええ?そうなのか?」

「魔素を吸って育って体内で結晶化した物が魔石だぞ?

 だから魔法やスキルが使えるんだ!」

「知らなかった」

「お前達の魔石は取ったから魔法もスキルも使えないからな」

「なんて事をしやがるんだ?!」

「だから迷惑料だろう?出てけ!」

「うわーちくしょー」

「迷惑な奴らだ~」

「いいんすか村長?あいつら・・・」

「いいんだよ!ああしておけば他の方達の手本になっただろう?

それに奴らは帝国の者達だからなー」

「村長~いつもの悪人顔になってますよって帝国の奴らなんですか?

 それじゃーまた子供達が攫われたりするかもですよー?」

「村人達全員に村人限定装備渡してあるから問題ないよ

 ・・・さて次はオークの集団を捌くかー村の皆に声掛けて来てよ」

「昼飯の後にしますか?」

「昼飯にオーク食べる人もいるだろうから前がいいんじゃないか?」

「それでは、その様にします」

「うん!頼んだよー」


「みんな集まったねー!ではオークの集団出すよー」

オークを5頭づつ出して最後は4匹の全部で29頭でした

「いつもの様に頭と手足は固定してるので体を刺す様に、少しでいいからねー

 あっ!先に魔石を抜いておこう」

空間座標指定・・・範囲指定・・・収納

「それじゃーどーぞ!」

村人達がそれぞれの武器や包丁でオークを刺す、刺す、刺す

「みんな刺した?刺してない人いる?

 ・・・ああっ!ゴードンさん達も次いでに刺しておきますか?」

「・・・刺すってなんだ?」

「レベル上げですよ」

「レベル上げ?」

「魔物を倒すと経験値が入るでしょう?」

「オーク29頭分の経験値ならレベルも上がるでしょう?」

「村人達も経験値入る様にしてるのか?」

「ええ!皆さんが泊まった宿屋のメイヤさんはレベル78ですよー」

「俺たちより上なのかよ!!」

「あそこの飴舐めてる子はレベル28ですよー」

「あんなに小さいのに?・・・俺もやってくる」

「ああ、あっしも」

「わたしもー」

そう言ってオークの集団に一刺しづつ刺していく


「それじゃー・・・よっとー」

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・切断

オークの首を全頭落とす

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・収納

「おおおーレベルが上がったぞ」

「わっしも」

「あたしもーあたしもー」

「・・・次にオークの集団が出没する原因となった・・・山鯨です

 これが出たのでオークの集団がこちらに来たんですねー

 ちょっと小さくして出すねー」

収納内座標指定・・・山鯨・・・範囲指定・・・縮小・・・縮小山鯨固定

全長3~4㎞ある山鯨が4m程度になって皆の前に出る

「山鯨も動けない様に固定してるので体を刺す様にねー、それじゃーどーぞ!」

村人達がそれぞれの武器や包丁で山鯨を刺す、刺す、刺す

「みんな刺した?刺してない人いない?・・・それじゃー・・・よっとー」

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・切断

山鯨が真っ二つに分かれる

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・収納

「おおおーレベルが5も上がったぞ」

「わっしも5~」

「あたしもーあたしもー5上がったよ!」

「みなさん随分上がりましたねー!村の子達も上がったようだし良かったー

 それじゃーオークも山鯨も1㎏のブロックに切り分けるので肉屋で

 素材はギルドで購入よろしくね~!」

それでは肉の切り分けと素材剥ぎするかー

オークを取り出して

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・皮・・・収納

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・骨・・・収納

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・肉・・・切断

空間座標指定・・・範囲指定・・・オーク・・・肉・・・1㎏に切断


収納内座標指定・・・山鯨・・・範囲指定・・・原寸大・・・拡大山鯨固定

次に山鯨を取り出して

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・皮・・・収納

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・骨・・・収納

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・肉・・・切断

空間座標指定・・・範囲指定・・・山鯨・・・肉・・・1㎏に切断

よし!肉は肉屋の倉庫へへ他はギルドの倉庫へへ転移

ついでに土産と注文の品も各々へ転移

これで仕事完了ですねーっと・・・帝国の奴らはいつ頃来るかな?

お昼はオークの肉で焼肉でもするかな~?

って事で家に帰ろう

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